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2024年10月22日

簡単な計算問題をいつまでたってもひっ算でやる問題

娘が学校や塾の宿題をやっているのを近くで見ていると、その計算をひっ算でまだやるか?とイラっとくることが多々あります。

私が見ただけでも何度も同じ計算してるのに、まだ暗算できないか!と。

また、異常に効率が悪く、間違えやすい計算方法で計算し、案の定時間がかかったあげく間違えたり。

今回は、簡単な計算を暗算できなかったり、効率が悪い計算方法をかたくなに続けることについて考えていきたいと思います。

何度同じ計算をしていても、暗算せずひっ算でする謎


公文やそろばん教室に通っていなくても、遅くとも中学生くらいになれば、暗算できるようになる計算式があると思います。

例えば25×4,60÷5,12×12など何度も繰り返し出てくる計算。
72時間は何日か、180分は何時間か、20分は何時間かのような時間の問題。
540÷180、720÷180のようなや角度の問題のように、決まった数を使うものもそうかもしれません。

これらは中2ともなれば最低20回、60÷5に至っては100回は出てきたんじゃないかと思われる。それだけやればいくらなんでも覚えるだろう、と思うじゃないですか。

未だに娘はひっ算で計算するのです。

当然12×5もひっ算します。60÷5と合わせて200回は出てるんですけど!

35×2も、45×2もひっ算。

これは一体どういうことなのでしょう?

効率が悪く間違えやすい方法でひっ算をする謎


ひっ算問題は、暗算できそうなものをひっ算するだけではありません。

125×0.003や125×3000、5400÷1800のように、0が続く桁数の多い数をそのままひっ算するのです。

普通は0.003や3000を3にしたり、5400や1800の00を消して計算した方がミスが少なく簡単だと思うのですが、0.003や3000、5400や1800をそのまま書いてひっ算するので、桁がズレて結果間違えるのです。

何度も、まず簡単な式にして計算した方が良い、と注意しているのですが、本人は「その方法でやった方が間違える確率が高い」と言う。

確かに0.003や3000を3にして計算した後で1000倍することを忘れる。100倍にしてしまう、などで間違えることもあり、娘の言うことが絶対違うとも言えないのが悲しいところです。





ひっ算問題は計算用紙や計算スペースでも発生する


ひっ算問題は計算そのものだけではありません。

テストなど、答えを出すための計算をするスペースが限られている場合でも、問題が発生します。

暗算でもできるような計算や、余計な桁数を残したまま計算することで、そもそも計算用の余白がそれほど無いテストの場合、余白の狭いところでやってスペースが足りなくなり、だんだん字を小さくして計算したあげくわからなくなる。別の計算と重なってしまい間違える。

間違えるまでいかなくとも、何が何だからわからなくなって、再計算する羽目になり、余分な時間を食ってしまうのです。

何度それでミスしたことか。。。





娘がひっ算をする理由 娘の言い分


なぜ暗算できそうな計算をひっ算するのか。

何度も娘に聞きました。

娘の言い分はいくつかあり、1つは先ほども書いた通り、暗算した結果間違えることの方が多いから、間違うよりはひっ算した方が良い。

もう1つは我が耳を疑う内容だったので、ぜひお知らせしたい

宿題やテストなどの計算用紙、スペースに計算をたくさんしてある方が頑張ってると思われるから。

特に宿題の場合、計算を書きまくってなかったら答えを見たと思われる。とのこと。

んなわけあるかい!

逆に余計な計算をしまくってるのを先生が見たら、「混乱してるなー」「こんな効率が悪い計算して、やっぱり数学苦手なんだなー」としか思われない。

逆にマイナスイメージだと思われます。というか、忙しくてそこまで見てなどいない

娘がひっ算をする理由 私の考え


なぜ娘がひっ算をするのか。

私も娘を小さい頃から見ていて、思うところがあります。

おそらく数の概念というか、センスが無いのだと思う。

まず、2×100は2に00を追加するだけだ、というのを覚えさせるのがものすごく大変だったこと。

そして、小数点第2位を四捨五入、とか100の位で四捨五入という問題も苦手で本当に苦労した。というか、これは今でも怪しい。

これら2つは、普通にセンスがある子は何が難しいかわからない、勉強する必要もないくらい簡単なんじゃないでしょうか。

でも、センスが無い子は見事につまずくのです。

そして最大の鬼門は計算の工夫という単元。何度説明しても会得できなかったのです。
ちなみに計算の工夫とは、例えば98×2の計算を、100×2をしてから、4を引くという計算方法でやるというもの。

98は100から2を引いた数、ということを使って計算をするのは、センスがない子にはとても難しいのです。ひっ算で98×2をした方が早いし確実なのです。

計算ミスをしないように簡単な形にして計算しましょうという意図で学ぶ計算の工夫なのに、工夫する方が難しく、結局間違えてしまうことが続き、そのまま計算した方が早く正解にたどり着ける、という意識が植え付けられてしまったように思うのです。

中2の今、多少は改善されてはいるものの、未だにほぼひっ算で計算をしています。

ただ、以前よりは計算ミスが減ってきています。ひっ算もやり続けると正確になってくるのかもしれません。





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中学生の娘をもつ母です。勉強嫌いな娘がなぜか進学塾へ通うことになり、親子で日々混迷を極めている様子を綴っていければと思います。
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