今回は最重要記事と言っても良いと思う。今苦労している最大の原因についてお話できればと思います。
小学校の時苦手で克服できなかった例のアレ。中学では科目をまたいで難しくなって登場します。
小学校の時ちゃんと理解しておくべきだった、最大の後悔は「割合、速さ、関数」
娘が小学校でこれだけは理解しておくべきだったと悔やんでいること。
それは算数の「割合、速さ、関数」です。
そんなこと知ってるよ、との声も聞こえてきます。
「割合、速さ」が壁かつ重要なことは、そりゃもう昔から口を酸っぱくして言われている。
が再度、声を大にして言いたい。
「割合、速さ、関数は数学だけではなく、理科、なんなら社会など科目を超えて凶悪になって追ってくるぞ!」と。
「割合、速さ、関数」は科目を超えて凶悪になって追ってくる
具体的に見てみましょう。
中1の理科では水溶液で濃度、音ではヘルツや音の速さ、ばね、地震のP波S波など。
社会では人口や工業品・特産物の割合など。
全て「割合、速さ、関数」が必要なのです。
しかもタチが悪いのは、理科では実験の説明を伴う文章題や、付随したグラフや表から読み取る必要があったりすること。
小学校の簡単な割合の文章題が出来ていない娘に、理科の実験の説明が長い文章で記述され、グラフが図1,図2として隣にあるような問題が解けるわけありません。
いや、解ける解けないの前に、問題の理解すら難しい。
この、グラフの意味がわからない、何も読み取れない問題については、後日また書きたいと思います。
とはいえ小学校時代に全くやっていなかった訳ではないのがイタい。。
もちろん小学校の時に「割合、速さ、関数」を放っておいた訳ではないのです。
中学でここまで理科で困るとは想定していなかったとはいえ、小学校の頃も算数では困っていたので多少やってはいたのです。
もちろん小学校の理科でも必要でしたし。
「青のリボンは赤のリボンの何倍でしょう」という問題、何度もやりました。
何度やっても間違えるので途方に暮れながらも、小6の最後あたりにはなんとなくできるようになってはいた。
速さ、関数についても同様です。
出来たり出来なかったりしつつ、基本の文章題はなんとかできるようにはなっていたのです。
でも、今から思うに、基本の文章題が出来る位では中学校の理科は太刀打ちできなかったのです。
算数の応用の文章題が出来るようになっていないと中学の理科は無理ゲーだった。
中学の理科の為に、小学生のうちに算数の応用文章題を理解しておくことを強くお勧めします。
今思えば、小学算数の文章題の応用問題は、出来る子や中学受験する子がやるものだ、と私は思っていたかもしれません。
もちろんあまりにトリッキーな問題はそうでしょう。
しかし、です。
こと割合、速さ、関数に関しては、特に理科の内容が文章題になっている応用問題は小学生の時にちゃんと理解しておくべきだったと今になって切にそう思います。
小学算数にある理科の内容の文章題、例えば食塩の濃度、ばねなどですが、小学算数では応用ですが、中学理科だと基本になるのです。
その間を埋める勉強などしてくれないのに。
かくして、定期テスト勉強の時に理科が全く出来ないことが発覚し、どうにか理解しようとしても後の祭り。
他の科目もある中、小学算数まで戻ってやり直す時間なぞないのです。
とは言え、割合、速さ、関数は時間がかかったとしても、苦しいとしても、小学生の内に応用問題まで理解しておくことをお勧めします。