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2024年10月24日

興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法

暗記教科と言われている社会。中学受験では社会と理科は後回しで良いとか、社会が苦手なのは暗記が苦手な子、のようなことが定説とされています。

これって本当なのでしょうか?暗記できれば社会が出来るようになるのでしょうか?

今回は、5教科中、社会が2番目に苦手な娘で、社会が苦手ということと、歴史の点を上げた方法について考えてみたいと思います。

小学生の頃から社会が苦手、興味も全く無し


小学生から社会には地理、歴史、公民の3つの科目があります。
娘はこの3つ、どれもまったく興味が無かった。

地理、歴史が幼少の頃から大好きで、本や歴史マンガを読んだりお城に行くなど、積極的に関わっている子も多いでしょう。
うらやましい。

また、桃鉄で遊んでいるうちに地名や名物を覚えてしてしまった子も多いでしょう。
うらやましい。

そう、娘は歴史も地理も全く興味なし。ましてや公民なんてさっぱり。そんな子は、いくらマンガであっても歴史は読まないし、ゲームであってもやらないのです。フォートナイトヤプロセカはやるのに。

一応私も娘が幼稚園の頃に、公文の日本地図パズルを買って一緒にやりました

歴史マンガも揃えました

でも、日本地図を覚える程パズルをやりこむことは無かったし、歴史マンガにも全く興味を示さず読んでいません。桃鉄はどうせやらないと思って買わなかったのですが、もしかしたらやるのかも?と淡い期待が捨てきれないのも哀しい。

つまり、社会に全く興味が無いのです。

ちなみに、娘はやらなかったが、買ったのは以下のものになります。

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歴史の勉強はしているのに出来ない理由 基礎編


興味が無いながらも、定期テストで社会を受ける必要がある以上、勉強はします。
問題集なんてテスト範囲を2〜3周は繰り返しているのです。
範囲の1問1答問題に至っては、社会の勉強を始める前にウォーミングアップとして繰り返し取り組んでいるのです。

それなのに、なぜか毎回点数が微妙、それどころか良くないのです。

なぜなのでしょうか?

テストが返ってきて見直しをしてみると、その理由がなんとなくわかります。勉強したのに間違えている問題ばかりなのです。

ズバリ、娘は同じ事柄を問う問題なのに、表現が変わるとわからなくなるのです。

勉強していた問題集と全く同じ問題が出れば、おそらく良い点が取れるのです。が、少し違う角度から問題が出ると、もうわからなくなる

例えば、

秦の始皇帝が建設したものはなんでしょう→万里の長城
万里の長城が作られた理由を書きなさい→ 北方民族からの攻撃に備えるため

上記のように勉強に使用した問題集にある表現や単語で、完璧に覚えていたとします。

ところがテストで

秦が中国を統一した後、北方の脅威に対抗するために建設された世界遺産は何でしょう。

という表現になって問題が出ると、もう娘はわからなくなるのです。

北方の脅威??世界遺産??出たことがない表現に混乱するのです。

歴史は原因・結果まで理解しないと解けない問題が多い


そして、歴史苦手民にとっては更に大きい壁がある。
それは歴史は出来事の原因・結果まで理解していないと解けない問題が多い、ということ。
1問1答のような問題はほぼ出ない
のです。

なんと言っても歴史は太古の昔から現在に繋がる長いストーリー。
何でこの出来事が起こったのだろう、それでどうなったのだろう、その時海外の状況と、それが日本にもたらした影響は、など、記憶する事柄が膨大
興味を持って覚えないと、とてもじゃないけど無理ゲーなのです。

娘のような歴史に興味がない子にとって、歴史の苦手を暗記の得意、不得意の問題として、勉強時間や努力でどうにかなるほど甘くないと思うのです。





興味が無く、苦手な歴史の点が上がった方法を紹介


とは言え、娘に歴史を好きになれ、と強制してもそれは無理と言うもの。

中2の1学期まで問題集を3周しても点が取れないことが続き、勉強方法を色々試行錯誤していたところ、やっと多少手ごたえを感じる勉強方法を見つけました。

娘はこの方法にして、今まで平均点が取れなかった社会で初めて平均点以上取れるようになりました!
その方法を以下で紹介します。

その方法とは、「教科書と資料集を並行して読む」こと。

当たり前かと思われるかもしれませんが、興味の無い文章を読むのが苦痛すぎて、娘はやっていなかった。
問題集を3周する方が、勉強している感じもするし楽なのです。
が、やはり歴史は細切れで覚えても点が取れない。苦しくても流れや背景を理解する必要があるのです。

教科書と資料集の並行読みの利点として、意外とその2つで違う表現や印象になっていること。地図や絵、図も違うものが使われているだけで印象が変わるのです。
もちろん地図、地名も必ず確認します。

娘はこの方法にして、今まで平均点が取れなかった社会で初めて平均点以上取れるようになりました!
中2の2学期中間テストで、なんと20点くらい点が上がりました

娘曰く、歴史の勉強に初めて手ごたえを感じた、とのこと。やはり今まで大量の意味不明な単語をただ覚えていただけだったのです。

基本的に歴史に興味が無いのは変わりませんし、まだまだ道のりは遠いですが、とっかかりが出来たことがうれしい。

今回は歴史だけですが、もちろん地理も苦手なので、地理でも教科書、資料集の並行読みが効果的かぜひ確認してみたいと思います。





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中学生の娘をもつ母です。勉強嫌いな娘がなぜか進学塾へ通うことになり、親子で日々混迷を極めている様子を綴っていければと思います。
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