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2024年11月14日

中学生の勉強 親が見る派 VS 子に任せる派

子供の勉強をどこまで親が見るかという問題、小学校の頃から各家庭によって非常に違いがあります。

「見る」と言っても、スケジュールの管理から宿題、勉強までをフルで教えるという完全管理型から、宿題をやってるか確認する、という軽いチェック型まであるので、かなり内容も違う。

しかし、中学生になったらどうでしょうか。

勉強内容が難しくなる。子供も反抗期になる。など小学生の頃と違って親が見ようにも難易度が高くなります。

定期テストの日程はわかっても、日常的に行われる小テストや宿題、提出物まで把握するのは結構大変。

そもそも中学生にもなって親がそこまで手をかけて良いのか?自分で出来るようにしないとダメなのでは?こんな自分って毒親かも?という不安もあります。

我が家の娘、小学生の頃は完全管理型 理由は自分ではできなかったから


小学生の勉強をどこまで手伝うかについて、我が家の娘はズバリ!私が全て見ていました。
公文や塾の宿題やテストもです。

理由は簡単。
任せておくとやらないし、言ってもやらない、やったとしても算数はできないからです。

親がいつまでも見ていると自分で出来なくなる。
自分が困った体験をしないとやるようにならない。
などの意見はもちろん理解しているし、ごもっともでしょう。

私だって任せたいのです。
自分でやって出来た!わかった!という成功体験を積んで欲しいのです。

でも、やらない子はやらないし、出来ない子は自分がわかっていないことが、わからないのです。。。

出来なかった問題を解きなおしたり、説明を読んだりして理解するって、それってもう出来る子の話だと思う。

娘は算数が苦手なので、親が教えないと本当に勉強についていけなくなるのです。
親が教えることで、やっと基本の問題は解けるようになる、という感じ。

中学受験で塾についていくための家庭教師を雇う、という話を聞いたことがありますが、まさにそれのレベルが低いバージョンです。

娘の自主性に任せて、自分で理解できるようになるまで待っていたら、おそらく小学2年生あたりで、全く何もできなくなると思う。

人生何においてもやり直すことは可能かもしれませんが、2年生で落ちこぼれたらやり直す気にもなりません。

娘がどれだけ算数のセンスが無いのかを恥をしのんで書いてみた記事はこちら。
算数が苦手な娘、小学校低学年で一体どこでつまずいたのかを記録しておく


中学生の娘 勉強を親が見る理由


そして中学生になり、勉強は難しくなりました。
でも未だに我が家は私が勉強見ています。。。

塾の宿題も、定期テストのための勉強も見ています。声掛けや確認などのチェックではなく、家庭教師並みに勉強を見ている。解き方を教えています。

周りを見回してみると、さすがに小学生の頃よりも親が勉強を見るというご家庭は減ってきている。
が、いることはいるのです。

「テスト前は親の特訓がある。」「塾のテスト勉強期間は塾を休んで、親が見る」というご家庭の話、ウチの周りではそこまで珍しくはない。

なぜなのか。それは結局子供の現状と、現実的にできることを一番理解しているのは親だからなのではないでしょうか。

塾は全生徒が最大公約数的に良い結果が出るようにするのが仕事。
親は我が子1人が最大の結果を出せることをするのが仕事だからでしょう。

我が家は定期テスト対策期間中は基本的には塾には行かせます。が、問題集のどれをやって、どれをやらない、どの教科にどれだけ時間をかける、かけない、捨てる問題などは娘と話し合って、一緒に決めています。

本人に任せると、おそらく理解できもしない難問に時間を掛けたり、覚えればできるところを流したりすると思う。

具体的には、数学、理科の応用問題を時間をかけてやっても、娘はテストではほぼできないのです。だったらその時間を覚えればできる古文、漢文、英語に回した方が良い。

塾は全ての教科で良い点を取れ、難問が解けるようになれと言うので、そこは親がこの教科(娘の場合は数学と理科)は平均点で良いと言うことで、子供も効率の悪い勉強をしたり、プレッシャーを感じずに済むと思うのです。

どうしても点数が取れない教科がある子について考えてみました 
学年順位と成績に関係はあるのか? 中位層の場合


中2になり、少しずつ自主的にできるようになってきた


ここまで親がほぼ付きっきりで勉強、しかも勉強方法までも見ていたのですが、中2になり、なんと少しづつ自分で出来ることが増えてきました

塾で出されたテキストや定期テスト範囲の問題集を全てやるのではなく、自分の現状の能力を考えて、現実的にどの問題までを理解できるようにするべきか、どの問題を捨てるかを判断できるようになってきたのです。

もちろん今も私と話合ってから決めていますが、娘なりになぜこの勉強をするかの理由が言えるようになってきた。

娘がここまでできるようになったのは、今まで親が一緒にやっていたからだと思うのです。

そうでなければ娘のような子が、効率的に最大の効果を出すような勉強内容を考えることができるようになるとは思えないからです。

子供によってはある程度は親の手伝いは必要だと思う、という話でした。


posted by おもち at 20:10| 原因と対策の考察
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中学生の娘をもつ母です。勉強嫌いな娘がなぜか進学塾へ通うことになり、親子で日々混迷を極めている様子を綴っていければと思います。
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