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2016年07月04日

謹慎中にチャンスをつかんだ男・東国原英夫(ひがしこくばる ひでお) (しくじり先生)

しくじり先生に東国原英夫(ひがしこくばる ひでお)さんが講師として登場しました。それについて書きます。

東国原英夫のしくじりとは

ビートたけしの弟子として、たけし軍団に所属して芸人をしていた東国原氏。
その後、政治家に転身し、宮崎県の知事や衆議院議員を務めた。

彼の人生はなかなかに波乱万丈であり、今回の放送でもいろいろなエピソードが語られた。

その中で私が印象に残った部分を書くことにする。

謹慎中はチャンス

フライデー襲撃事件や淫行騒動などで、活動を謹慎した経験のある東国原氏。

謹慎中、師匠であるビートたけし氏からこんなことを言われたという。

『今がチャンスだぞ』

この言葉を東国原氏は、「新しいことに挑戦するチャンス」という意味だととらえた。
そして、小説を書いて作家デビューしたり、政治家を目指して大学に入りなおしたりした。

これらの経験から、

「絶望的なピンチの中にも、希望のチャンスは必ずある」

と感じたという。

「政治家になる」という夢

東国原氏は少年時代から、「芸人」か「政治家」になることを夢見ていたという。

結果的に、どちらの夢も叶ったことになる。

しかし、芸人時代には不祥事で謹慎し、政治家としてはハニートラップに何度もひっかかるなど、いくつもしくじってきた。
そんな経験から、彼はこう語る。

「夢を叶えたとき、気が緩む」
「追い風のときが一番危険」

そして、しくじらないためのひとつの方法として、

「全ては夢の途中だ、ということを自覚する」

という考え方をするといいのでは、と提案していた。

全ては夢の途中

政治家になることが夢だとしても、

「当選した。夢が叶った。はい終了。」

というわけではない。
政治家になって、何を成し遂げるかが重要なのではないだろうか。

つまり、政治家になるのはスタート地点である。
夢の途中とは、そういうことであろう。

まとめ

東国原さんの話は、驚きのエピソードがたくさんあり、おもしろかったです。

また、話の構成が上手くて聞きやすく、引き込まれました。

人の心を動かす術に長けているんだなと感じました。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


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2016年06月05日

ある本の影響で、ひとつの国が生まれた。その本を書いた男・マルクスのしくじりとは? (しくじり先生)

しくじり先生の「しくじり偉人伝」にて、カール・マルクスについての授業がありました。それについて書きます。

カール・マルクスとは?

カール・マルクス。

彼は「資本論」などの本を書き、世界経済に大きな影響を与えた人物である。

人類史上最も読まれた本は「聖書」であり、聖書の次に読まれたのがマルクスの「資本論」であると言われている。

資本論とは?

それほどまで多くの人に読まれたという資本論とは、一体どんな内容なのか?

今回の授業の講師であるオリエンタルラジオ中田先生の解釈によると、

『お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう』

というものであるという。

資本論が世に与えた影響

資本論の影響で、ひとつの国が誕生した。

その国の名は、ソビエト社会主義共和国連邦。通称・ソ連である。

ソ連は、平等な社会を実現するために生まれた国である。

つまりマルクスは、ひとつの国ができるほど世の中に影響を与えた人物なのである。

マルクスってどんな人?

マルクスは、ドイツの裕福な家庭に生まれた。
有名な大学を卒業したが、定職につかず、今で言うところの高学歴ニートだったという。

生活費を親友のエンゲルスに援助してもらって生活するという、いわゆるヒモだったようだ。

ニートでヒモだった男が資本論を書いた

ニートでヒモ。
この言葉だけ聞くと、ただのダメ人間のように思える。

しかし、中田先生の見解によると、『ニートでヒモだったからこそ、資本論が書けた』という。

資本論の内容は、「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう」というもの。

お金持ちの人は、そんな内容の本は書かない。
貧乏な人は、格差をなくしたいが、本を出版することなどできない。

マルクスはお金は無いが、援助してくれる人がいた。
だから資本論を書くことができたのである。

平等な社会を目指す国・ソ連

資本論の影響で誕生した国・ソ連。

しかしソ連という国は、1991年に崩壊した。

ソ連の誕生は、マルクスの死後だった

資本論という本は、「格差のある社会システムは崩壊する」という内容で締めくくられているという。
格差社会が崩壊した後はどうなるのか、という部分については書かれていなかったのである。

ソ連が誕生したのは、マルクスの死後である。

ソ連の人々は、資本論の考え方をもとに、平等な社会を目指した。
しかし、結果的にソ連は崩壊した。

マルクスのしくじりとは?

ソ連は、農業、商業、政治などの各分野でパニックがおこり、崩壊した。

中田先生によると、マルクスのしくじりとは、

「人類に夢を見せるだけ見せて、大パニックに陥れたこと」

であるという。

まとめ

マルクスが生きていたら、ソ連は崩壊しなかったのだろうか?
歴史に対して「もしもこうだったら」などと言っても、どうしようもないわけですが。

格差をなくすというのは、想像以上に難しいようです。

格差があるのが当たり前の世界で、どのように生きるか。
そこを考える方が、建設的かもしれません。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


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2016年04月23日

芸人・はんにゃ川島の身に起こった異変 (しくじり先生)

しくじり先生に講師として、芸人・はんにゃの2人が登場しました。それについて書きます。

はんにゃのしくじりとは?

はんにゃは2005年にデビューし、2009年ごろに「ズクダンズンブングンゲーム」というネタでブレイクした。

当時は大人気で、アイドルのような扱いを受けていたという。
一説によると、経済効果は10億円以上だったと言われているらしい。

しかし今では当時の人気は見る影も無い・・・

なぜか?

本人たちの分析によると、「大学生レベルなのに芸人になってしまったから」だという。

ブレイク時の忙しさが招いた悲劇

お笑いの能力が大学生レベルとはいえ、時代の流れに上手く乗り、ブレイクすることに成功したはんにゃ。

しかし、ブレイクして忙しくなったことが、悲劇を生むことになる。

忙しすぎてまともにネタを考える時間がなく、ネタの質が著しく低下してしまったのだ。

大学生レベルだったのが、小学生レベルにまで低下。

もはや大人は全く笑わなくなっていたという。

たくさんいたファンが消息不明に

ネタのレベルが低下するとともに、たくさんいたファンたちが急速にいなくなった。

ブレイク時にもらったファンレターに、

「一生はんにゃLOVEです!」

というようなことがたくさん書いてあったこともあり、はんにゃの2人は、

『ファンが神隠しにあったのでは?』

と心配している。

あまりにもたくさんの人間が消息不明になっている。
迷宮入り寸前の未解決事件である。

デビュー6年目、お笑いの勉強を始める

デビュー6年目にして、お笑いの勉強を始めたはんにゃ。
漫才に挑戦することを決意。

当時の大きな賞レースである「THE MANZAI」に挑戦した。

しかし・・・

THE MANZAI で爆スベリ

THE MANZAIで爆スベリしてしまった。
※聞きなれない言葉だが、異常にスベったということらしい。

これが原因で、完全に自信を失くしてしまう。

そしてお笑いから目をそらすようになり、コンビ仲が冷め切っていく・・・

はんにゃ川島に起こった異変

コンビ仲が完全に冷め切っていた2014年11月4日。
はんにゃ川島の体が腎臓ガンであることが発覚する。
32歳であった。

当時、川島が付き合っていた彼女は妊娠しており、結婚することが決まっていた。

川島のガンが発覚してから彼女は、

『ガンの手術は大変だと思う。私も出産がんばるから、お互いがんばろう』

と言ってくれたという。

病気が発覚してから

病気が発覚して、手術を受けた川島。
いろいろなことがあって、それまで冷め切っていた相方・金田との関係性も改善されてきた。

もう一度2人でがんばろう。
そんな思いで、はんにゃは再びスタートを切った。

まとめ

川島さんは言いました。

『どんな人にも病気のリスクはある。準備をしておくべき』

病気のリスクを考えて、保険に加入している人もいると思います。
しかし、「自分は大丈夫だろう」と油断している人も結構いると思います。

大きな病気にならない人もいるので、どちらが絶対的に正しいのかはわかりませんが・・・


はんにゃの場合、川島さんの病気をきっかけに、冷め切っていたコンビ仲が改善されました。
マイナスと思える出来事の中にも、プラスに捉えられる部分があります。

起こった出来事を、どのように捉えるか。
捉え方によって、未来は大きく変わります。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
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