2016年06月05日
ある本の影響で、ひとつの国が生まれた。その本を書いた男・マルクスのしくじりとは? (しくじり先生)
しくじり先生の「しくじり偉人伝」にて、カール・マルクスについての授業がありました。それについて書きます。
カール・マルクス。
彼は「資本論」などの本を書き、世界経済に大きな影響を与えた人物である。
人類史上最も読まれた本は「聖書」であり、聖書の次に読まれたのがマルクスの「資本論」であると言われている。
それほどまで多くの人に読まれたという資本論とは、一体どんな内容なのか?
今回の授業の講師であるオリエンタルラジオ中田先生の解釈によると、
『お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう』
というものであるという。
資本論の影響で、ひとつの国が誕生した。
その国の名は、ソビエト社会主義共和国連邦。通称・ソ連である。
ソ連は、平等な社会を実現するために生まれた国である。
つまりマルクスは、ひとつの国ができるほど世の中に影響を与えた人物なのである。
マルクスは、ドイツの裕福な家庭に生まれた。
有名な大学を卒業したが、定職につかず、今で言うところの高学歴ニートだったという。
生活費を親友のエンゲルスに援助してもらって生活するという、いわゆるヒモだったようだ。
ニートでヒモ。
この言葉だけ聞くと、ただのダメ人間のように思える。
しかし、中田先生の見解によると、『ニートでヒモだったからこそ、資本論が書けた』という。
資本論の内容は、「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう」というもの。
お金持ちの人は、そんな内容の本は書かない。
貧乏な人は、格差をなくしたいが、本を出版することなどできない。
マルクスはお金は無いが、援助してくれる人がいた。
だから資本論を書くことができたのである。
資本論の影響で誕生した国・ソ連。
しかしソ連という国は、1991年に崩壊した。
資本論という本は、「格差のある社会システムは崩壊する」という内容で締めくくられているという。
格差社会が崩壊した後はどうなるのか、という部分については書かれていなかったのである。
ソ連が誕生したのは、マルクスの死後である。
ソ連の人々は、資本論の考え方をもとに、平等な社会を目指した。
しかし、結果的にソ連は崩壊した。
ソ連は、農業、商業、政治などの各分野でパニックがおこり、崩壊した。
中田先生によると、マルクスのしくじりとは、
「人類に夢を見せるだけ見せて、大パニックに陥れたこと」
であるという。
マルクスが生きていたら、ソ連は崩壊しなかったのだろうか?
歴史に対して「もしもこうだったら」などと言っても、どうしようもないわけですが。
格差をなくすというのは、想像以上に難しいようです。
格差があるのが当たり前の世界で、どのように生きるか。
そこを考える方が、建設的かもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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カール・マルクスとは?
カール・マルクス。
彼は「資本論」などの本を書き、世界経済に大きな影響を与えた人物である。
人類史上最も読まれた本は「聖書」であり、聖書の次に読まれたのがマルクスの「資本論」であると言われている。
資本論とは?
それほどまで多くの人に読まれたという資本論とは、一体どんな内容なのか?
今回の授業の講師であるオリエンタルラジオ中田先生の解釈によると、
『お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう』
というものであるという。
資本論が世に与えた影響
資本論の影響で、ひとつの国が誕生した。
その国の名は、ソビエト社会主義共和国連邦。通称・ソ連である。
ソ連は、平等な社会を実現するために生まれた国である。
つまりマルクスは、ひとつの国ができるほど世の中に影響を与えた人物なのである。
マルクスってどんな人?
マルクスは、ドイツの裕福な家庭に生まれた。
有名な大学を卒業したが、定職につかず、今で言うところの高学歴ニートだったという。
生活費を親友のエンゲルスに援助してもらって生活するという、いわゆるヒモだったようだ。
ニートでヒモだった男が資本論を書いた
ニートでヒモ。
この言葉だけ聞くと、ただのダメ人間のように思える。
しかし、中田先生の見解によると、『ニートでヒモだったからこそ、資本論が書けた』という。
資本論の内容は、「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう」というもの。
お金持ちの人は、そんな内容の本は書かない。
貧乏な人は、格差をなくしたいが、本を出版することなどできない。
マルクスはお金は無いが、援助してくれる人がいた。
だから資本論を書くことができたのである。
平等な社会を目指す国・ソ連
資本論の影響で誕生した国・ソ連。
しかしソ連という国は、1991年に崩壊した。
ソ連の誕生は、マルクスの死後だった
資本論という本は、「格差のある社会システムは崩壊する」という内容で締めくくられているという。
格差社会が崩壊した後はどうなるのか、という部分については書かれていなかったのである。
ソ連が誕生したのは、マルクスの死後である。
ソ連の人々は、資本論の考え方をもとに、平等な社会を目指した。
しかし、結果的にソ連は崩壊した。
マルクスのしくじりとは?
ソ連は、農業、商業、政治などの各分野でパニックがおこり、崩壊した。
中田先生によると、マルクスのしくじりとは、
「人類に夢を見せるだけ見せて、大パニックに陥れたこと」
であるという。
まとめ
マルクスが生きていたら、ソ連は崩壊しなかったのだろうか?
歴史に対して「もしもこうだったら」などと言っても、どうしようもないわけですが。
格差をなくすというのは、想像以上に難しいようです。
格差があるのが当たり前の世界で、どのように生きるか。
そこを考える方が、建設的かもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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