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テレビ番組「しくじり先生」にて、元プロ野球選手・江本孟紀が講師として登場した。


江本は現役時代、暴言でたびたび問題を起こしてきた。
そんな経験から、彼はこんなことを言っていた。

『嫌いという思いは、必ず両思いになる』

この言葉について考えてみる。

例えば、ＡさんはＢさんのことが嫌いだとする。
すると、ＢさんもＡさんのことが嫌いになっていく、ということである。

表面上は仲良くしているように見せても、嫌いだという気持ちを完全に隠し切るのは難しいものである。

嫌いな気持ちは伝わる。
「自分は相手のことを嫌いだが、相手からは嫌われたくない」
という考えを抱きがちだが、そんな都合のいいことにはならない。

人を嫌うのには覚悟が必要である。


人に嫌われたくないからといって、嫌われないように気をつけて生きていたとしても、すべての人に好かれるのは難しい。
世の中にはいろんな人がいる。
人を嫌いにならないのも難しいし、人に嫌われないのも難しい。

「人を嫌いになること」
「人に嫌われること」

これはもう仕方のないことだと受け入れる。
受け入れた上で、どう生きるかを考える。


嫌いな人に対して、真っ向から反発するのもひとつの選択肢ではあるが、そんなことをしても相手が自分好みに変わってくれるとは限らない。
余計に関係性がこじれて、取り返しのつかないことにもなりかねない。

他人を変えるのは難しい。
他人が変わってくれることを期待してはいけない。


嫌いな人とは距離を置く。なるべく関わらないようにする。
波風を立てたくないなら、そうするのがいいだろう。

しかし、どうしても距離を置けない場合もある。
そんなときはどうすればいいのか？


相手を変えることができないなら、自分を変える。
というのがよく言われる解決法である。

・相手に対する態度を変える。
・相手の立場になって考えてみる。
・相手の良い所を探す。

などの方法が挙げられる。

これらの方法で改善されればそれはそれでいいのだが、『何で自分が、嫌いな奴のために変わらないといけないんだ！』ということで、納得できない人もいるだろう。

そんな人には、「自分のレベルを上げる」という方法を提案したい。


嫌いな人との距離を置けないのは、相手と関わらなければならない立場にいるからである。
つまり、同じステージにいるからだと考えられる。

自分のレベルを上げて違うステージに行き、相手と関わらなくても良い状態を作り出す。
仕事でいうなら、出世するとか、スキルアップしてより上のグループに移るなど、嫌いな人との接点をなくしていく。

この方法も結局は「自分を変える」ということなのだが、「嫌いな相手のために自分を変える」ではなく「自分のために自分を変える」という考え方である。


・嫌いな人がいる状況を活かして、自分を成長させよう。


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テレビ番組「しくじり先生」に、元プロ野球選手の新庄剛志が講師として登場した。


新庄はプロ野球選手として、阪神タイガースで活躍していた。
その後、ＦＡ権を獲得したことにより他球団への移籍を考えた。

すると、阪神タイガース、横浜ベイスターズ、ヤクルトスワローズからのオファーがあった。
提示された金額はそれぞれ１２億円。

しかし新庄は、メジャーリーグのニューヨークメッツとの契約をした。
その契約金は２２００万円。

金額的に考えたら日本の球団に入った方が良いと考えられるが、新庄はメジャーリーグを選択した。


メジャーとの契約を発表した後、世間からは、

『日本の恥だ』
『お前みたいなのが行くな』
『メジャーでは通用しない』

などと批判された。
家族にも相談せずに決めたため、父親からは『勝手にせぇ！』と怒られたという。


しかし新庄は、その状況が嬉しかったという。
なぜなら、

「これだけ反対されている中で、メジャーで成功した時には、みんなを驚かすことができる」

と考えたからである。


自分のやりたいことを周りの人に反対された時、あきらめてしまう人は多いと思う。
しかし、あきらめずに努力を続けた人だけが、栄光を掴むことができるのだろう。

客観的な意見を参考にするのも大切だが、最終的に決めるのは自分である。
本当にやりたいことがあるのなら、努力して実力をつけて、周りを納得させられる結果を出す必要がある。


メジャーリーグで活躍した後、日本に帰国して北海道日本ハムファイターズに入団。
ファンを魅了するパフォーマンスで活躍した。
そして引退。

野球やＣＭなどによって稼いだ金額は約４４億円。
税金を支払ったとしても２２億円は残ると思っていたが、お金の管理を任せていた人に裏切られ、２２００万円しか残らなかった。
裁判で取り返そうとしたが、結局取り返すことができたのは８０００万円であった。


失ってしまったものはしかたがない。
新庄は気持ちを切り替えた。

『また稼げばいい』

そう考え、現在はバリに住んでいる。
新庄は言った。

『今日が楽しかったらいい、という毎日を過ごせたら一番幸せ』


・逆境を楽しみ、力に変える。
・つらいことがあっても、気持ちを切り替えて前に進む。

これができる人は、強いと思います。


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テレビ番組「しくじり先生」に、ドン小西が講師として登場した。


ドン小西は、自身のブランドを立ち上げ、調子に乗って社員に横暴な態度をとっていた。
しかし結局は失脚したという経験がある。

そんな経験から、彼はこんなことを学んだという。


上に立つ人に必要な要素とは、
「この人に『ついていこう』ではなく、この人を『支えよう』と思える人間かどうか」
である。


いわゆるワンマン社長のような「俺についてこい」系の社長は、上り調子の時は頼もしいかもしれない。
しかし、上り調子がずっと続くわけではない。
ワンマン社長は横暴になりがちで、落ち目の時には社員が離れていく。

長期的な成功を目指すのであれば、社長がなんでも独断で決めるのではなく、社員の意見を聞くなどの姿勢が大切である。

社長といえども１人の人間である。何でも完璧なわけではない。
時には社員に弱みを見せ、みんなで協力して仕事に取り組むことが必要な時もある。

他人に弱みを見せられるかどうか。
そこがひとつのポイントである。


社長といえども１人の人間であり、上司も１人の人間です。
完璧な人間ではありません。

平社員から見れば、社長や上司のやり方に納得がいかないかもしれませんが、彼らも悩み苦しみながら生きているのだと思います。

相手の立場になって考えると、何かが見えてくるかもしれません。


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