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ヒッチハイクをしてきたのは、なんと、エイリアン!? この未知なる遭遇?で、出会った人間もまた新しい自分に遭遇する・・・

皆さんこんばんは月
先日、夜遅くにお金をおろそうと思い、手数料が掛る事を承知で近くのコンビニにいったんですが、
「ま、仕方ない」と思って暗証番号と金額を入力し、その後、受取口でお金を取ろうとした瞬間、5000円と打ち込んだつもりが、500円となっていて、受取口にある500円を財布に入れ、もう一回、同じ手順を繰り返し、結局は深夜手数料を2回も意味もなく払ってしまった事に、「次はちゃんと、見よう」とコンビニのATMコーナーで一人決意した僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます。



さて、今夜ご紹介する作品は、まじかなかじまさんからのリクエスト作品でございます。
いつもいつも、ご覧になってくれてありがとうございます。

その映画とは、下ネタ連発の毒舌エイリアンとオタクの青年2人が繰り広げる爆笑SFコメディ、
「宇宙人ポール」でございます。

正直、面白かった(笑)
コメディー要素もふんだんにあって、それに加え少しだけ感動できたり・・・多分、今回リクエストして頂けなかったら、見ることのなかった作品でしたね。

勿論、コメディー映画なのでお笑いのシーンもたくさんあるんですけど、僕の一番の感想が「こんな宇宙人がいたら楽しいだろうな!!」という感じでした。

今まで、このブログでご紹介したエイリアン絡みの映画は、どれもこれも「人間に敵意を抱いていたり」「襲ってきたり・・・」さらには「誘拐なんかしちゃったり・・・」僕達人間か らしたらいいことなんて無かったんですよね。

でも、今回の「宇宙人ポール」に出てくるエイリアンは、凄くフレンドリー(笑)
一緒に楽しくお喋りしながら、ドライブもしたり、RV(寝泊りが出来るキャンピングカー)を仲良く運転したり・・・・今までのエイリアンに対するイメージを180度変えてしまうような映画でもあるんです。
しかも、今回エイリアンの友達役で、オタク2人を演じるのが、以前ご紹介した「ショーン オブ ザ デッド」にも登場したサイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが再登場しているんですね。

さらに、今作では「宇宙人・エイリアン・未知との遭遇」が作品の軸になっているので、カメオ出演で、「E.T.」の監督スティーヴン・スピルバーグや「エイリアン」で戦う女性を演じた シガニー・ウィーバーも登場するんですよ。

何気に豪華なんです・・・・この映画(笑)

それではここで、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいたグレアムとクライヴがポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇を描いたSFコメディー「宇宙人ポール」のストーリーをご紹介しましょう。

1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。
そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に向かって墜落してくるのを目撃した・・・。

この不可解な出来事から60年。

イギリス人のSF作家クライヴとイラストレーターのグレアムは 、世界中のマニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーでアメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇してしまう。

恐る恐る車内の様子を窺うと、姿を現したのは、“ポール”と名乗る宇宙人だった。
地球を訪れた60年前、政府の秘密施設に拘束された彼は、解剖されそうになったところを逃げ出してきたのだ。

故郷に帰るのを手伝ってほしいと、二人に頼み込むポール。
宇宙人にも関わらず、長年の地球暮らしですっかりアメリカナイズされた毒舌とフランクな性格のポールに驚きつつも、不思議な能力を持ち、人知れず世界中の大 衆文化に影響を与えてきた意外な一面を垣間見たことで、2人は徐々に打ち解けてゆくのだった。

そんな彼らの前に現れたのは、ポールを捕えるために派遣された捜査官ゾイル。
凄腕のゾイルは間もなく、クライヴとグレアムがポールの逃亡を手助けしていることを突き止めてしまう。
そんな危険が迫っている事も知らずに、グレアム達はひょんなことから、宿泊先のRVモーテルで働くクリスチャンのルースにポールの姿を見られてしまい、失神した彼女を置いていく事も出来ずに、仕方無く誘拐してしまうのだった。

目が覚めたルースは、ポールの姿に驚きながらも、自分の知らない世界を彼を通して知った彼女は、徐々に彼らと意気投合していく中 で、グレアムが彼女といい雰囲気になってしまう。

過激なキリスト教原理主義者であるルースの父、モーゼスは、ポールを悪魔だと思い込み、愛する娘をグレアム達から取り戻す為。彼らの後をライフル片手に追いかけるのだった。
しつこいぐらい追ってくる、ゾイルやモーゼスの激しい追撃を危機一髪のところでピンチを何とか切り抜けていく4人!!
そんなドタバタな出来事を通していく内に、次第に彼等は固い絆で結ばれてゆく・・・・

そして、一行は、ポールが行きたがっていた目的地に到着するのだが・・・

しかし、そこに現れたのは彼を迎えにきた宇宙船では無く、ゾイルに無線で指示を出 していたボス・ビッグ・ガイの姿だった・・・・

このピンチを前にして彼等は無事、ポールを故郷の惑星に送り届ける事が出来るのでしょうか?

ラストのシーンで描かれる誰もが予想をしていなかった想像を絶する驚きの光景が
彼らを待っていた・・・。


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さて、今夜ご紹介している「宇宙人ポール」なんですが、一言でいったら「こんな宇宙人がいたら楽しいだろうな」という感じですね。
今作の凄い素敵な所は、宇宙人に対して抱いている僕たちのイメージを、覆すかのような演出で描いているんですね。

上記でも書いたように、今まで登場してきた「エイリアン」ものの映画に登場してきた生物は、人を襲ったり、誘拐とか、ましてや侵略などなど・・・が前提で物語が展開していく訳なんですね。

でも、今回この作品を見て思ったのが、「もしかしたら宇宙人という存在は、侵略や誘拐と思える行動は、映画やメディアの影響を受けてしまい、僕たち人間が勝手に思い込んでいるだけであって、もしかしたら今作に登場してくるポールのような、ただ人間と友達になりたいだけの宇宙人もいるのかな?」と考えさせられるんです。
そう考えたらた最初は戸惑うかもしれないけど、友達になったら純粋に楽しいんじゃないのかなとも思えますよね(笑)

今では、宇宙人というワードが登場したら=地球侵略というお約束なテーマだったんですが、言 い換えればこの流れが普通なのかもしれません・・・この「宇宙人=侵略」というテーマを見事に破って、「宇宙人=人間との友情」とういう逆転の発想で描かれている今作は、ある意味でこのジャンルに新しい「if」の可能性を見い出した映画ではないんでしょうか?

そして、今作のジャンルと言えば、一応はSFコメディー映画となるんですが、おバカなコメディー要素以外でも、見どころのあるテーマが存在するんです。
映画のクライマックスシーンでポールが「今回の旅で皆色々な事を学べたんじゃないか?」というセリフがあるんですが、その意味は、僕が思うに主人公のオタク二人・クライヴとグレアムは、いつもは内気な性格で自分から危ない事をしない人種だったんですね。
でも、 ポールと出会い、一緒に短い旅をして追ってくる敵に勇敢にも立ち向かっていくんです。

そして、彼等は短い時間を過ごしたポールと親友になるんですね。
なぜ、内気な彼らが、こんなにも大胆な行動に出てしまったのか・・・?

これも僕の個人的な感想なんですけど、彼等も心の何所かでは「自分自身変わりたい」と思っていたんだと感じたんです。
でも、そのキッカケがなかなか無い日常だったんです・・・もしかしたら本当は、ポールと出会う以前から「あった」のかも知れないんですけど、彼らが気がつかないだけかもしれないし、気づいても心の中で「自分でなくてもいい」と変われるチャンスを見過ごしてきたんですね。

でも、今回は彼らの大好きで会うことを子どもの時から夢見た宇宙人との遭遇・・・そんな憧れ?のエイリアンと仲良くなってしまったら、無意識のうちに危なっかしい行動をしてしまうんじゃなにのかな?と思ったんです。

なので、彼らが今回、昔の自分たちと違う所は、小さい頃から夢見たエイリアンに遭遇した体験と、内気だと思い込んでいた自分自身が、友達の為に無茶をしてしまう、もう一人の自分・・・
そして一番はポールとの出会いと友情なんですね。

よく、男女が一緒に危険な体験をしたら今以上の関係になれる・・・という話を聞くんですが、今作でも同じような演出が描かれているようにも思えたんですね。

そうでなければ、こんな短時間でお互いが「親友」という言葉を口にしなかったと思うんです。
長年、何も変わらず相変わらずな友達関係と一緒に危機を共に乗り越えて得られる友情の意味や重さは、やはり違うものなんでしょうね。

そして、今作のヒロイン、ルースも今回の旅で様々な事を得ることができたんです。
彼女は、今作の中で熱心なキリスト信者という設定で、日に三度の「お祈り」は勿論、ルースの父親・モーゼスの絶対的な命令には逆らえない生活、いわば縛られた生活をしていたんですね。
そんな中で、宇宙人のポールと出会ったんですが、最初彼女はポールの存在を全く認めず、彼が自分はエイリアンだと言っているにも関わらず「この悪魔め」と何回も連呼するんです。

でも、彼等と旅をしていく内に、自分が今までどれだけ「縛られてきた人生を送ってきたのか」と いう事実を思い知らされるんです。

それまで、彼女はキリス信者として、父親だから・・・という理由で「縛られた生活」を送ってきたんですけど、でも彼女からしたら、それが普通の日常の生活でありストレスはあるかもしれないけど、それがルースの中では「当たり前」であり、逆に「縛られた生活」と思い込み、決め付けているのは、クライヴとグレアム達だけなんです。
そんな「当たり前」と思っていた生活の中に宇宙人という非論理的な存在が目の前に現れたら、クライヴとグレアム以上に衝撃を受けるんではないでしょうか?

まだ、彼等は、心の何所かでは「宇宙人に会いたい」などの願望があった訳ですからルースよりかは、少なからず非論理的な生物に対しての免疫や考えなどの柔軟性が存在していたから少なからずポールを始めて見た時の衝撃がそこまで大きくなかったと思うんです。

それに比べ、ルースの価値観の中では聖書に書かれている事が全てであり、それ以外は100%認めていない、言わば頑固者なんです。
そんな彼女の目の前に、聖書には絶対記載されていないエイリアンを登場させてしまったら驚くのも無理はないのかもしれません。

でも、信じられない状況と遭遇して今まで親のいいなりになっていた彼女が、この出会いを通して新しい世界に飛び出し、今まで知らなかった世の中の事を知っていく・・・

ある意味、新しい自分との未知なる遭遇だったのかもしれません。
今、かなり上手い感じで、まとめたと思いませんでしたか(笑)

なので、クライヴとグレアムやルースも、今までが「当たり前」と信じていた世界・・・
これからも予測できる日常が、一気に変わることで、今まで見えていた当たり前の光景が違って見えてきたりする・・・この新鮮な思いがポールと出会って得られた一番の宝物だったのかもしれません。

そして、個人的に面白かった のが、劇中でグレアムがクライヴに典型的な宇宙人姿のポールを紹介しようとし時、クライヴがポールの容姿を見てすぐに「あ〜見れば分る」と言うんです。
これを聞いたポールが、「人類は何百年以上前から、俺の顔をイラストにしたり、
弁当箱に貼りつけたりしているんだからな」と皮肉たっぷりに言うシーンが面白かったですね(笑)

全体的にこの映画はコメディー要素を散りばめながらも、その要所要所でインパクトのあるメッセージ性を込めた作品だと思いましたよ。
でも、やっぱり一番は、ポールみたいな宇宙人と楽しくお喋りしたり、一緒に旅とかに出かけると無意識の内に面白い世界に飛び込んでいけるんだろうな・・・と感じたことですね。

なかなか面白かったです(笑)

ネバダ州のエリア51を通りかかったオタク二人組みが、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇し、彼を故郷に帰すため奮闘するSFコメディー、「宇宙人ポール」。

是非ご覧下され。


宇宙人ポール



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