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「もっとも身近な終末世界」・・・? 恋人とのヨリを戻すため、大人になり切れないダメ男が繰り広げる行き当たりバッタリの 作戦に、誰もが何処かで共感できるハズ・・・!?

皆さんこんばんは月
最近、TOKIOの長瀬智也主演のテレビドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」が面白くて、気がつけば
朝の時間を迎えてしまい常に睡魔と戦う状況に置かれている僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間ですラブ



さて、今夜お送りする映画は、金曜日という事なので毎週恒例のホラー映画をご紹介したいと
思いまする。
その作品はイギリスの熱狂的なロメロ・ゾンビファンであるエドガー・ライトとサイモン・ペグが共同で脚本を書き、エドガーが監督、サイモンが主演した傑作ゾンビ・コメディ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」でございます。

この作品と他のゾンビ映画と違う所は何といっても、世界観が違うんです。
以前ご紹介した「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「●REC」「28週後」など常にゾンビが恐怖の対象として描写されていたんですが、今作の「ショーン・オブ・ザ・デッド」は、ゾンビは登場するものの出演している人物の個性が強すぎてゾンビの存在が脇役みたいな演出になっているんです。

でも、この監督自身もゾンビ映画の大ファンと言う事もあり、ゾンビの生みの親とも言われている
ジョージ・A・ロメロの作品内で演出されていた描写を今作のありとあらゆるシーンでオマージュを込め取り入れたりなど、生粋のゾンビファンでも楽しめる事から、なかなかの高評価を得ている作品でもあるんです。

それでは、ここで普段冴えない一人の男が、ゾンビの世界を通して変わっていこうと頑張る姿が
面白いコメディー作品、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のストーリーをご紹介しましょう。

ロンドンの家電量販店に勤める青年ショーンは、いい歳して人生の目標や目的を持たぬまま、
親友のエドとパブに入り浸るばかりの冴えない毎日を送っていた。

そんなある日の夜、その無気力さに業を煮やした恋人のリズに振られてしまうのだった。
このままではいけないと自覚したショーンは、リズとヨリを戻すため、これまでのだらしない生活を
改めようと決意する。

翌朝、目を覚ましたショーンは、庭に不信な女性がいることに気がつき、エドと外に何気なく出てみるのだった。
泥酔しているかのように見えたその女性は、ショーンに突然絡みつき、噛み付こうとする。
慌てたショーンは、女性を突き飛ばすが、転倒したその女性は、地中から突き出しているパイプが腹部を貫通してしまうのだった。
しかも、その女性は、腹部に風穴が空きながらも、スクッと立ち上がる、まさしくゾンビ。

周りを見回してみると、街中にゾンビが彷徨い歩いている光景が彼らの目の前に広がっていた。
この理解不可能な状況を整理しようと、ひとまず我が家に避難することにしたショーンは一つの作戦を思いつく。
その内容とは、母親とリズを救い、エドと一緒に馴染みの店でもあるウィンチェスターに避難するというグダグダな作戦だった。

果たして、人々が次々と死者の犠牲になる中、ショーンはエドと共に、リズと母親を救い出し見事男らしい部分を見せつける事が出来るのか?

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今回お送りしている作品なんですが、一言で言えば「初めてゾンビ映画を見る方にオススメ」な
映画ですね。
やっぱり、ゾンビ映画なんで、少しは目を背けたくなるようなシーンが出てきちゃうんですけど、それ以上に主人公のショーンが、恋人の前でいいカッコして、もう一度自分を認めてもらえるようにゾンビ相手に必死で戦う姿などの描写が多く、今までのゾンビ映画のようなグロさを全面的に強調していない演出も特徴的なので初めての方にもオススメなんですね。

そして、この作品も魅力的な所は、とても「身近な終末世界」を描いているんです。
例えば、以前ご紹介した「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」などは、ゾンビが登場した瞬間に人間が
恐怖心を持って逃げ出し、鑑賞している僕たちもその状況を理解して作品を見ていくパターンがほとんどなんですが、この映画は、「終末世界」で街がゾンビで溢れかえってもすぐには気づく事が無く、ゾンビが歩いているのを横目に、コンビニで買い物したりするシーンがあるんですね。

なので、もし僕らの世界でもこのような「終末世界」という事態に陥ったとしても、すぐにはこの現状を
理解出来ず普通に生活を送っていく中で、テレビの情報や周囲を観察した時に、初めて違和感を感じ、「ヤバイ、どうしよう!!」と思いながら行動するのかもしれませんね。

でも、裏を返してみれば周囲の環境が目まぐるしく変化していく中で、自分自身が一人取り残されてしまうという状況も伺えるんですよね。
言ってしまえば、「自分が思っている環境以上に、周囲は常に変化していてそれに気付けないと後々大変だよ」というテーマを含まれているのかもしてません。

特に思ったのは、この作品の主人公でもあるショーンは、彼女のリズがいつも「二人で会いたい」という申し出にいつも口だけ返事で、同居しているエドを連れての同伴デートばかりなんです。
そのいい加減な性格にリズはついに愛想を尽かしてしまうんですよ。
この時のショーンの中では、「リズは何をしても許してくれるから大丈夫」と思っていてもリズ自体は
「彼との別れを真剣に考えていたり」など、周囲の環境が目まぐるしく変化していく中で、自分自身が
一人取り残されてしまうというテーマとしても頷けるシーンもあるんですね。

そして、僕がこの映画で一番面白かったのは、ゾンビに向かって「レコード」を投げるシーンですね。
やっと状況を理解できたショーンとエドは、テレビの情報で「頭を破壊してください」と教えられると
庭で、ノロノロと動くゾンビに向かって落ちていたショーンのコレクションでもあるレコードをゾンビに
向かって投げるんです。

頭部にレコードが命中してヨロけた姿を見て「いける」と思った二人は、ショーンの自慢のコレクションのレコードを次々に引っ張り出し投げるんです。
でも、ショーンは投げるエドに向かって「それはプレミアムだからダメ!」とか「もう廃盤だから、それは
投げないで!」などの二人の緊迫感のない演出が個人的に好きなシーンでした。
その他にも、劇中の様々な場面で緊迫感の無い演出も多数あって、これも見所なんですよ。

その他にも全部伝えてしまったらネタバレになってしまうんで、ちょこっとだけ書こうと思うんですが、
この作品自体綺麗に完結しているのも分かりやすくて納得の出来る面白いラストなんですよ。
親友エドとの関係も今までと同じように続いて、エドといつも嫌々デート同伴していた恋人リズも、今は不満も無く、彼女が望んでいたショーンとの関係も実現出来ているシナリオなんですね。
一言で言えば、「ゾンビ映画だからこそ出来る終わり方」でもあり「この世界観だからこそ」のエンディングとも感じられる内容なんですよ。

この結末は、実際皆さんが見てみてくださいね。

果たして、ダメダメ人間のショーンは、このゾンビが溢れかえる世界を舞台に恋人リズの気持ちを再び取り戻す事ができるのか?・・・「ショーン・オブ・ザ・デッド」。

是非、ご覧下され。

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