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人間の心の中に潜む、追い詰められた恐怖に犯された時、 病院という空間の闇に隠れるおぞましい存在が姿を現すのだった・・・・。

皆さんこんばんは

最近、毎朝電車に乗るんですが、毎回何かしらの人身事故が発生し、時間に余裕を持って出掛けているのにも関わらず、いつも目的の場所に到着ギリギリになってしまう状況にやるせない無力感を感じてしまう僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます。



さて、不定期の中諦めずに、約1週間ぶりのブログ更新を目指している今日この頃なんですが、そんな中で、本日ご紹介する映画は、前回お送りした、「セブン・ナイト・イン・アサイラム」の元ネタ作品・・・それは、廃墟と化した精神科病院の超常現象をやらせ番組スタッフが取材し、本物の恐怖に遭遇する様子をファウンド・フッテージ(撮影者が行方不明などになった為、埋もれていた映像という設定などの用語、撮影者と無関係な者の手に渡り、そのまま公開されることになった設定で用いられ、第三者によって発見された (found) 未編集の映像 (footage) なので、ファウンド・フッテージと呼ばれる、特にホラー作品が多い)として描いたモキュメンタリー映画、「グレイヴ・エンカウンターズ」でございます。

ま、代表的な作品は、魔女伝説の真相を暴く為に、森の入り戻らなくなってしまった学生3人を描いた作品、「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」やある一組のカップルの周辺で巻き起こる信じられない恐怖体験の数々を描いた作品「パラノーマルアクティビティー」などが代表的なモキュメンタリー映画なんですね。

最近このような手法が多く使われているんですが、今回お送りしている「グレイヴ・エンカウンターズ」も、同じような手法で物語が進んでいく訳なんですが、これ以外でも様々な見所があるんですよ。

それでは、ここで密閉された精神病院に閉じ込められ、モキュメンタリー方式で描かれる「グレイヴ・エンカウンターズ」のストーリーをご紹介しましょう。

テレビのリアリティ番組制作会社エグゼクティブ・プロデューサー、ジェリー・ハートフィールド
の元に、ある番組のパイロット版テープが届けられる。

それは、実在する超常現象を調査・追跡する番組『グレイヴ・エンカウンターズ』の録画映像だった。
76時間に渡って撮影されたその映像の中で、“あるもの”が写っている箇所をつなぎ合わせたものが、
今回初めて公開されることになり、それを前にして、ハートフィールドは告げた。
“これは映画ではない。一切手を加えていないリアルな映像だ。”と……。

『グレイヴ・エンカウンターズ』プロデューサーのランス・プレストンと調査隊は、1960年に閉鎖され廃墟と化したコリンウッド精神科病院を訪れることとなる。

その広大な敷地には、1895年から65年間にわたり8万人もの重度の精神障害者が入院し、謎に満ちた実験により、多くの患者が命を落としていた病院でもあった。
そして、閉鎖後の1963年に幽霊の目撃証言が報告されて以降、今も同様の証言が多数寄せられている。
だが実は、ランスたちは超常現象など全く信じていなかった。

番組出演者である霊能者ヒューストンもニセモノで、『グレイヴ・エンカウンターズ』はただのヤラセ番組だったのだ。
視聴者を怖がらせるもっともらしい映像が撮れれば、それでOKなのだ。
そこで一夜を過ごすことにした調査隊は、外部から出口を封鎖した廃墟に籠り、多数の暗視カメラを設置、病院内を巡回しながら霊との交信を図る……。

それはいつもの段取りを踏んだ“演出”だったが、やがて事態は急転してしまう。
本物の超常現象としか思えない出来事が、次々と起こり始めるのだった。
半信半疑だった彼らは、徐々に本物の恐怖にとり憑かれてしまい・・・・・

8時間が経過したが、いつまで待っても夜は明けない。

この考えられない状況に半狂乱となってしまった、5人は外部へのドアを破壊するが、そこには果てしなく続く回廊が待ち受けていた。

そう、彼らは病院という死者の迷宮に囚われてしまったのだ……。

その後、次々と起こり始める現象に耐え切れなくなり、病院内を逃げ惑う中、最後に彼らを

待ち受けるのは、この世のものとは思えない最悪の世界だった・・・・。

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さて、今夜お送りしている「グレイヴ・エンカウンターズ」なんですが、僕が見て思ったのが、
現代版「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」だなと感じましたね。

今回の恐怖のテーマが、逃げられない「密閉空間」というのがキーワードになっているんです。
「ブレア〜」は「森」という舞台の中で迷ってしまって、森を抜けられない「恐怖感」に襲われてしまい人間の心の中にある「追い詰められた心」描いた作品なんですが、今回も同じような演出が描かれているんですね。

しかも今作は病院という建物が舞台であり、POV(主観映像)で撮影されているので、廊下の曲がり角など「ブレア〜」の森では、演出できなかった描写も描かれ、さらに恐怖感が増している作品なんです。
そして、今回舞台となった精神病院に取材で訪れたテレビクルーが恐怖体験をするわけなんですが、ま、一言いっちゃえば、出口が無いお化け屋敷状態なんですね(笑)

ここで僕が感じたのが、病院の中で体験している恐怖の現象=彼らの中にある病院から脱出できない恐怖の心情のように思ったんです。
劇中でも、彼らがこの場所での撮影は危険と判断し、外に出ようとしても病院の入り口だと思っていた場所は、ただの廊下だったんです。
ここで思ったのが、闇に閉ざされた長い廊下を演出する事で、彼らの中にこれから巻き起こる予想も付かない恐怖の体験を暗喩的な描写で描いているようにも伺えるんですね。

そして、僕が個人的に感じたのが、精神病院という舞台で様々な現象が起こっている部分が印象的だったんです。
上記でも同じような事を書いたんですが、この「精神病院」という設定も、彼らの中に潜んでいる「恐怖」という一種の精神病のようなテーマも込められてういるような感じもしたんですね。
これを過程に話していくと、病院の外に出る出口が見当たらなかったり、超怖い幽霊が見えてしまったり
・・・これらの現象は彼らが、閉じ込められ焦ってしまい、しかも精神的に追い詰められた結果、つまり彼らが抱く異常程までの「恐怖の精神病」を描写しているように思えたんです。
もしかしたら、実際病院の中では、何も起こっていないかもしれないし、幽霊も存在していないかもしれないんです。

そう考えると、「ブレア〜」とは、また違った密閉空間に置ける人間が精神的に追い詰められる恐怖心を病院という不気味な場所で見事に描いた作品なのかもしれません。

あと、もう一つ感じたのがやっぱり、心霊スポットは遊び半分で行ったらダメですね(笑)
そんな、当たり前な?事を身をもって教えてくれる映画でもあり、そして、心霊番組の撮影隊が廃虚となった精神病院に潜入し、数々の超常現象に見舞われるホラー映画、
「グレイヴ・エンカウンターズ」。

是非、ご覧下され。

出来れば、1人で部屋を暗くして見るのをおススメしますぞ。

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