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魔女伝説の謎を明らかにする為に、3人の若者が消息を絶った・・・・ 1年後、発見された一本のビデオテープから恐るべき記録が残されていた。

皆さんこんばんは。
最近、都市伝説でもある「口裂け女」という映画を見たんですが、丁度僕が小学生だった頃、学校の階段という本が流行っていて、その中で口裂け女に出会った時に「ポマード・ポマード」と唱えるか
「べっ甲飴」を常に持ち歩き、出会った時に飴をあげたら、見逃してくれるなどの対処方を信じていた
あの頃を思い出しながら見ていたのに、全く対処方について触れる事なく物語が終わってしまい、当時、先生や周りの大人達に怒られながらも、必死に本に書いてある事を、けなげに守っていた自分の頑張りが無駄だったという事実を思い知らされた、僕がお送りする
NO,movie NO,life!!のお時間でございます。



さて、今夜お送りする作品は、久々にホラーな映画をしたいと思いまする。
それは、魔女伝説が残る森で迷ったドキュメンタリー映画撮影隊の男女3人が直面する恐怖を描く低予算で製作された異色ホラー、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」でございます。

皆さんも一度は聞いた事がある名前なんではないでしょうか?
この映画は、元祖POV(ポイント・オブ・ビュー)いわゆる手持ちカメラで撮影しているかのような雰囲気が味わえる主観映像を用いた手法なんです。

その後、
「パラノーマル・アクティビティ」
シリーズや、以前紹介した「クローバーフィールド/HAKAISHA」
スペインのゾンビホラー映画「●REC」にも取り入れられているんです。

しかも、低予算で制作されたのにも関わらず大ヒットを飛ばした映画でもあり、そも要因の一つが
今では当たり前なんですが、ネットを使用して宣伝した為、噂が噂を呼び、低予算にも関わらず世界中で注目される映画になったんですね。

それでは、ここで魔女伝説の謎を解き明かす為、森に入った3人の恐怖のモキュメンタリー、
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のストーリーをご紹介しましょう。

1994年10月、メリーランド州パーキッツヴィル。

映画学校の生徒である監督ヘザー・ドナヒュー、キャメラマンのマイケル・C・ウィリアムス、録音マンのジョシュア・レナードの3人は、ドキュメンタリーの撮影のため、ブレアの魔女なる伝説が残るブラックヒルズの森を訪れた。

2日目から森でテントを張って泊まり込み、順調に撮影は進むが、3日目の夜、墓のように積み上げた石の山が並ぶいわくつきの魔所コフィン・ロックで野営した彼らは、深夜、謎の物音を聞く。

4日目、撮影も終わり雨の中車に戻ろうとした3人は道に迷ったことを知りひと悶着を起こしてしまう。

5日目の朝、テントの周囲には昨夜は見なかった積み上げた石の山が現れ、ヘザーの地図がなくなっていた。
ストレスを溜めこんだマイケルがこっそり捨ててしまったのだ。

大喧嘩したあげく歩き疲れた3人の前に木々にぶらさがった人型のものが現れる。
その夜、赤ん坊の泣き声と共にテントが揺さぶられ、恐怖のあまり3人は闇の中を逃げまどう。

6日目・・・散乱したジョシュアの荷物に青い粘液が。南へ15時間歩いたにもかかわらず、なぜか同じ場所に戻ってしまい、恐慌状態に陥る彼らだが、ヘザーはキャメラを回し続け、残るふたりの怒りを買う。

7日目、ジョシュアが行方不明になり、夜半、彼のものらしき声が森の中で不気味に響く。

8日目、ヘザーはジョシュアの服の切れ端で束ねられた枝の中に血まみれの臼歯と髪の毛を見つける・・・彼女はカメラに向かいふたりの両親への謝罪を残した。

深夜、再びジョシュアらしき声を聞いたヘザーとマイケルは声を追ううちに朽ち果てた館に迷い込んでしまう。

そして、恐る恐る館を探索していると地下室には何者かが立ちすくむ姿が……。

1年後・・・事件から1年が経過し、行方不明になった彼らのフィルムだけが発見された。
そのフィルムから、彼らの遭遇した異常事態が判明するが、全容については、まったくの謎のままで終わってしまう。

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今回ご紹介している「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」なんですが、かなり賛否両論ある映画でもあるんです。
特に、今作は2000年ぐらいに映画公開していて、その当時は話題となり、「ブレア・ウィッチの謎」やら映画自体に現実味を持たせる内容を描いている別の作品なども、出回ったせいか劇場に足を運ぶ人が多かったんですが、今となっては、あまり珍しくない撮影手法を用いている上に、手ブレカメラでの撮影なので、画面酔いが凄いというデメリットも存在し、オンタイムでしか面白さが伝わらない映画でもあるんですね。

でも、ここで面白くない!と言っちゃったら映画ブログの意味も無い?ので、今回は僕の見所なんかをお送りしたいと思いますね。

僕がこの映画を見て印象的だったのは、「人間の本能的恐怖」を描いている部分だったんです。
この作品では、ジェイソンやエイリアンなど、具体的な恐怖対象というのが存在しないんですよ。
なので、この登場人物は一体何に対して恐怖心を抱いているのか・・・?と考えたら、「不安」や「焦り」
という誰でも持ち合わせている感情が爆発して「恐怖」というものに変貌してしまうという描写がとても上手く描かれていて、おまけに主観映像という事もあるので、より一層リアリティのある映画にもなっているんです。
劇中でも、ちょっとした間違いで目的地へのルートを見失ってしまい、その後、根拠のない自身だけを頼りに、何時間も歩いた結果、また同じ道・景色の場所に出てしまう・・・最初は「苛立ち」だけで済ませられる感情が、徐々に「不安」や「焦り」に変わっていく中で、自分達の目的でもあった「魔女伝説」の不気味な手がかりを見つけた瞬間、最初に抱いていた「謎を解き明かすという意思」も消え失せ、逆にその手がかりを目の当たりにしてしまう事で、「恐怖」という感情になり、パニックになってしまうんですね。

そんな「恐怖」という感情を抱いた状態で、森の中で過ごす事になると、どうでもいい些細な事にもすぐに反応してしまうなど、神経が常に敏感になってしまい怯えながら行動してしまう本能的恐怖という描写がリアルに伺えるんです。

あと、「森」という舞台を設定にして、その森に伝わる「魔女伝説」というこの2つのキーワードを用いて描かれていている所が、僕自身良かったですね。
特に、今回描かれている「森」自身は全く彼らに何もしてもない(当たり前)なんですが、まるで生きているかのような凄く不気味な存在なんです。
しかも、彼らがパニックになる前は、何気ない「森」の様子なんですが、彼らがパニックに陥った後を映し出している「森」の様子が、最初の感じとは、何処か違う雰囲気なんですね。
まるで、3人の中に蠢いている「恐怖」の感情を表現していると同時に、彼らの中にある絶望的な思いですら飲み込んでしまいそうな目の前に広がる闇の演出が、とても印象的なんです。

そして、この「魔女伝説」という内容も、以前紹介した「ミスト」のような「見えない恐怖」と同じような設定で描かれているようにも思えたんです。
例えば、視点を変えて見てみると、「魔女伝説」というタイトルはオカルト好きには堪らないネタですよね。
でも、最初は一概の好奇心で触れていく彼らなんですが、道に迷い・森という閉鎖的な空間を彷徨っている内に、神経も敏感になり、その先に待ち構えている信じられない光景の数々・・・・
このような状況に陥ってしまった場合、この「魔女伝説」というのが、無意識の内に自分達の中で妄想が膨らんでしまい真実味をを帯びてしまうんです。

それにより、この時点で遊び半分・興味本位で取材を始め、冗談だと思っていたこの「魔女伝説」自体が本当の出来事のように感じてしまうという感覚に陥ってしまい「見えない恐怖」に怯えるという描写も描かれているんですね。

なので、この作品で描かれている恐怖というのは、自分の心の中に潜んでいる弱い部分が、
何かをキッカケに崩れてしまい、それが「不安・焦り=恐怖」に変貌してしまう事で自分を見失い、そして姿の見えない、「恐怖」を生み出し飲み込まれていく・・・言わば、人間の持つ一番弱い精神状況を描いた作品だとも思えたんです。

映画学校の生徒達が、興味本位で足を踏み入れて失踪した・・・その一年後残されたビデオカメラに映し出されていた真実とは・・・・「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。

是非ご覧あれ。

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