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2018年11月17日

小学生にわかるかな? 封神演義の世界観 その1

先日封神演義(児童文庫)について紹介を行いました。
今回は補足程度に勢力、世界観についての紹介をしていきたいと思います
よろしければどうぞご覧ください。


殷王朝に対して周の王様が革命を起こす

史実では殷の力が弱くなった&悪政が続いたため
周の文王が太公望を軍師に迎えて蜂起。殷王朝を倒しにいく、という流れですが・・・
大筋は変わりません。周の革命マーチが封神演義のメインの部分です。
ここにフィクション要素を入れるのですね。

妲己
殷の紂王を完全におかしくした張本人。
正体は女媧という女神クラスの仙人が召喚した女狐(が娘の体を奪った状態)です。
本来女媧は良い人側なのですが、妲己を紂王にけしかけたのは、彼が不敬を働いたせいです。
それは女媧をかたどった像に紂王が惚れて「側に置きたい」と言ったから。
すぐにでも紂王を消したかった女媧ですが、この当時は
まだまだ殷王朝は続くから手出し不能という神様の決まりがあったため、
腹いせの代わりに三匹の妖怪を人間界に送り込んだのです。紂王を堕落させ滅ぼすために。
その一匹が千年生きた狐なのです。
妖術を覚え人の姿になれるようになった妲己は人間になりすまし、紂王に接近。
まんまとお気に入り認定された妲己は紂王をたぶらかし、
民や家来を残酷に扱い始めます。


この頃はもう天界で「殷王朝終了のお知らせ」が発表されていたので、
これを機に一気に天下が動いていくことになります。






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2018年11月14日

小学生でもわかる封神演義 児童文庫

今回は久々に漫画でもなくマニアックな人の史実紹介でもありません。
字ばかりの本です、しかも児童向けの。
早速紹介していきたいと思います。
成人している私から見ても魅力的な部分を3つほどにまとめてみました

軽装版 封神演義(上) 妖姫乱国の巻 (軽装版偕成社ポッシュ) [ 許 仲琳 ]



封神演義
上、中、下、巻の3巻構成(完結済)

封神演義、と聞くと某週刊少年誌で「封神演義」として連載していたものがありました。
面白いそうなのですが、残念ながらこちらは未読なんですよね・・・

簡単に説明すると、
史実を題材とした超・ファンタジー小説」ということです。

本書のポイントを3つにまとめてみましたので、よろしければご覧ください!



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2018年11月09日

おらおっきくなりてえだ! 絵本「八郎」 紹介

一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
今回は歴史のお話から一歩外して休憩したいと思います。この絵本を使って。


1212.jpg八 郎
作 斎藤隆介
絵 滝平次郎


少しだけ抜粋して紹介します。

もう十分大きいです!


むかし、秋田に、
八郎という名の山男が、住んでいました。
八郎は、かしの木ほどもある 大男。

もう大きいんですよね。彼。普通の人よりも一回りも二回りも大きいでしょう。それなのに彼はこう言います。
あーあー、おら、もっと おっきくなりてえなあー

これ以上大きくなれば山くらいにはなりますね。この八郎という男、体だけでなく心も大きいです。
お話では彼のやさしい部分も描かれます。
でも、もっと大きくなりたいのには何か理由があるのですね?
というわけで読んでみたら、

でも、なぜ
自分が 大きくなりたいと 思うのかが わかりませんでした。


わからないのではしょうがないですね(汗)
ここはまだ冒頭なのでまだどんな理由があるかはわかりません。


子供を助けたい八郎さん


ある日、
小さな子どもが 泣いています。
聞けば、
毎年、海が荒れて、
村の田んぼが、しお水をかぶって、だめになってしまう
と言うのです。

この絵本は正確な時代の表記はないですが、わかることが一つ。
海の近くにあっただろうこの村は食べ物に困っていたという事ですかね。
川や湖ならある程度の治水もできますが、
海が相手ではそれも不可能。やってられませんね。 
そして八郎は・・・
       
八郎 も よ、
おっきな おっきな 山男だったども、
つい、 かなしく なってせ、
石うす みてえだ なみだこ 一つぶ、
ぽろーり と こぼして な・・・


さすがは八郎。涙の大きさも尋常ではない、ではなく
困っている子供の為になんとかしてあげられないかと考えるようになります。


自分で海をせきとめる八郎さん


八郎は、
村の人たちを 助けようと、
山を持ちあげ、 海の中に放りこみ、海の水を せき止めます。

この時点で山すら持てる八郎。すべてにおいてスケールが大きくなって、村の皆を助けようと頑張ります
海もこれでおとなしくはならず、今度は巨大な大波になって押し寄せます!
八郎は今度は自分で海をせき止め、無理やり押し戻します。

わかったあ !  
おらが、 なしていままで、
おっきくおっきく  なりたかったか !
おらは、 こうして おっきく おっきくなって、
こうして、 みんなのため
になりた かったなだ、 んでね が、 わらしこ !


こうした八郎の活躍によって海は引きましたが、八郎もまた海へと沈んでいきました
八郎は今も生きているのか、死んでいるのか、誰にもわかりません。


といった感じです。
一人の子供の涙をぬぐってあげたい。そのために取った行動が村人皆を救いました。
もう、聖人ですね


短くなりますが、絵本のあらすじはこれにて終了です。
青森、秋田、岩手には「八郎太郎の伝説」があり、この「八郎」は大男ですが、八郎太郎は竜神の生まれ変わり、だそうで、この人物にも「せき止め」のエピソードが存在します。
八郎自身も東北なまりなので、八郎太郎がモデルとなっているのでしょうね。
因みに、優しさや涙に関するエピソードもあります。

「八郎」という絵本は子供向けですが、大人でも読めるような本となっております。
中々朗読が難しい本なので、機会がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?




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タグ:絵本
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