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シュミルソン
達郎マニアであります。ついにサンソン超常連になりました。カジュアル、シューズ、コスメ等を扱う小さな広告会社やってます。ゴルフは竹林隆光さんにクラブセッティング90点いただきながら未だに100叩いたりしてます。ハワイでゴルフしてシャワー浴びてビール飲むと寿命が5年延びるというのが持論です。オオーベイベー!
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2016年04月21日

最高の音質と最高の選曲 山下達郎さん その3

最近ブログのアップが完全に月一ペースになってしまいました。

書こうと思ってるネタ沢山あるのにね。
時間が無い〜それ言い訳以外の何物でもなく・・・
でも、芸能人のアメブロみたいに行間5cmで5行と写真1枚で終わりなんて絶対やりたくないし。

そんな事言ってる間に早く書け。はいスミマセン。早く書きます。

今回も達郎さんのお話。

山下達郎は、日本を代表するポピュラー音楽のミュージシャンであると共にもう一つ日本有数と名が付く肩書きがあります。

それは、レコードコレクターそして音楽DJとしての側面であります。

LP、シングル、CD合わせてその数6万枚。自宅の地下には専用の倉庫があり、24時間365日の空調が備えられているそうです。

基本は50年代〜80年代の米英ポピュラー音楽を中心としてのコレクションですが、なかには1920年代のSP盤から三波春男さんまで揃っているとの事。

この個人コレクションを使って毎週日曜日午後2時から55分間にわたりJFMネットワークで全国放送されているのが、サンデーソングブック(通称サンソン)であります。
この番組、開始が1992年ですからなんと1200回以上にわたり、一度も休み無く(東日本大震災の翌々日だけ休止)24年間続いております。

「皆さんこんにちは、山下達郎です。毎週日曜日午後2時からの55分間はワタクシ山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブックの時間であります」

この台詞で始まる、この番組でかけられるのはその50年代〜80年代の米英ポピュラー音楽中心、所謂オールディーズ
OLDIES BUT GOODIES 古くてもいい曲。それとご自身と奥様の曲であります。

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この番組の最大の特徴は、その個人コレクションを自宅でマスタリング、つまり古い音源を現代の他の番組でかかる最新CDに負けない音圧を自ら作って、オンエアしている事。

それが、今回のブログのタイトルでもある「最高の音質」の意味するところですね。
そう言えば、これはこの事想い出す度に目頭が熱くなるのですが、311の翌週の放送では、被災地で聴いているリスナーのために、小型のトランジスタラジオで最もいい音で聴けるように音を調整して放送された「鎮魂歌集」。こんな事出来るのってこの日本で山下達郎しかいません。

そして、そのおしゃべりが楽しい。
この番組を初めて聴いた人の多くは、え?山下達郎ってこんなおしゃべりな人だったの!って言います。
とにかく、立て板に水と言うか、毎週毎週しゃべりまくってます。

私も、氏のしゃべりに影響されているらしく、たまに人に「牧野さん しゃべり方が達郎に似てるね」なんて言われます。
で、クライアントにプレゼンする前には、サンソンを聴きます。そうすると舌がよく回ります。これ本当です。
以前、会社の従業員の結婚式で主賓の挨拶をした時も、サンソン聴いてから臨みました。更には「事ほど左様に」とか「と言う訳で」とか達郎フレーズを満載で話すと、舌がよく回ります、ってハガキ書いたら達郎さんに「ほんとかよ?」って番組で突っ込まれた事があります。(笑)

そして、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」山下達郎のレコード棚からアットランダムにかけられるオールディーズの名曲の数々。更には氏の愛する米国のソングライターの特集、リスナーによるリクエスト大会、サーフィン ホットロッド エレキインスト特集、ガールポップ特集等々、珠玉の名盤の数々。
また、たまにやる珍盤奇盤特集。そしてファンにとっては最高の楽しみ 山下達郎ライブ特集。

あと年2回 8月と12月に2週連続で行われる「夫婦放談
これも楽しみ。人の夫婦の会話なんて聴いていて何が面白いの?これが面白いんです!
高田文夫先生曰く「史上最強の共稼ぎ」であります。(笑)

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ボクは過去10年以上毎週毎週エアチェックして、そのMDの数、一体何本あるのか分からないほどです。
また、いい曲だな〜って思うと、iTunes Storeで探してDLしています。おそらくその曲数300曲はくだらないんじゃないでしょうか。

リスナーも濃い〜人が揃っていて、毎週毎週ハガキを律儀に出している人数知れず。
達郎さん呼ぶところの「超常連」リスナーさん、たくさんいらっしゃいます。

実は、この私もたまにハガキ出しておりまして、それが結構オンエアでお読みいただける確率が高く、なんとこの「超常連」の称号を頂いております。ヤマタツファンとしては最高の栄誉であります。
もちろん、多数いらっしゃる「超超常連」の方々の足元にも及びませんが、毎年2〜3回はハガキお読みいただいていると思います。
「東京都府中市の牧野俊介さん」って呼ばれた日の晩ご飯には赤飯を炊きます。(ウソです)
でも翌朝まで興奮状態です。

てなこと書いているうちに、お腹空いてきました。
今晩メシ何食おうかな?(笑)

2016年03月21日

Superflyの魅力は歌唱力だけではない。

最近音楽で一番ハマッてるのがSuperflyであります。

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ボクはそもそも洋楽派で、山下家(達郎さんとまりやさんって意味ね)とEPOちゃんとスパイダース(かまやつさん)くらいしか日本のポピュラーミュージックは普段聴かないんですが、ここ数ヶ月はSuperflyばっかり聴いています。

Superflyは、2010年ワーナーミュージックジャパンの40周年ライブに達郎さんとまりやさんが出るって言うんで武道館に行った時、その卓越した歌唱力に驚いてから気になる存在ではありました。
そして昨年に出た彼女(Superflyはボーカルの越智志帆ちゃんのソロプロジェクト)のニューアルバムに、まりやさんの独身時代のシングル曲:SWEETEST MUSICがボーナストラックとして収録したものを耳にして、その興味は一層高まりました。

ちょっとこれを聴いてみてください。NHK COVERSに出演した時の映像です。彼女の歌唱の素晴らしさが分かってもらえると思います。歌詞もかなり難しい。
`Cause if it happens to me, it sure can happen to you.


ちなみにこの曲は、2014年12月に行われたまりやさんのライブに招待された時演奏されたこの曲にいたく感動してカバーしたとの事。ところでこの曲がこの時のライブで演奏されたいきさつは、バックを務めた達郎バンドのリードギタリスト佐橋佳幸さんのリコメンドだったそうですよ。

で、apple musicに契約した時、まずは聴いてみたのがSuperflyだった訳です。

するとビックリ! もちろん志帆ちゃんのパワフルだけじゃなく女性としてとてもチャーミングなボーカルは当然ですが、バンドサウンドが60年代後半から70年代の欧米のロックミュージックから凄くインスパイアされているというか、とても上手く自分のサウンドに取り入れられている事に驚かされます。
ローリングストーンズ、スティーリーダン、フリー、ドゥービーブラザーズ、オールマンブラザーズバンドなどなど。それもセンスがいい曲のエッセンスをセンスよく消化して自分たちのものにしています。

中でも、「バンクーバー」って曲はお聴きになれば僕ら世代の人だったら誰でも分かりますが「名前の無い馬」ですよね。でもこれは決してパクリじゃありません。表現方法の妙ですね。素晴らしいと思います。
https://music.apple.com/jp/album/superfly/279691838
https://music.apple.com/jp/album/a-horse-with-no-name/301027593?i=301027918

しかもこの曲の"SO GOOD, SO BAD"って部分、キャロル・キングですよね!

しかし、志帆ちゃんとプロデューサーの多保孝一さんって、先に挙げたロックミュージックの原体験世代より30年は若いはずなのに、それらの音楽の本質を分かって取り上げているって、凄いと思います。というか不思議です。どうして分かってるんだろう?って。

達郎さんとまりやさんが、何故自分たちのライブにSuperflyを招待したかって、わかるな〜。

2016年02月27日

嵐ファン恐るべし 山下達郎さん その2

久々のブログアップです。

今回も前回に引き続いて達郎さんのお話なのですが、本来だったら好きな曲、お気に入りのアルバムについて
あーだ、こーだ書く予定でした。

ところが今月頭に「復活LOVE」が発表されました。
そう、達郎さん作編曲 奥様作詞の嵐の新曲が2月24日に発売されたのです。

達郎マニアとしては、これについて触れない訳にはいきません。

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元々、嵐に曲を書いていると言う噂は結構前からありました。
また、昨年秋からの全国ツアーでも「今BIGなアーティストの曲を作ってます」との発言を達郎さん自身が
仰っていたのです。

そして自身のFM番組 サンデーソングブック(サンソン)で2月14日に「復活LOVE」が放送されました。
番組のヘビーリスナーかつ「超常連」でもある私は、半ば興味本位で「今日聞き逃した嵐ファンは、来週もサンソンでかかるから、日曜の午後2時は東京FMを聴きましょう」ってツイッターに投稿しました。

(あ、この「超常連」ってのはいずれこのブログでお話しますね)

そうしたら、何とビックリ!
インプレッション数20万、いいね数1617 そしてリツイート数1443!プロフィールのクリック数513 (本日現在)と言うとんでもない数字となったのです。
別に有名人でも何でもないこのボクのひと言に、20万人が見たという事実は、多くのリツイートがあってからこそですが、凄い事だと思いませんか?

それだけ「嵐ファン」は沢山いて、嵐についての情報にアンテナを張りめぐらせているのです。

ツイッターなんて今時やってる人いるの?って方も多いと思いますが、実はアイドルのファンにとってのツイッターは未だ重要なコミュニケーションツールなんですね。

それでボクは面白くなってしまい、達郎さんがサンソンでコメントした事、達郎マニアならではのサウンド分析、参加ミュージシャンについて等を色々とツイートしてみました。
すると、来るわ来るわ、正に「いいね」「リツイート」の「嵐」となりました。

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思うに、「私たちの嵐に、あの山下達郎さんがこんなにも心血注いで曲を作ってくれたんだ」って事、そして「山下達郎のコアなファンが説明してくれている」事が嬉しいんじゃないかと。それをみんなで分かち合いたいんでしょう、きっと。

事実、私に対して「達郎さんファンがこれほど曲を解説してくれて有難うございます」なんてメッセージまで貰いました。

いやいや「嵐」そして「嵐ファン」恐るべし です。


2016年01月23日

山下達郎さん その1

いよいよタツロー、ヤマタツ、タッツァン、たっちゃん、達郎さん、山下達郎さんのお話であります。

フェースブック、ツイッター、インスタグラムそして当ブログの自己紹介にも、真っ先に「達郎マニアです」の言葉を記すワタクシですから、達郎さんについてはブログを週一アップしたとして毎回取り上げても1年はもつほどのネタ、エピソードがあるんです。
でもそうすると逆に何から書こうか迷っちゃいます。
  
まあこういった場合、有りがちなのは初めてその音を耳にしたときの事、それにファンになったきっかけでしょうか?
じゃあそうしましょう。
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山下達郎と言う名前を知ったのは、学生時代恐らく雑誌ミュージックライフだったのではないでしょうか?その前に達郎さんが所属していたSUGER BABEのジャケット写真を、これもまたミュージックライフで見た記憶が何となくあります。

音として認識したのは、ソロアルバム2枚目に収録されていたLOVE SPACEじゃなかったかと思います。
まあ、その時は凄い高い声だね〜位しか感じてなかったんですが・・・。

その後、アルバムMOON GLOWが少しヒットしてラジオでも少しかかったり、レコード大賞最優秀アルバム賞を獲った時テレビでその姿をちらっと目にしても、当時は殆ど洋楽しか聴いていなかったので、あまり気にもかけてはいませんでした。
そして、1980年RIDE ON TIMEで日立マクセルカセットテープのCMに本人が出演。やっとヒットが出た時に、おお中々カッコいいじゃんと思って、同名アルバムを購入。

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A面1曲目に針を落とすといきなり「ゴアエ」と聞こえるうなり声?なんだ?
これが「GO AHEAD」って言ってるのが分かったはそれから20年後の話しですが、それに続く各曲がとにかく音がタイトだな〜と言うのが印象でした。日本でも洋楽みたいな音を出せるミュージシャンがいるんだって印象でしたが、じゃあ山下達郎ファンになったかと言われると、そこまでではなかった感じでした。

そして翌81年、自分がファンになる決定的なCMがテレビから流れてきました。
メジャーセブンの軽快な16ビートのリズムギター、それに続くサックスソロ。でもそれだけ。歌出てこない。
映像は海辺でビールを飲んでプハ〜ってしている日本人男性と、トップレスの白人女性。
そして、15秒CMの最後の片隅に「音楽:山下達郎

お、これだよ。なんてカッコいいんだ!山下達郎だよ。こいつやっぱ凄いよ!

この曲こそ、それ以来達郎さんのライブでは殆どオープニング一曲目で演奏されるSPARKLEでありました。
でも、よくよく考えてみると、このギターカッティングの間奏だけをCMに使ったサントリー宣伝部のセンスって凄いです。きっと、日本に何十万といるだろう重度達郎ファンの中には、サントリーのお陰でファンになった人結構いるんじゃないかな。

で、サントリー生ビールの次作はちゃんと歌が出てきます。LOVE LAND ISLAND
この曲は、後に達郎さん自身から語られているのですが、CMの映像に合わせてビートの速さを決めているそうで、外国人女性モデルがどこか南国の市場の雑踏を踊りながら歩くという映像に合わせて作られています。
(ひょっとするとこっちが前にON AIRされていたかも知れません。なんせ35年も前の話ですから、そのあたり
深く鷹揚にひとつよろしくお願いいたします。

そのCM SPARKLEご覧下さい。
LOVELAND ISLANDはこちら

以上の2曲が入っているアルバムがFOR YOU。当時人気だった鈴木英人氏のイラストのジャケットとこのサウンドこそ80年代前半、日本の光り輝く若者の時代を最もハイクオリティで象徴する事象ではなかったんじゃないでしょうか?

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夏だ!海だ!タツローだ!

続きはまたそのうちに!

2016年01月02日

新春お笑いヒットパレード

数少ない貴重かつ酔狂な(笑)ブログ「凝れば凝るほど」読者の皆様、明けましておめでとうございます。
本年も気が向いた時にくだらないこと書いていくつもりですので、お暇な時にお付き合いくださいませ。

今回のネタは、新春ということでお笑いネタで行ってみます。

音楽好きの私にとって好みのお笑いは、コミックバンドであります。
それもトラディショナルなコミックバンド。古くはハナ肇とクレージーキャッツ、ザ・ドリフターズもその出自は伝統的なコミックバンドであります。
やってることはワンパターンのお笑いネタなんですが、多くのコミックバンドはかなり高度な演奏テクニックを持っています。たとえばクレージーキャッツのトロンボーン奏者、谷啓はジャズ専門誌の老舗スイングジャーナルの人気投票で上位の常連だったほどなのです。
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で、私のモーストフェイバリットコミックバンドは誰がなんと言ってもビジーフォー、それも初期に限ります。
リーダーでベース 島田与作、ボーカル グッチ裕三、 ギター スリム(モト)冬樹、そしてドラムス ウガンダ・トラ。(カレーは飲み物だ!)
選曲のセンスも洋楽ファンをうならせるものがあり、コミックバンドとしては非常に高い演奏能力があるからこそ、そのギャグが冴え渡ります。

当時の貴重な映像をご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=6QbWBX26YMs&spfreload=10

そして、時代を遡りますがドンキーカルテットも好きでしたね。
それでふと思い出しましたが、ボーカルのジャイアント吉田って、又吉に似てますよね。リーダーは鳥取が生んだエンターティナーこと小野やすし、キーボードはこれ本名なんですが猪熊虎五郎という非常にユニークな方が担当されておりました。

久々に見ましたが、あまりのバカさ加減に涙でます。
https://www.youtube.com/watch?v=1L0f-H6QTXM

あと、ピンの音楽系お笑いはこの人にとどめを刺します。
https://www.youtube.com/watch?v=os1o_TtPM_k

と言う訳で、正月はお笑いに限りますな。
でも、最近ってコミックバンドって出てきませんねぇ。

2015年12月12日

やっぱゴルフは楽しいね。

ゴルフについて以前から書こうと思ってるんだけど、中々難しいんです。

な〜んでかって言うとね・・・。(堺すすむ風ww)

ゴルフというスポーツ・ゲームには、技術、用具、からルール、マナー、プレイヤー、ウエア、ビジネス、身体、経済性、メデイア、果ては人付き合い、人間性まで、あまりにも触れるべき要素が多いからなんですね。

ゴルフ好きな人ってボクの回りには男女問わず沢山いるので、彼等、彼女たちの反応も気になるし。
ましてやゴルフを生業とされている方も少なからずいらっしゃるので、偉そうな事は書けません。

なので、受け売りを含めてボクが日頃ゴルフについて思っていること、体験したことを少しずつテーマに沿って書いていければいいなと思っております。

取り敢えず、今回は先日経験した極めてプリミティブなラウンドのお話をします。

ゴルフをやらない人にその理由を聞くと、お金と時間がかかるって方が多いですね。
確かにそうです。社会人が大都市近郊で休みの日にゴルフ行くとどんなに安くても1万円はかかるし、朝5時起きで家に帰ったら夜なんて当たり前。ゴルフ場への往復も高速代、ガソリン代はかかる、渋滞に嵌る、等々。

確かにそうです。

でもそうじゃないゴルフの楽しみ方もあるんですね。

先月行った戸田パブリック。9ホールだけの荒川河川敷ゴルフ場です。
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往復は電車で行きます。武蔵野線でウチから40分くらい。
この時は駅まで友達にクルマで迎えに来てもらいましたが、ゴルフ場の無料送迎バスもあります。
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さすがにフルセット持って行くと重いので、この時は思い切って半分の7本で行きました。
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で、スタートです。ゴルフウエア(と言ってもH&Mとレイジブルーですが)と、靴もスパイクないスニーカータイプ(コンバースのオールスターゴルフ)で家からそのままのカッコですぐにティーオフします。
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こんな風なラウンド。自分で担いで回ります。
でも7本しかクラブ入っていないから楽々で回れます。
なかなかいい感じでしょう?(笑)
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これだととてもカジュアルな感じでゴルフできますね。
この日は9ホール2回まわりましたが、1回だけなら2時間ちょっとしか掛からないし、プレー費も土日でも5000円くらいでできます。

非日常を経験するゴージャスなゴルフコースもいいですが、
こんなゴルフも、いいと思いませんか?

これだったらゴルフやってみようかな?なんて思う人も結構いるんじゃないかな?

てな事言っときながら、明日は太平洋クラブ御殿場コース行く奴 (^_^;)


2015年11月22日

地球には2種類の人類がいる?ISのパリ同時多発テロ事件で考えたこと

パリのテロから一週間が経ちました。

フランス政府のISに対する空爆への報復と報道されていますが、世界の大多数の人はやり場のない怒りと憤りを感じていると思います。そして己の命を犠牲にしてまで、さらには自身の家族や恋人、友人の悲しみを封じ込んで自分の信じる神のため(たとえそれが狂信的な指導者のマインドコントールのせいであったとしても)自分と同じ多くの「人間」を自爆という行動をとって殺さなければならないのか?
ISだけでなく、アルカイダにしてもボコハラムにしても、日常宗教というものから離れた立場に身を置く我々日本人の多くからすれば、全く理解に苦しむ存在だと想います。

さて、私が今までの人生で最も衝撃を受けた書籍に「星を継ぐもの」という小説があります。英国のJPホーガンという、その後人気小説家となるコンピュータ会社のセールスエンジニアが1977年に発表したデビュー作のSF小説です。
いまやハードSF小説の傑作として世界的にとても高い評価を受けている「星を継ぐもの」を私が知ったのは、80年当時雑誌POPEYEに連載されていた書評コーナーでありました。
普段書評欄など全く興味がない自分ですが、そこにあった一言が衝撃だったのです。「月の裏側に人間の死体が発見された。調べるとそれは5万年前の遺体で・・・」
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何故人類はある時代に爆発的に進化したのか? 何故月面の表と裏はあまりにも地形が違うのか?何故火星と木星の間にある小惑星帯はそこにあって、これだけが星としての形を持ってはいないか?等、様々な現実の疑問がこの小説の中で論理的に解き明かされていきます。
どんどんこの小説に引き込まれ、その後何回も読み直し、知り合い何人もに紹介し、更に続編、続々編も夢中で読みました。


それが、冒頭のISのフランス同時多発テロと「星を継ぐもの」がどう言う関係があるのか?

それはこの小説の最も重要な帰結のうちのひとつが「人間には2種類が存在する」だからなのです。

「この世の中には2種類の人間がいる。それはいい人と悪い人だ」とは映画「犬神家の一族」での名優 加藤武さんの名ゼリフですが、それ当たってると思うんですよね。
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「よし、分かった!」は加藤武さんの決まり文句(笑)

で、「星を継ぐもの」では今の時代にもこの地球には2種類の人間がいることが明らかにされます。
そして、その2種類の片方が、もう一方である我々大多数の人間がその科学技術を高度に発展させることを快く思っていない勢力、もしくはその勢力に操られている人間達なのです。
そして彼らが、事件、事故、戦争、虐殺、暗殺を引き起こし、人類の発展に歯止めをかけているのです。原爆の発明もそうかも知れないし、原発の様な一度事故が起こったら制御不能なものを開発させてしまったのも彼らの仕業かも知れません。
つまり、人類がこれ以上発展されると困る誰かが、古代からこの宇宙のどこかにいる訳なんですね。

この小説ではもちろん具体的には言及されていませんが、作者のJPホーガンは特定の宗教開祖や大量虐殺を行った為政者、狂信的軍国主義者、さらに具体的にいえばJFK殺害の真犯人らを読者に想像させたかったのかも知れません。

そう言う事を考えると、ISを始めとするこの時代の狂信的な宗教集団もこの2種類の「もう一方の人間」達なのか?と思ってしまう訳なのです。


「星を継ぐもの」は単なる娯楽小説ですが、フランスを始め世界各国で頻発している事件に接するにあたり、この小説が訴えかけている人間の本質を考えたくなる今日この頃です。

http://www.amazon.co.jp/dp/448866301X














2015年11月14日

景色が見える歌、見えない歌。

2週間ぶりのアップは日本のポピュラーミュージック、特に歌詞のおはなしです。


ここ数年、イヤ10年くらい いわゆるJ-POPの歌詞にとても違和感を感じております。

どんな違和感かというと・・・
特に若手女性シンガーソングライターに顕著なのですが、歌詞に景色というか情景が見えないんですね。

例えば・・・
「この心を大切に」「私らしく生きていきたい」「この気持ちの広がりを」「誰にも負けない強さ」
つまり自分の気持ちの抽象表現ばっかり。
その中でも一番顕著なのがこの方
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「ずっとたいせつな気持ち」「ツヨク信じ続けたその先へ」「自分に負けない心を胸に刻み 歩きだす」
何それ?

でね、例えば「雨音に気づいて遅く起きた朝は」「ひとつ隣の車両に乗りうつむく横顔」「雨は夜更け過ぎに」「朝のドライブ環七沿いを」「この道はまるで滑走路夜空へ続く」みたいな、情景表現、比喩とかが欠けてい
るというか、できないんでしょうね。

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でね、なーんでかって思って某大手レコード会社の制作部長にきいてみたところ「現在の国語教育の問題」と言ってました。また、知り合いの某有名作詞家に聞いてみたところ「最近の若い子って外出しなくなったからじゃないかしら、外の景色に触れることが極端に減ったからよ」とのこと。
これ納得。

まあ、先に挙げた「景色の見えない代表シンガーソングライター」も最近はユーミンとか先達のカバー歌ったりして、その影響か ちょっと景色見えてきた感じもしますが、彼女に影響を受けちゃっているフォロワーの歌は、ボクから言わせると「えー加減にせーや」って感じですね。
嫌だったら、わざわざ聴かなきゃいいでしょ? でもカーラジオからよく聞こえてくるんですよね、この手が。

と言う訳で、皆さん積極的に外出しましょう。街でもいいし、郊外でもいい。とにかく外へ出て、景色・音・匂い・雰囲気などを感じ取り、自分の持つ様々な抽斗(ひきだし)にインプットしましょう。そうすればもっと人生の幅が広がりますよ、きっと。
一寸大げさかな (笑)

それで、ボクは今日横浜に行きます。中華街で食事するつもり。
何年ぶりだろう?うっかりすると20年くらい行って無いんじゃないか?
そして食事のあとはここへ行って、至福の3時間半を過ごします。

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この会場の中でも、南の島や雨のバス通り、夕立の後の虹、そして銀色に輝くクリスマスツリーの光景が目の前に浮かび上がる事でしょう。

2015年11月01日

ポパイが教えてくれた〜マガジンハウスのお話 Vol.2

前回上げた「ポパイが教えてくれた」から、雑誌のオリジナリティについて考察の続きであります。

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あまりにも有名な創刊号の表紙です。

`76年創刊のPOPEYEが78年以降巷で話題になるになるにつれ、掲載される広告もどんどん増え、しかもPOPEYEの為だけに創られた広告ビジュアルも大手企業中心に登場しました。
ただ編集と広告のクオリティギャップもかなりあって、今見ると思わず赤面しちゃう広告も結構ありましたね。
そこで、編集サイドが広告を作ると言った「編集タイアップ」広告も多くのクライアントに受け入れられ始めました。これも一般的には平凡出版(現マガジンハウス)がananなどでパイオニアであると思います。

ただ、その薄さが魅力のひとつだったのに、広告が増えて束が厚くなった事はボクにとっては一寸残念でした。
しかし販売収益に加えて広告収益がどんどん増えれば、ヨソの出版社が黙って指をくわえている訳ありません。

そこで案の定やってくれたのが講談社であります。題してHOT DOG PRESS

判型、紙、印刷等ハード面は全くのコピー。前回触れた巻頭コラム集"POP*EYE"に対しては「熱犬通信」という恥ずかしいパクリ。もちろん取材テーマと内容、その深さ=クオリティ、アートディレクションに於いては比ぶべくもありませんでしたが。

そもそも雑誌、特に情報誌(ファッション誌を含んで)の存在理由は新しい文化・流行を新聞やテレビに先んじて読者に紹介する事なのに、ヨソのパクリをやっても雑誌本来の持つ使命を果たせる訳ないでしょう?
それでも、その当時企業の宣伝部はいっぱいお金を持ってたからPOPEYEの広告サイズに作った原稿を同じ判型のHOT DOGにも入れたんじゃないかな?
その後HOT DOGはギャル、SEX路線に活路を見いだし、それがウケて部数的にもPOPEYEを凌駕するに至りました。
でも、そのSEX特集も実は1980年にこれも平凡出版から創刊されたBRUTUS1981年の100 Things You should know about SEXと言う特集があってからこそと確信します。(英語のサブタイトルの付け方なんてモロですよねぇ)

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その後POPEYEも80年代中盤から、これはファッションの流行自体が変わってきたこともあるけれど、本来の "Magazine for City Boys"から離れていった印象です。
ボク自身のビジネスには思いっきり使わせて頂きましたし、当時の編集長には色々とお教えていただき、それが今にも役に立っておりますが・・・。

その後HOT DOGは2004年に休刊。 
POPEYEは、と言うと3年前から再度"Magazine for City Boys"としてリニューアルされてから、また新しい文化を創り出し始めていることはとても嬉しく思います。

で、BRUTUS,TARZAN,GULLIVER,relux,CASA,Olive,Hanako,Ku:nel,GINZA,&Premiumに続くその他の雑誌については、時を改めてまたお話します。
しかし、上記に上げるために思い出した雑誌って、やっぱりすべて新しいジャンルのオリジナルですよね。
そこがマガジンハウスの凄いところって改めて思います。

最後に、先月15日に発売のBRUTUSのハワイ特集を今少しずつ読んでますが、やはり他じゃできないなぁって内容です。今まで30回近くハワイ行って色んなガイドブックや雑誌の特集見てるけど、ドリス・デュークの話なんて初めて読みました。
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ではまた。

2015年10月21日

ポパイが教えてくれた〜マガジンハウスのお話しVol.1

前回予告しちゃったんで、マガジンハウスの話しを書きます。
ひょっとしたらこのブログをお読み頂いている業界の諸先輩方には、「マキノ何言ってるんだ」なんて思われること覚悟で書きますね(なんてそんな大袈裟なもんじゃありません)

今日は、ボクの父親の命日です。7年前の10月21日に79歳でこの世を去りました。父は音楽関係の仕事をしていたので、これはこれでブログネタになるので次の機会に色々と書いてみたいと思っているのですが、この父は、普段から子に対して教訓めいたことや将来の進路などに対して、あーせいこーせいなんて一切言わない人でした。だけど一度だけ、ボクが社会人になる時に言われたことがありました。

これから社会に出たら3つだけ守るべき事がある。

1. 腰は軽くなければいけない。〜これ説明しなくてもわかりますよね。要はすぐに行動しろってこと。

2. 仲人は上司に頼むな。〜今でこそ仲人のいる結婚式ってあまり見かけなくなりましたが、
自分が若い頃はそれが当然だったんです。もし仲人を会社の上司に頼んで、将来その上司が自分と意見が合わ
なくなった時、ましてや独立でも企てたら、不本意でもついて行かなくてはならない。って今じゃ考えられな
いけど仲人と言えば親も同然だったのか?!でも大企業には今でもそんなことがあるのかも・・・

そして3番目。これが「えっ?!」って言う内容でした。

3. 平凡出版と仲良くしろ。〜要は今のマガジンハウスですわ。
  じゃあなんで平凡出版に入れって言わなかった のが疑問と言えば疑問なのですが、まあ自分の息子には平凡
に入れるほどの才能は無いと思ってたんでしょう。(笑)

これには、驚きましたが、それは全くその通りと分かったのは社会人となってまもなくのことでした。

その当時平凡にあった雑誌は、月刊/週刊平凡 平凡パンチ anan クロワッサン POPEYEそれくらいだったでしょうか。
BRUTUSの創刊説明会に木滑さん(現最高顧問)がボクの働いていた広告代理店にいらしたことは、良く覚えています。

当時は社屋が田舎の小学校みたいで、社員食堂からアルマイトのお盆で昼食を各自の自分のデスクまで運んでくるんです。ボクも何度かご馳走になった覚えがあります。

で、それは兎も角、話しは戻りますが、大学生時代にPOPEYEと言う雑誌との出会いがありました。
当時若い男の子が読む雑誌ってのは、タレントの水着やヌードグラビア、あとはクルマや音楽の記事が中心だったんですね。平凡パンチ、プレイボーイ、そしてGORO(ご存じ?小学館から出てた大判の男性誌で、篠山紀信の激写で一世を風靡)などでした。

そこに出てきたのがポパイって、やたらと薄い雑誌。印刷もはっきり言って汚い。独特の紙とインクの臭い。そしてやたらと文字が小さくて多い。写真も小さくて多い。
そして一番の驚きは、ハダカが一切載ってない。出てくる女の子は素人なんだけど結構可愛い。そしてファッションと言うより洋服の記事が多い。アメリカの話題がやたら多い。ロサンゼルスのことをLAって言う。UCLAってそれまで誰も知らなかった。等々全く今までに無いタイプの雑誌でした。

これぞ、パイオニア、オリジナリティの極致的雑誌でした。

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毎号特集主義で、たとえば・・・ IVY  ローラーコースター LA NEW YORK フリスビー スキー 60'S ワーゲン、テニス、オートバイ、そして今に残る名タイトルの号「気分はもう夏」コレ持って初めてハワイに行きました。

でも一番ボクに刺さったのが、毎号巻頭に載っていたのコラム頁でした。1頁を縦割りに3〜4の話題が載っています。それが3見開きくらい続いたのかな。それぞれの記事には番号が振ってあって、1~17まで続きます。アメリカネタが殆どでしたがそれぞれが面白くって、食い入るように読みました。
当時友達との会話の決まり文句「これってポパイにでてたんだけどさー」

最初にこの巻頭コラム集を見て驚いたこと、ポパイってPOPEYEだったんだ!このコラムのタイトルこそ今に続くpop*eyeなのです。「ポップな目」いやこのタイトル付けた人、天才だと思いました。たぶん先に書いた当時の木滑編集長だと思いますが。

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それと、もう一つ。17番の次に18番のコラムがありました。この18番は実は広告で、毎号サントリーがビール、ウイスキー、トロピカルカクテル(懐かしい!河野さん元気かな?分かる人いないよねw)など色々な製品を1~17のレイアウトに合わせて、小さな写真と長いテキストで宣伝しました。
ああ、広告ってこう言うやり方があるんだ!って感激した記憶があります。
ちなみにこの頁はモノクロです。1c1/3p広告料金幾らだったんだろう。
サントリーって凄いよね。
実はボクが山下達郎が好きになったきっかけも、サントリービールのCMなんだけどね。

なんてこと書いてたら、すっかり遅くなってしまいました。

続きはまた近日アップします。


長々とお付き合い頂き有り難うございました。