フェースブック、ツイッター、インスタグラムそして当ブログの自己紹介にも、真っ先に「達郎マニアです」の言葉を記すワタクシですから、達郎さんについてはブログを週一アップしたとして毎回取り上げても1年はもつほどのネタ、エピソードがあるんです。
でもそうすると逆に何から書こうか迷っちゃいます。
まあこういった場合、有りがちなのは初めてその音を耳にしたときの事、それにファンになったきっかけでしょうか?
じゃあそうしましょう。
山下達郎と言う名前を知ったのは、学生時代恐らく雑誌ミュージックライフだったのではないでしょうか?その前に達郎さんが所属していたSUGER BABEのジャケット写真を、これもまたミュージックライフで見た記憶が何となくあります。
音として認識したのは、ソロアルバム2枚目に収録されていたLOVE SPACEじゃなかったかと思います。
まあ、その時は凄い高い声だね〜位しか感じてなかったんですが・・・。
その後、アルバムMOON GLOWが少しヒットしてラジオでも少しかかったり、レコード大賞最優秀アルバム賞を獲った時テレビでその姿をちらっと目にしても、当時は殆ど洋楽しか聴いていなかったので、あまり気にもかけてはいませんでした。
そして、1980年RIDE ON TIMEで日立マクセルカセットテープのCMに本人が出演。やっとヒットが出た時に、おお中々カッコいいじゃんと思って、同名アルバムを購入。
A面1曲目に針を落とすといきなり「ゴアエ」と聞こえるうなり声?なんだ?
これが「GO AHEAD」って言ってるのが分かったはそれから20年後の話しですが、それに続く各曲がとにかく音がタイトだな〜と言うのが印象でした。日本でも洋楽みたいな音を出せるミュージシャンがいるんだって印象でしたが、じゃあ山下達郎ファンになったかと言われると、そこまでではなかった感じでした。
そして翌81年、自分がファンになる決定的なCMがテレビから流れてきました。
メジャーセブンの軽快な16ビートのリズムギター、それに続くサックスソロ。でもそれだけ。歌出てこない。
映像は海辺でビールを飲んでプハ〜ってしている日本人男性と、トップレスの白人女性。
そして、15秒CMの最後の片隅に「音楽:山下達郎」
お、これだよ。なんてカッコいいんだ!山下達郎だよ。こいつやっぱ凄いよ!
この曲こそ、それ以来達郎さんのライブでは殆どオープニング一曲目で演奏されるSPARKLEでありました。
でも、よくよく考えてみると、このギターカッティングの間奏だけをCMに使ったサントリー宣伝部のセンスって凄いです。きっと、日本に何十万といるだろう重度達郎ファンの中には、サントリーのお陰でファンになった人結構いるんじゃないかな。
で、サントリー生ビールの次作はちゃんと歌が出てきます。LOVE LAND ISLAND。
この曲は、後に達郎さん自身から語られているのですが、CMの映像に合わせてビートの速さを決めているそうで、外国人女性モデルがどこか南国の市場の雑踏を踊りながら歩くという映像に合わせて作られています。
(ひょっとするとこっちが前にON AIRされていたかも知れません。なんせ35年も前の話ですから、そのあたり
深く鷹揚にひとつよろしくお願いいたします。
そのCM SPARKLEご覧下さい。
LOVELAND ISLANDはこちら
以上の2曲が入っているアルバムがFOR YOU。当時人気だった鈴木英人氏のイラストのジャケットとこのサウンドこそ80年代前半、日本の光り輝く若者の時代を最もハイクオリティで象徴する事象ではなかったんじゃないでしょうか?
夏だ!海だ!タツローだ!
続きはまたそのうちに!
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