2016年08月05日
トレンド再考
今回は改めて相場のトレンドについて考えてみたいと思います。
スイングトレードにおきまして、私も今まではトレンドを大きく意識した事
が余りありませんでしたが、最近その重要性をかなり意識するようになって
来ました。売買に於いてのトレンドの確認は本来は大変重要な事なのですが、
他の指標に比べますと地味なイメージなので、つい疎かにされがちです。
トレンドに関しては順張り派はトレンドフォローという手法も含めて、かな
り意識しますが、逆張り派は割合短期のトレンドしか意識しない傾向にあり
ます。私もスタートが林輝太郎先生の本での勉強でしたので当然逆張り派で、
今でも基本は逆張りです。
ですから株価が上げれば売りたくなりますし、下げれば買いたくなります。
ところがこの逆張りの売り上がり買い下がりに於いてこそ、トレンドの確認
がひと際大切になります。
例えば長い下げトレンドの最中に買い下がりをやってしまうと、確かに平均
値は下がりますが、それ以上に株価が下がり、資金ショートやプラ転するま
でに時間がかかってしまい、利確出来ても資金効率が極端に悪くなります。
つまりはどの辺でトレンド変換がありそうなのかを理解できないと、逆張り
での利益確保は大変難しいと言えます。そういう意味では、利幅は逆張りに
比べて少ないですが、順張りつまりはトレンドフォローのほうが、初心者に
とってはやり易いかも知れません。
売買手法としては
@ 明確なトレンドを確認する
A 有利と思われるポイントでエントリー
B 予定どうり順行なら買い増し、トレンドの転換確認後本玉手仕舞い
C 逆行なら両建てして様子見、トレンドの再確認後反対玉の手仕舞い
D トレンドに沿って増し玉し、トレンド転換確認後に本玉手仕舞い
ここでの大切なポイントは、取りやすい所のみを狙う事と有利でないポイント
では休むという事です。言うは易しですが、この休むという事が一番難しいか
も知れません。
繰り返しになりますが、今回の要諦は、上げトレンドは買いで取り、下げトレ
ンドは売りで取るという事です。しかしその為には、長期、中期、短期のトレ
ンドの見極めが何より大切という事ではないでしょうか。
それでは又。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
紫垣デイトレード塾
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