2015年03月31日
値嵩株か低位株か
久々の投稿です。
最近銘柄について考えるのですが、今までは資金の関係もあったりしましたので、
深く考える事もなく、低位株中心の売買をして来ました。
低位株の良いところは
@ 株価が安いので、小額資金でも売買し易い
A 年間の安値付近で買えば、日経平均が暴落しても被害が少ない
B 2-3年に一度は大きく吹き上げる事が多い
C 限られた資金でも銘柄を分散し易い
D 株数を容易に増やす事が可能
もっといろいろあるとは思いますが、結構メリットはあります。
それでは低位株のデメリットは
@ 株価の動きが鈍い
A 倒産の危険性のある会社もある
B 仕手やファンドにいじられ易い
C 無配の会社も多い
こんなところでしょうか。
ですから、低位株で勝負しようとすれば、一つの銘柄を大量に安値で持つという
戦略もありますが、これはけっこうリスクが高いので、一般的には複数銘柄に分散
して、できるだけ安いところを拾い、2−3年我慢して吹き上がるのを待つというのが
固い方法だと思います。但し、この手法はトレンドにも影響されますので、今のような
上げトレンドならOKですが、下げの場合はつなぎなどの手法も要求されます。
これに対して値嵩株は株価が高い為、最低取引単位を買うのにも大きな資金が必要
となる事もあります(例えば9983等)。株価の変動も大きいし、ファンドや機関投資家
との戦いとなり、個人投資家にとっては資金的にも情報的にも正直不利な展開を余技
なくされます。塩漬けになって半値以下になってしまっている個人投資家も多いのでは
ないでしょうか。
このように一見個人投資家には難しい値嵩株ですが、視点を変える事で個人でも十分
戦えるポイントもあります。これからは私個人の意見ですが、
@ 銘柄を一つに絞り込む
A 銘柄のチャート、場帳を長期に付け、確認する事で銘柄の癖を掴む
B 短期売買に徹する(1−2週間以内の勝負)
C 2分割一括手仕舞いの実践
D 売買日誌をつける
このような事の実践を積み重ねる事で、個人でも値嵩株勝負に挑むチャンスができると
考えています。
話は変わりますが、今私のエリアでは桜が満開を迎えようとしています。どんなに厳しい
状況に置かれても、周りを見廻すゆとりは持っていたいですね。それでは又。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
紫垣デイトレード塾
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