今回は以前にも書きましたが、投資信託について再度触れてみたい
と思います。私が投資信託を始めたのは6年前の60歳の時からで、
何故始めたかと言えば、企業年金が半減する75歳以降の生活の
補填金を確保する為です。私は基本的に投資信託は10年以上の
自分の生活設計を見つめながらするものと思っておりますので、目先
の損益に一喜一憂せず、じっくりと時間を掛けて実りを得るという
考えです。
まず最初のポイントは一括か積立かという事でした。当時は多少の
蓄えもあり又退職金も出ましたので、一括でも買えたのですが、敢えて
私は積立を選びました。方法的には大体10−15年で目標の金額が
買えるように、月々の積立額を設定しました。なぜ積立にしたのかは、
もう皆さんご存知のように、その時点でどこが天井か底か判らなかった
からです。分割ならドルコスト平均で買いの平均値が有利になるという
事です。事実そのとうりになりました。
次にはインデックスかアクティブかという事ですが、これはより平均的な
利益が安い手数料で確保できると言う点で、インデックスに決定。更に
銘柄の条件として積立で毎月買っていくわけですから、これも当然
ノーロードの商品を選びました。
次には商品のポートフォリオです。一般的には国内株式、国内債券、
海外株式、海外債券を25%づつというのが定番で、それ以外にも
新興国株式&債券、海外&国内REIT、そして金等のコモディティ等
いろいろやってみましたが、私の感覚では国内株式、先進国株式、
海外REIT、国内REIT、バランスファンドの5種類で十分と感じました。
そして良く言われる年1回程度のリバランスについても私は一切
やらず、寧ろ成績の良いファンドの金額を増やしていったくらいでした。
最初は夫々の商品の購入バランスは考えて自分なりのポートフォリオ
を組みましたが、もっと条件の良い新商品が出て来たりで、その都度
買い増ししたりして来ましたので、余りバランスについては厳密に
考えてはおりません。極端にならなければ良いと思っています。
このように意外とイージーにやってきました。最初こそ積立額が毎月
マイナスとなって行きリーマンショックもあって、一体どうなるのかと
思った事も度々ありましたが、信じて耐え忍んだ事で理想的な展開と
なり、6年で資金は約2倍になりました。これは現在のアベノミクスの
恩恵もありますが、それ以上にリーマンショックのあのひどい時期に
買って行けたという事が大きなポイントです。積立でなければ、或いは
個別株だったら、あの時点で間違いなく損切りとなっていたでしょう。
このように投資信託の積立は継続は力なりという事と複利の有利さを
とことん味わえる投資手法です。へたな考え休むに似たりという事で、
大きな損を懲りずに出して個別株をやるよりも、特に時間のある若い
人達にとっては余り複雑に考えず淡々と出来る、投資信託の積立が
お奨めです。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
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