2014年06月03日
売買手法ー売買の目印(5)
今日の目印は移動平均線です。移動平均線につきましてはチャート(3)の中でも
書きましたが、今回はローソク足と移動平均線の関係と、目印としての役割について
書いてみたいと思います。
ローソク足と移動平均線の関係を述べるに際して、ローソク足、短期線、長期線という
設定で考えてみたいと思います。移動平均線には日足、週足、月足、分足といろいろ
ありますが、例えば日足で5日と25日平均腺を想定すると、5日が短期線で25日が
長期線と考えて下さい。
ローソク足(株価)と移動平均線の関係については6つのパターンが考えられます。チャ
ート図の上から下へ眺めていく事をイメージして下さい。
・パターン1(上昇トレンド)・・・上から株価(ローソク足)、短期線、長期線の順
・パターン2(ピークアウト)・・・上から短期線、株価、長期線の順
・パターン3(下降トレンド予備群)・・・上から短期線、長期線、株価の順
・パターン4(下降トレンド)・・・上から長期線、短期線、株価の順
・パターン5(底打ち)・・・上から長期線、株価、短期線の順
・パターン6(上昇トレンド予備群)・・・上から株価、長期線、短期線の順
例 上昇トレンド
基本的に株価と移動平均線はこのパターンに沿って、上げ下げを繰り返して行くわけ
です。ですから手持ちの銘柄が、今このパターンのどの位置にあるのかを確認しておく
事が重要です。勿論、途中から逆行するケースもありますので、必ずこのパターンどう
りに動いていくとは限りませんが、上昇から下降へそして又上昇へという規則正しい
サイクルの場合は必ずこのパターンを踏襲します。
次に目印としての移動平均線ですが、例えば5日移動平均線に沿って株価が動いて
いる時、急に移動平均線を大きく上に乖離することがありますが、この場合すぐに5日
移動平均腺に収束する性質がありますので、その場合は買い玉を手仕舞い、空売りを
仕掛けるタイミングとなります。
又、同様に5日移動平均線に沿って動いていた株価が5日移動平均線を割り込み、さ
らに25日移動平均線をも割り込んで下落した後に、再度25日移動平均線を突き抜け
て上昇して来た場合は、移動平均線の傾きの右肩上がりの状態が条件ですが、買い
増しをするタイミングとなります。
例 乖離大
以上、移動平均線について述べてみましたが、これ以外にもグランビルの法則のような
見方もありますので、じっくり勉強したいところです。 それでは 又。
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