2014年05月30日
売買手法ー売買の目印(3)
本日は売買の目印第3弾として、高値圏での窓空けについて説明したい
と思います。ご存知の方もいるかと思いますが、チャートのローソク足は
多くは前日の足と重なりながら動いて行きますが、時には重ならず隙間を
空けて移動して行く事があります。この隙間をチャートでは窓と読んでい
ます。
窓空け
窓の出来る要因としては、前日のいろいろな情報から、その銘柄に多くの
買いや売りが集中して起こるケースが多くなっています。その結果前日の
終値と大きく乖離して寄り付くわけです。乖離の幅が大きければ大きいほ
ど、その方向への力が強く働いているという事です。
特にこの窓がじわじわと上げトレンドを継続して来て、高値圏に差し掛かり、
大きな陰線や上ヒゲなどが出てもみあった後大きく窓を空けると、その後
かなりの期間、株価が大きく下落する事が確認されています。
これは日経平均のチャートでも、あなたが現在取引している銘柄のチャート
でも、日足で1年間くらい遡って見てみると、容易に納得する事と思います。
この目印も経験則からいえる事で、こういう理由だから大きく下げるのだと
いう明確なものではありませんが、強いて言えば、高値圏で大きな悪材料
が出る事でパニック売りが出て、それが相乗効果的に波及し、投げ売りを誘
うという事でしょうか。
窓空け下落
ただ、この高値圏での窓空けは、相当な精度で下げる確率が高いので、
もし今後チャート上でこのような目印を確認できた場合は、空売りを仕掛
けて見るのも面白いかも知れません。但し、その場合には必ず適当なポイ
ントに、ロスカットを入れておく事を忘れないように願います。
それでは、又。
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