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2015年06月12日

書評−9割の病気は自分で治せる





またまた、投資とは直接関係はありませんが、健康なくして相場無し。
という事で、どんな仕事をするにも健康でなければ、良い仕事は出来ない
という当たり前の事です。

この本は岡本 裕さんという医学博士が書いたもので、一口で云うと
「未病」の精神と「薬に頼りすぎるのを止めましょう」という本です。この
本が気になったのは、現在私が高血圧症と痛風の治療をしておりまして、
もう最初に薬を貰うようになってから10年以上飲み続けているからです。

高血圧も痛風も生活習慣病ですので、風邪薬を飲んで2−3日寝ていれば
治りますという類の病気ではありません。塩分を控えたり、運動と食事管理
で体重を標準値に戻し、体質改善をしなければそう簡単には治癒しません。
当初は、薬を飲んでさえいれば多少の食べ過ぎ、飲み過ぎがあっても、発症
しないので、それでも良いかと考えていましたが、薬で治しているわけでは
なく、症状を抑えているだけですから、このままでいくと一生薬を飲み続け
なければならないという事で、さすがに最近は本当にそれで良いのかと
思うようになっておりました。

そんな時にこの本に出会い、できるだけ医者、薬に頼らず自然治癒力を
高める事によって健康を維持していくという考え方は、大いに参考になり
ました。岡本先生はこの本の中で、健康維持の考え方、ストレスの回避の
仕方、食生活、運動を含めた行動習慣、自然治癒力の高め方等について
実に具体的に書いています。

特に印象に残っているのは、医者が病気を治すのではなく、自然治癒力が
病気を治すというという考えで、医者や薬はその手助けをしているに過ぎない
という事です。それと薬の害について、特に長期に服用する薬については、
その副作用に十分注意して、時には服用を止める期間を持つ事も必要だ
とさえ云っています。今まで薬は身体に良いものと考え、その副作用の事等
一顧だにしていませんでしたが、さすがにあまりに長期にわたって飲み続ける
事のリスクや怖さについて考えさせられました。

取り敢えず自分でできる事として、今処方されている薬を毎日ではなく、一日
おきにする事で(今までも飲み忘れる事はしょっちゅうでしたので、これくらいは
良いかと思っています)様子を見る。今やっている1日1万歩のウォーキングは
継続する。野菜を取る事を心がけ、暴飲暴食に注意する。

それとパソコンに向かう時間が長いので、1時間毎のストレッチも忘れずに
やる事で、何とか死ぬ直前まで相場をやっていたいと虫の良い事を考えている
今日この頃です。それでは又。

9割の病気は自分で治せる【ストレスとのつき合い方編】 (中経の文庫)





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posted by norch at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評

2015年06月04日

書評−マル暴甘糟





本日は少し角度を変えた書評をしてみたいと思う。
今日のお題は「マル暴甘糟」今野 敏氏の警察小説だ。正直、今野氏の
小説は初めてなのだが、大変面白いと共に、相場の世界も一緒だなあと
いう実感を持たされた。別にヤクザや警察の世界がどうこうというつもりは
ないが、どこの世界でもその世界独自のルールがあり、のし上がる為には
そのルールを上手く活用する必要があり又、上手く活用できないと生き残
れないという厳しい現実。

それと大抵の小説はタイトルに名前が出てくれば、そいつが主人公で、敵や
悪人どもを表現は悪いが、かっこよくばったばったとなぎ倒すというのが定番
だ。確かにこの小説もマル暴担当の甘糟が主人公なのだが、この甘糟氏が
まことに頼りなく、またけっこうヤクザに弱く、上司や先輩には歯向かえない
という如何にも一般人の設定で、正直最初は違和感を感じるが、それが読み
進む内に主人公を取り巻くいろいろな人間関係から、段々と凄みはないが
やるなあと感じて来るから不思議だ。

まずは相棒で先輩の郡原の存在だ。存在感や仕事の出来具合からしたら本来
は彼を主人公にした方が良いくらいのキャラクターで、事実事件の肝心な所では
いつも的確なアドバイスと指示を出す。まあ相場の世界で言えば甘い後輩を
厳しい現実を見せながら、正しい方向へ導くメンターの役目だ。但し、相貌は
ヤクザそのもので、指導もめっぽう荒っぽく絶対妥協を許さない。仕事の基礎を
きっちりと容赦なく叩き込んで行くタイプで、相場でもこんな師匠がいてくれたら
とつくづく思う。

次は典型的な警察官僚タイプの梶の存在だ。
最初は甘糟や郡原を舐めてかかっていたが、次第に二人との現場の仕事を
通して、現場の警察官の心情や捜査の手順、考え方、勘など今まで自分が
経験していない物に触れ、心を開いて行く。彼の素晴らしいところは、自分達が
警察エリートであると思いながらも、所轄の捜査の良いところはきちっと認め
尊重していく事だ。現実にはプライドが邪魔をして、なかなか有り得ない事だが、
この物語ではお互いの信頼から、甘糟、郡原、梶の最強チームが結成されて行く。

最後は極道のアキラだ。
歳の割には貫禄があり、親分の引きもあってそこそこの幹部となっている。
かっとすると何をするかわからないし、面子と損得勘定で動くし、相手の隙を
ついて言いがかりを付け、自分の論理を正当化するという典型的なヤクザだが、
義理には厚く、甘糟とは心情的に相容れるところもある。

こんな人間が入り乱れてのストーリ−だが、中味は読んでのお楽しみ。
云いたいのはどんな世界でもその世界のルールがあり、手順があり、結果に
対する責任と反省があると言う事で、テクニカルもファンダメンタルも、デイトレも
どんな投資スタイルでも良いが、たまにはそこを離れて、相場と言う世界の歴史や
人間模様や、常識と言われるものについての勉強も必要かも知れない。

マル暴甘糟





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posted by norch at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評

2015年05月13日

がつがつ稼がなくても



今回は以前にも書きましたが、投資信託について再度触れてみたい
と思います。私が投資信託を始めたのは6年前の60歳の時からで、
何故始めたかと言えば、企業年金が半減する75歳以降の生活の
補填金を確保する為です。私は基本的に投資信託は10年以上の
自分の生活設計を見つめながらするものと思っておりますので、目先
の損益に一喜一憂せず、じっくりと時間を掛けて実りを得るという
考えです。

まず最初のポイントは一括か積立かという事でした。当時は多少の
蓄えもあり又退職金も出ましたので、一括でも買えたのですが、敢えて
私は積立を選びました。方法的には大体10−15年で目標の金額が
買えるように、月々の積立額を設定しました。なぜ積立にしたのかは、
もう皆さんご存知のように、その時点でどこが天井か底か判らなかった
からです。分割ならドルコスト平均で買いの平均値が有利になるという
事です。事実そのとうりになりました。

2015050917541952a.png

次にはインデックスかアクティブかという事ですが、これはより平均的な
利益が安い手数料で確保できると言う点で、インデックスに決定。更に
銘柄の条件として積立で毎月買っていくわけですから、これも当然
ノーロードの商品を選びました。

次には商品のポートフォリオです。一般的には国内株式、国内債券、
海外株式、海外債券を25%づつというのが定番で、それ以外にも
新興国株式&債券、海外&国内REIT、そして金等のコモディティ等
いろいろやってみましたが、私の感覚では国内株式、先進国株式、
海外REIT、国内REIT、バランスファンドの5種類で十分と感じました。
そして良く言われる年1回程度のリバランスについても私は一切
やらず、寧ろ成績の良いファンドの金額を増やしていったくらいでした。
最初は夫々の商品の購入バランスは考えて自分なりのポートフォリオ
を組みましたが、もっと条件の良い新商品が出て来たりで、その都度
買い増ししたりして来ましたので、余りバランスについては厳密に
考えてはおりません。極端にならなければ良いと思っています。

このように意外とイージーにやってきました。最初こそ積立額が毎月
マイナスとなって行きリーマンショックもあって、一体どうなるのかと
思った事も度々ありましたが、信じて耐え忍んだ事で理想的な展開と
なり、6年で資金は約2倍になりました。これは現在のアベノミクスの
恩恵もありますが、それ以上にリーマンショックのあのひどい時期に
買って行けたという事が大きなポイントです。積立でなければ、或いは
個別株だったら、あの時点で間違いなく損切りとなっていたでしょう。

このように投資信託の積立は継続は力なりという事と複利の有利さを
とことん味わえる投資手法です。へたな考え休むに似たりという事で、
大きな損を懲りずに出して個別株をやるよりも、特に時間のある若い
人達にとっては余り複雑に考えず淡々と出来る、投資信託の積立が
お奨めです。


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posted by norch at 17:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 基礎知識
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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