「キャンプにオイルランタンは必要か」と問われた時、当然答えは人それぞれでしょう。
私の場合、今までは登山などで使っているヘッドライトがあれば十分でしたし、
キャンプ場でタープ泊をするようになってからは、LEDランタンなどを使用しており、
手間がかかるオイルランタンを必要とはしていませんでした。
しかし今年キャンプで焚き火を始めてから、手間をかけるということを楽しく思えるようになり、
ネットなどでオイルランタンについて色々と調べるようになりました。
様々なオイルランタンを見たりしてもイマイチ使う意味を見出せませんでしたが、
実用的な部分があることを知り、使うことを決めました。
私のキャンプスタイルを考えると、基本ソロで小ぢんまりとしたキャンプですので、
小さなランタンでいいと思い、「カメヤマ オイルランタン ミニ」を選びました。
オイルランタンですから、オイルに火を灯して明かりを得るわけですが、
LEDと比べてしまうと光量は非常に少なく、
最近では実用というよりは「雰囲気」を作る道具として使うことが多いようです。
私がランタンを使うことにした理由は「雰囲気」だけではなく、実用的な部分があることを知ったからです。
それが「虫除け成分配合のパラフィンオイル」というものを見つけたのです。
オイルランタンを灯すことで虫除け効果があるとなれば、森林香や蚊取り線香を使わなくてよく、
使用するオイルが「パラフィンオイル」ですから、ほとんど煙が出ることはありません。
煙い思いをせずに虫除け効果とオイルランタン特有の雰囲気を楽しめるわけですから、
使ってみたくなるってもんです。
実際虫除けの効果はあるかというと...どうなんでしょう...
現在まで10回ほどキャンプで使ってますが、虫自体あまり見かけてないです。
これは効果ありなのでしょうか。
手元は結構明るく照らせています。
周りも明るくはないですが、何があるかは分かるくらいには見えてます。
遠くから見ると暖色の灯りがほんのり照らす様が雰囲気を盛り上げるのがわかりますね。
オイルランタンを使い出すと、それに伴って必要なものや欲しくなるものが出てきます。
私が揃えたのは以下になります。
ランタンの灯りを上から照らす場合、上に逃げる明かりを反射させるランタンシェード。
ランタンケースに入れることができるように折りたたみ式を選びました。
ランタンを吊り下げる場合、あると便利なカラビナ。
オイルランタンのタンク満タン一回分のオイルが入るスクイーズボトル。
ランタンケースに入れられる大きさを選びました。
私の場合虫除けを兼ねて灯してもそんなに長い時間は使わず、ボトル半分くらいでちょうど良い感じです。
オイルランタンを持ち運ぶ際のケース。
ミニサイズに合った大きさでランタンシェードやスクイーズボトル、
カラビナなどを入れることができ、安いものを選びました。
ランタンシェードを取り付けて吊るして使うと、薄暗いですが広範囲を照らしてくれるので結構便利です。
光量は少なくてもそれがいい感じに雰囲気を出してくれますね。
夜景とキャンプシーンの写真を撮るなら、ランタンは雰囲気を演出してくれる重要アイテムです。
オイルランタンを使うと火をつける際にしても、メンテナンスにしても手間はかかりますが、
それ以上に色々と楽しめる要素があると思います。
登山とか荷物が限定されるようなキャンプの場合は持っていくことはないですが、
余裕があるキャンプの場合は、あって良いものだと思います。
虫除け効果を得るなら吊るすより下に置いた方が良さそうに思いますが、
その効果がどうなのかは、今後もっと使ってみないとなんとも言えないです。
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