タクティカルブーツに履き替え、現在まで使っていましたが、
やはり登山に関しては登山靴が一番です。(当たり前かw)
タクティカルブーツで登山は問題なくできますが、重い荷物を背負ったり長い距離を歩くとなると、
圧倒的に登山専用の靴の方が、歩きやすく何より足の疲れ方が違います。
2年前に登山靴から履き替えた、5.11タクティカル コヨーテブーツ↓
ですので今年の春先に、登山靴を探していました。
欲しい靴はそれなりのお値段がするので、購入は夏になるかなぁ、なんて考えながら色々探していましたが、
オークションで気になる靴を見つけました。
中古ですから値段も安く、いや、安すぎるくらいの値段でしたので、ほぼ即決。
安いのには理由があるはずですが、写真を見る限り目立った破損はなく、
説明文には、古いものだが使用回数は少なく、長年押入れにしまいこんでいたので比較的綺麗で、
特に破損があるようなことは書いてありませんでした。
オークションで購入したトレッキングブーツ、MERRELL M2 SUPER LIGHT↓
本格的なごっつい登山靴ではなく、少し気楽な感じで履けるトレッキングブーツで、
確か1990年代に流行った靴のはずです。
となると30年ほど経ってしまってますが、使用回数が少なく綺麗なのでまだまだ使えるでしょう。
しかし...
届いた靴を確認すると、靴紐を引っ掛けるフックの部分が1箇所欠けています。
あぁ...安かった理由はこれかぁ...
まあしょうがないですし、このくらいは想定内。
他は綺麗でソールも新品のようにヘリもなく綺麗なので、このフックを修理すればかなり良いものになります。
さすがに自分では修理できない部分ですのでメーカーに問い合わせたところ、買い替えがベストとの回答。
そりゃそうでしょうね。w
でも、5000円ほどで修理可能とのこと。
ぐぬぬぬ...
壊れているフックを使わないで紐を締めても、イマイチ足のホールド感がゆるい感じがするので、
修理することにしました。
新型コロナの影響で、修理期間は見通しが立たないと言われましたが、
急いでいないのでいつでも良いと修理に出した所、2ヶ月弱で治ってきました。
靴が届いてからブナ林を2回ほど散策したのですが、素晴らしく私の足にフィットしまして、
一気にお気に入りとなったのですが、いざ、登山に行くために靴を履こうとしたら、
ソールがほとんど何の抵抗もなく剥がれ落ちてしまいました。><
30年という月日は靴を履かなくても、いや、履かないで保管していたからこそ、劣化させていたのですね。
経年劣化というやつです。
ちょっとショックだったのと、どうやって修理しようかということで頭がいっぱいになりまして、
ここから修理時の写真は撮っていません。w
とにかくネットでソールをくっつけるのにより良い方法は無いものか探しまくります。
結果、私が選んだのは「ダイアボンドで圧着する」という方法です。
靴のソールを貼るとなった場合のド定番ボンドですね。w
ソール側と靴側の貼り付ける部分を綺麗にして、ダイアボンドを双方共に塗ります。
30分〜40分ほど乾かしたら、ソールと靴を慎重に貼り合わせ、その後圧着します。
金槌なんかで叩いたり、金槌の柄の部分でグリグリしたり、指でギュギュ〜ッと圧着します。
その後は24時間以上放置してボンドが乾くのを待ちます。
ソールを貼り合わせたあと、またすぐに剥がれる現象って結構経験があるので、
見てくれは悪くなりますが、ソールと靴の間からボンドがはみ出るくらいにボンドを塗りました。
そうすることで、ソールの端からめくれるのを防ごうという考えです。
それだけでは不安なので、ソールの端の部分にコーキングみたいなものを塗りたいなぁと思い、
良いものはないか探して見つけたのが、こちら↓
接着剤を細く絞りだせるので、靴とソールの貼り合わせた縁の部分に塗りやすいです。
見てくれは悪いですが、剥がれなければ良いですし、どうせすぐに汚れますので良しとします。
その後2回ほどブナ林を歩きましたが、何の問題もなく使えていいます。
剥がれている部分もないので、かなりうまく修理できたのかもしれません。
次は登山で使ってみましょう。
最後に、修理に総額8000円弱使っていますが、新品を買うより安くすみました。
手間と時間はかかりましたが、気に入ったものなど修理できるなら直してして長く使いたいですね。
↑この記事を気に入って頂けましたらポチッとお願いします。
【このカテゴリーの最新記事】