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仕事の真似事と産業医診断

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
濃密な7/10(火)の会社訪問の中で、上司がボソッと囁いていた「医者は患者全員の事をそうしっかりと見て考えている訳ではない。ただ、目の前の診察に来た患者を捌くことを考えているもんだ。」という大事な一言に触れるのを忘れていました。確かにそうかも、とストンと腹に落ちたような気がします。治すのはあくまでも自分、医者はそれの手助けをしているだけ、というように考えられるようになった大事な金言でした。うつ病って「(心療内科の)先生何とか治して下さい。」という先生依存、あるいは「薬を飲んでいれば治る」という投薬依存で治るような単純なものじゃないんだなと改めて理解しました。「原因と結果の法則」にもある通り、やっぱり自分が変わらないといけないんですね。

では続けますね。

7/12(木)の朝を札幌の自宅で迎えました。6時に起床しましたが天気はあいにくの雨模様でジョギングは中止。しょうが無いのでネットでニュースなどをチェックし、次回の主治医診察は7/18(水)に確定してましたから、前回同様、往復ともスカイマークで成田経由で2拍3日コース確定。他の航空会社はピークで軒並み運賃高騰してましたから、この頃のスカイマーク成田線の1万円は有難かったです。
7時に朝食を取りながら、ふと「今日は仕事してるっぽく過ごしてみようかな?」と思い、家のリビングではなくベッドルームに置いてあるデスクトップPCの前に一日座って、デスクワークっぽくPCを使ってなんかやってみよう思いました。とは言えネットサーフィンしているようではダメだなと思い、キーボードをガンガン使って打ち込む方が良いだろうなと思い、目についたのがこれまで読んできたビジネス書をEvernoteに書き写す事でした。これをやれば本の大事な部分にペタペタ貼っていある付箋の部分をEvernoteに凝縮するだけで、「マイ・ベストな金言集」出来るという一石二鳥です。この頃にはもう読んだ本は軽く100冊を超え、「あれ、あの事って、どの本に書いてあったっけ・・・?」と記憶力の限界を超えていたのでちょうどいい、と思いました。

とは言え、午前中の妻の買い物(10時出発がお約束)に付き合うというのは外せないルーティンでしたから、8時からスタートしてまず2時間やってみようという事でした。

・・・結果、あっという間に2時間が過ぎ、意外と集中力あるな、と認識。

その後買い物に出掛けると、買い物中に携帯に見慣れない番号から着信アリ。一瞬出るのが遅れ留守番電話にメッセージが。なんと会社の人事部からでした。程なくして会社の上司からメールが入り、会社の産業医の診察を受けろとのこと。産業医との診察ってなんだ?と思いながらもとりあえず放置し、帰宅するや否やPCの前に座って本のまとめを再開。ひたすらテキストエディタに書き起こして、大事な図表はiPhoneで写真にとってEvernnoteにアップロードというのを繰り返し、昼食を挟んで15時くらいまで集中して取り組む事が出来ました。

・・・意外とやれるじゃん!


15時を過ぎると子供たちが学校から帰ってきまして家の中が一気に賑やかになりますので本のまとめは中断。その後はリビングにノートPCを持ち込んで、先日から考えていたブログを開設してみました。とりあえずファンブログに決定してアカウントを登録し、デザインをどうしようかあれこれいじっているうちに夕方再び人事部から携帯に着信。おそるおそる出てみると、「そろそろ6ヶ月経つので復帰するでも途中経過観察でもいいから一回産業医受診して下さいねー、ついては東京に来れる日を教えて下さい。」とのこと。主治医との診察のタイミングと産業医の都合を考慮すると8/2(木)の10:00〜にしましょう。という事で決着。

主治医とは別に産業医の診断を受けるというのは、面倒くさいなぁと思いながらも、会社司令ですから逆らえません。ま、2週間後だしいいっかと受け入れました。

その後は夕食を摂ったあと、ブログの初記事『「ご挨拶」と「ブログ内容」について』を2時間ほどかけて何度も構成しながらアップ。この日、このブログが誕生した瞬間でした。やった、一歩前に踏み出せたぞ、とちょっとだけ達成感。

そして妻に「こんなブログを書いたんだけど、どう?」と見てもらいましたが、妻は「子供の授業参観を見るようでちょっと怖い。」と引き気味。夫(自分)の心の本音を覗きみるのが怖かったようです。まぁひと通り読んでくれたみたいですが、その後は殆ど見てないようです。しかしブログを見せながら、初めて「この病気ってさ〜薬さえ飲んでいれば治るっていう単純なものじゃないんだよな〜。やっぱり原因が何かっていうのを正確に理解して、そこを改善しないと良くならないと思うんだよな。」と闘病5ヶ月目の終わりになってようやく腹を割って病気のことについて語り合ってみました。身内に恥ずかしげもなく語るまでに回復したんだな、というのは大きな前進でした。

そんな感じで、札幌の自宅ではありますが、ちょっと仕事チックに過ごしてみるというトライも特に問題なく順調。ブログも立ち上げ、産業医との診断日も確定し、濃密な1日が過ぎました。

今日もこの頃読んでいた一冊をご紹介しておきます。

●鈴木博毅『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』ダイヤモンド社

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「失敗の本質」は旧日本軍の軍部と前線での意思疎通が上手く行ってなかった事に端を発し、間違った方針で自ら自滅の道を歩んでしまった旧日本軍の問題点を指摘していますが、これが現代のビジネス社会や会社という企業体にも同じように言えるなぁと素直に思えました。「上層部は現場のことを全然わかってない」と「社員(兵隊)は上司(軍部)は現場の様子が分かっていない」という事が日本軍の敗戦の最大の理由である、というものです。
・・・これって現代社会でも充分に当てはまりますよね?l戦後生まれ世代が日本の中枢を占めている今、やはり歴史に学ばなければならない事を痛切に感じさせてくれた間違いなく良書。これもビジネス書必読の一書だと思います。
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