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津軽弁講座 津軽のおどさま その6

おどさまは、「お父さん」又は「中年の男性」という
意味です。
標準語ならオヤジですが、「おどさま」は同じ意味である
「おど」に「様」をつけているのであって、尊敬の念が
込められているのかもしれませんね。


おどさまは、近くの酒屋さんへ行きます。
「わー わんか ではって くるじゃ。 なんが よっこ あな?」
「私 ちょっと 出掛けるくるよ。 何か 用事が ある?」
※わんか=ちょっと
※ではる=出る、出掛ける
※よっこ=用事
「よっこ あな?」は、直訳すれば「用事が ある?」ですが、
「何か買ってきて欲しいものがある?」と聞いているのです。


おどさまは、灰皿の吸殻がいっぱいになったので言いました。
「こい なげで こいじゃ」 (これを(吸殻を) 捨ててきて)
※なげる=捨てる
「なげる」は標準語で「投げる」ですが、津軽弁では「捨てる」
という意味です。

私が20年前に出稼ぎに行き「ごみを なげて 来ます」と
言ったら、「えっ?ごみを投げるの?投げちゃダメだよ」と
言われちゃいました。


おどさまの おんちゃま(次男)が あっぱ(お母さん)を
怒らせました。
おどさまはなぜか、ちょっと楽しそうです。
「な あんま いぐねぐへば あっぱさ やすめらいらー」
(君 あんまり 悪さをすると お母さんに いじめられよ」
※やすめる=いじめる


おどさまのおんちゃまは、新しいゲームソフトが欲しいのです。
「このめぇ 買って けだっきゃな。 あだらしへも ふとじだね」
(この前 買ってあげたじゃないか。 新しくても 同じだよ) 
※ふとじ=同じ、変わらない

それでも、おんちゃまは粘ります。
「なだば まんず ごんぼほる わらすだ。 しゃすねじゃ!」
「君は よく ごねる 子供だ。 うるさい!」
※ごんぼほる=ごねる、不平を言う
※しゃすね=うるさい


おどさまは、こっそり かが(妻)にお金を渡し、おんちゃまが
欲しがっていたゲームソフトを買って来るよう かが(妻)に
言うのでした。




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津軽弁講座 津軽のおどさま その5

おどさまは、「お父さん」又は「中年の男性」という
意味です。

標準語ならオヤジですが、「おどさま」は同じ意味である
「おど」に「様」をつけているのであって、尊敬の念が
込められているのかもしれませんね。


おどさまは熱い風呂が好きです。
しかし、ある日お風呂の温度が熱すぎました。
お風呂から上がったおどさまは、かが(妻)に言いました。
「わー なんぼ あつ湯 好ぎだっても 限度あら」
(私が いくら 熱いお風呂が 好きだと言っても
限度があるよ)


おどさまはダジャレを言います。そう、おやじギャグです。
食卓に茄子(なす)がありました。
「今日 茄子な なすてよ」
※なすて=どうして
晩酌をして ほろ酔いのおどさまは、続けて言います。
「かっちゃ シャツ かっちゃに 着てら」
※かっちゃ=お母さん、奥様
※かっちゃ=裏返し
おんちゃま(次男)にだけは 大ウケです。


おどさまは、食事を終え かが(妻)に言いました。
「な どちゃ 行ぐずよ 便所な? これ とろけろじゃ」
(君 どこに 行くの トイレ? これ(食卓の食器など)
片付けて)
※どちゃ=どこに、どっちへ
※とろける=片付ける


おどさまは、少しお酒を飲みすぎたようです。
「あぶねぐ とくらがるどご したじゃ」
(危なく 転びそうに なったよ)
※とくらがる=転倒する、転ぶ


おどさまは、眠くなり寝室へ向かいます。
すると突然、飼い猫が現れました。
「わいっ どってんすじゃ! な どっから 来たのよ」
(わぁ びっくりした! (ネコに対し) どこから 来たの)
※どってん=びっくりする


こうして おどさまは眠りにつくのでした。




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津軽弁講座 津軽のおどさま その4

おどさまは 「お父さん」又は「中年の男性」

という意味です。

標準語ならオヤジですが 「おどさま」は

同じ意味である「おど」に「様」をつけている

のであって、尊敬の念が込められている

のかもしれませんね。



おどさまの あんさま(長男)と

けやぐんど(友達)が 集まっているのを見て

おどさまは言いました。

「なんど なに たがってらのよ?

いぐね事 へば まねや」

(君たち 何をしに 集まってるの?

悪い事を したら だめだよ)

※けやぐんど=けやぐ(友達)の複数形

※なんど=な(あなた)の複数形

※たがる=集まる

※いぐね=悪い、良くない



おどさまの あんさま(長男)は

最近 母親を呼ぶ際 「お母さん」ではなく

「あっぱ」と呼ぶのです。

これを聞いたおどさまは 冗談交じりで

あんさまを 叱りました。

「なー あっぱさ あっぱってして どすずよ。

(急におどさまが標準語で)ママと呼びなさい」

おどさまから「ママと呼びなさい」と標準語で

言われた あんさまは 笑い転げています。

おどさまの口から「ママ」という言葉を聞くとは

思わなかったし。

でも おどさまは、飲み屋に行けば

「ママ ママ」と 何度も言っています。

そう スナックのママさんですね。



今日はめずらしく みんなでお出かけです。

男性の身支度は あまり時間が掛かりませんが

女性はお化粧やら 時間が掛かるものです。

おどさまは かが(妻)に言いました。

「ちゃちゃど やなが

そらほど 化粧しても

だいも なとば 見ねね」

(急ぎなさい

そんなに 化粧をしても

誰も 君を 見ないよ)

※ちゃちゃど=急いで



標準語に訳してみると、おどさまは

すごい事を言ってますね。

でもこれは一種の冗談であり、

おどさまは かがを 愛しているのでした。




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津軽弁講座 津軽のおどさま その3

おどさまは、「お父さん」又は「中年の男性」

という意味です。

標準語ならオヤジですが、「おどさま」は

同じ意味である「おど」に「様」をつけて

いるのであって、尊敬の念が込められている

のかもしれませんね。





おどさまの家では、猫を飼っています。

会社で ペットの話になりました。

おどさまも 会話に加わりました。

「あー 生ぎ物な? おいの えだば

ねご たででらや」

(ペットの話? わたしの 家では

猫を 飼ってるよ)
 
おどさまは続けて言いました。

「そいでも なづげば めごいもんだやー」

(なつくけば かわいいものだよ)

※たでる=ペットなどを飼うこと

※めごい=かわいい





おどさまは、結婚式に招待されました。

あまり話をしたことが無い、会社の若い人です。

「わいー てぎ だじゃ。 わげものの

結婚式 あるんだど」

(面倒だなー。 (会社の)若い人の

結婚式が あるんだって)

おどさまは、かが(=妻)に言いました。

「な 代わりに 行ってけらいねな」

おどさまは、自分が行かなければならないと

分かっていながら、かが(=妻)に言って

みるのです。

※てぎ=面倒

※わげもの=若者





おどさまは、おんちゃま(=次男)の

運動会について 話していました。

「なー こどし なんさ出るのよ?」

((次男に対し) 今年は どの種目に

出るの?)

おんちゃま(=次男)は、リレーの選手に

選ばれたことを おどさまに伝えました。

「おぅっろっー! ほんとにな? いへったなー!

けぱれっ!」

(おぉ! 本当に? 良かったね!

がんばれ!)

※いへった=良かった

※けぱれ、けっぱれ=がんばれ





おどさまは、おんちゃま(=次男)の

運動会に行きました。

リレーに出場しましたが、バトンを

受け取った時には 最下位でした。

おどさまは 大きい声で言いました。

「けぱて はけろー! かっつげー!」

(がんばって 走れ! 追いつけー!)

※はける=走る

※はけろ=走れ

※かつぐ、かっつぐ=追いつく





おどさまの かが(=妻)は

寝る前にこう言いました。

「今日の運動会 なも まねへったなー」

(今日の運動会 全然 だめだったわね)

おどさまは 言いました。

「なすてよ? おんちゃま リレーさ

選ばれだだげ いへったてばな」

(どうして? 次男が リレーの選手に

選ばれただけで 良かったじゃないか)

「んだな」 (そうですね)

※まね=だめ

※なすて=どうして、なんで

※いへった=良かった

※んだ=そう(肯定を意味する言葉)





こうして、おどさまと かが「=妻」は

眠りにつくのでした。

おどさまのいびきがうるさくても

かが(=妻)は慣れっこなのでした。




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津軽弁講座 津軽のおどさま その2

おどさまは、「お父さん」又は「中年の男性」という
意味です。
私もそろそろ「おどさま」と言われてもおかしくない歳に。


おどさまは、何度も同じことを聞く かが(=妻)に、ちょっと
むっとしました。
「なさ このめぇ しかへだっきゃな」
(あなたに この前 教えたよね)
※しかへる=知らせる・教える


おどさまは、わらす(=子供)の魚の食べ方を見ていました。
「もわんか さがな までに かなが」
(もうちょっと 魚を ていねいに(きれいに) 食べなさい)
※わんか=ちょっと
※もわんか=もうちょっと
※までに=ていねいに
※かなが=食べなさい=津軽弁の「け」と同じ意味


おどさまは、わらす(=子供)を叱っています。
「おめだば むったど おなじこと しゃべらへで くじ こいじゃ」
(君は しょっちょう 同じ事を 言わせて 口が 疲れるよ)
※おめ=あなた・君
※むったど=しょっちゅう・いつも
※しゃべる=話す・言う
※こい=つかれる


おどさまは、雨の中 近くの店にたばこを買いに歩いて
行きました。
家に帰って言いました。
「ちかぐの みへやさ たばご 買いに行たきゃ すぱね
あがたじゃっ」
(近くに 店に たばこを 買いに行ったら (ズボンに)
泥はねがついた)
※すぱね=ズボンなどについた泥はね


おどさまは、めずらしく風邪をひき熱があります。
「ねづ あがって へずね」 (熱が 上がって くるしい)
※へずね=苦しい


おどさまは、熱があり めずらしく仕事を休みました。
かが(=妻)は、おどさまのためにおかゆを作りました。
おどさまは、一言だけ言いました。
「めやぐ  だな」 (わるいね)
「めやぐ」は、申し訳ないとか謝る際に使いますが、
感謝を表す際にも使います。


おどさまは、おかゆを作ってくれた かが(=妻)に対し
ちょっと照れくさかったのです。




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津軽弁講座 津軽のおどさま その1

おどさまは、「お父さん」又は「中年の男性」という
意味です。
標準語でいえば、オヤジかな。


おどさまは、友人の新築祝いに行って言いました。
「なんぼ あずましい 家だんだ いっなっ」
(なんて 快適な 家 いいね)
※あずましい=快適だ


おどさまは、親戚の家に生まれた赤ちゃんを見て
言いました。
「わいっ なんぼ めごい おぼこだー」
(なんて かわいい 赤ちゃん)
※めごい=かわいい
※おぼこ=赤ちゃん


おどさまは、え(=家)で まま(=ご飯)を食べ、
かが(=妻)に文句を言いました。
「これ あめでらんでねなっ!」
(これは 腐ってるのでは!)
※あめる=食べ物が腐ること


おどさまは、かが(=妻)の手料理をほめる時もあります。
「めったら だでばな」 (おいしそうだね)
「めでばな」 (おいしいね)
※めったら=おいしそう
※め(めぇ)=おいしい


おどさまは、近所で工事をしていて、騒音でテレビが
聞こえません。
「わいー さすねじゃ! テレビ なんも 聞けねっ!」
(なんて うるさいんだ! テレビが 全然 聞こえない!)
※さすね=うるさい


おどさまは、かが(=妻)が皿を落として割ったのを見て
言いました。
「まんず なも ちゃかしだなっ」 
(君は そそっかしいね)
※ちゃかし=そそっかしい・おっちょこちょい・ドジ


おどさまは、わらす(=子供)に説教をしました。
「まんず なだば ぐだめぐ それさ よげしゃべりだ」
(君は 不満を言うことが多い それに 口数が多い)
※ぐだめぐ=不満を言う
※よげしゃべり=口数の多い人・いらない事を言う人


おどさまは、わらす(=子供)が悪いことをして怒りました。
「ほんずなし この! めやぐ だって おもわねんだな!」
(ばかもん! 申し訳ないと 思わないのか!)
※ほんずなし=ばか者
※めやぐ=申し訳ない


おどさまは、ばさま(=おばあちゃん、この場合は
おどさまの母親)の体調が悪く、実は心配しています。
「ばさま どんでらんだ? いくてらんだな?」
(おばあちゃんの 具合は? 良くなった?)


おどさまは、晩酌をすると機嫌が良くなります。
「いい ばげ だな! わい びろ たれだじゃ」
(いい 夜だ! あら よだれが たれた)
※ばげ=夜
※びろ=よだれ


おどさまは、さげっこ(お酒)を飲んで、熟睡するのでした。



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津軽弁講座 津軽のかっちゃ(奥様)の会話  標準語訳付き

ここは黒石(青森県黒石市)
今日は、女性2人で弘前へお買い物
バス停でバスを待つ2人


「最近、くぴた いでくてさー」 (最近、首が痛いの)
「わい、わいもだのさー」 (まあ、私もなの)
「あんだ、くぴた どすたの?」 (あなた、首どうしたの?)
「わーさ、このめぇ くぴた ねちけでさー」 (私、この前
首を捻ったの)
「わいは、わもだのさ」 (あら、私もなの)


女子高生が通りすぎる。

「あの わげもの、すねから 出して さびぐねんだべが」
(あの若者、足を出して寒くないのかしら)
「わげもの だもの、さびぐねんだおん」 
(若者だから、寒くないのでしょう)


今度は男子高校生が通りすぎる。

「わいは、あの わげもの なんぼ おっきんだ」
(まー、あの若者 なんて大きいの)
「あいだば、じゃま 190ばり あるんでねな」
(あれだと、身長が190(cm)くらいあるのでは)
「んだがもな」
(そうかもね)


「最近、ゆぎ よげで」 (最近、雪が多くて)
「んだ、ゆぎかだづけ ただねっきゃ」 (そう、雪片づけが大変)
「んだのさ、腰 やめで」 (そうなの、腰が痛くて)
「ゆぎ もでへ こいっきゃ」 (雪が重くて疲れますよね)
「んだのさー」 (そうそう)


「この めぇ、おいのわらす おっけでさ」 (この前、うちの
子供が転んだの)
「わいはっ、けが さねが?」 (まあ、怪我はなかった?)
「なづぎ わんか 切った ばいだ」 (額をちょっと切っただけ)
「とごろで、なんぼさ なったの?」 (ところで、おいくつに
なられたの?)
「おいの あんさまが? 来年19」 (うちの長男? 来年19歳)
「へば 高校卒業が?」 (それだと高校を卒業?)
「んだ」 (そう)
「卒業へば どすの?」 (卒業したらどうされるの?)
「仙台さ 行ぐってら」 (仙台に行くと言っている)
「わいは、すげねぐなるのー」 (まあ、さびしくなりますね)


弘前行きのバスが来た。




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津軽弁講座G ビジネス編

津軽弁講座8回目です。

【んだ んでね】
私は転勤で津軽に来たばかり。
寒いのは慣れたが、一番の問題が言葉の違い、そう
津軽弁。
なに言ってるのか全然分からない・・・

そんなある日、上司から指示された資料を作り提出、
指示通りに作ったつもりだが、なんて言われるだろう。

上司に呼ばれ、資料の項目毎に御指摘が。
「ここは んだ」
「でも ここは んでね」

えっ、なに???
「ここは」は分かるけど、「んだ」と「んでね」ってなにー?

さらに上司はこう言った。
「こごも つがる」

えっ?つがる?津軽ってここでしょ?
私が作った資料と全然関係の無い話をしてるー。
助けてー!



「んだ」は「そうだ」とか、肯定する場合に使います。
これに対し「んでね」は、「違う」とか否定する場合に
使います。
「ここはいい、でもこっちはだめ」と言われたのです。

又、「つがる」は「津軽」という意味もありますが、
「違う」という意味です。
突然津軽の話を始め、上司がおかしくなったわけでは
ありません。
「ここも違う」と言っているのです。

ちなみに、「なるほど!」は津軽弁で「いがさま!」です。
上司があなたが作った資料を見て「いがさま!」と言い、
これに対し「いかさま(いんちき)ではありません!」と
反論してはいけません。
上司はあなたの資料を見て「なるほど!」と言っている
のです。

またこのブログで津軽弁を紹介しますね。
へばなー!




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津軽弁講座F 津軽の日常編

津軽弁講座7回目です。


【さぱど】
床屋さんに行き「じゃんぼ」=「髪の毛」を切ってもらい、
帰って来た子供。
それを見て、「な じゃんぼ 切って さぱど したな」
「さぱど」は「さっぱりする」ことです。
床屋に行った子供は、髪の毛が短くなってさっぱりして
いました。


【かっちゃ】 
体育の時間、ジャージに着替えます。
「けやぐ」=「友達」から「なの シャツ かっちゃ だや」
と笑われました。
「かっちゃ」は「お母さん」という意味もありますが、「裏返し」
という意味です。
朝寝坊し急いで学校に来たので、シャツが裏返しだった
のです。
私は少し「めぐせ」=「はずかしい」と思いました。


【かっちゃぐ】
「かっちゃ」は、「お母さん」又は「裏返し」という意味。
でも、「かっちゃ」に「ぐ」が付いて「かっちゃぐ」になると、
全く違う意味になります。
「おいの ねご 壁とば かっちゃぐ いぐね ねごだ」
「かっちゃぐ」は「引っ掻く」という意味です。
ネコが壁を引っ掻き、壁が傷だらけです。
「おど」=「お父さん」は、このネコを悪いやつと言って
いるのです。
でも、このネコを一番可愛がっているのは「おど」=
「お父さん」だったりするのでした。


【ぬぐだまる】
今日は天気が大荒れ、吹雪です。
体中雪だらけで帰って来た孫に対し、
「さびへったべー こさ来て ぬぐだまれ」
「ぬぐだまる」とは「暖かくする」「暖まる(温まる)」
という意味です。
孫はおばあちゃんの言う通りストーブの前に座り、
冷えた体を温めるのでした。


またこのブログで津軽弁を紹介しますね。
へばなー!



津軽弁講座E 津軽のわらはんど(子供たち)

津軽弁講座6回目です。


【ぐぐど】
「急いで」という意味です。
例えば、寝坊をして学校に遅刻しそうなわが子又は孫に対し、
「遅刻すね ぐぐど 学校さ 行げ」と言います。
「遅刻するぞ 急いで 学校に 行きなさい」という意味です。


【け】
津軽弁講座Bにて、「け」は「食べなさい」という意味だと
お伝えしました。
しかし、この「け」たった1文字ですが、津軽弁では3つも意味が
あるのです。

「食べなさい」、そして「ください」と「かゆい」です。
たった1文字ですよ、「け」!
それなのに3つも意味があるなんて!津軽弁、恐るべし!!!

昔は近所に駄菓子屋さんがありました。
「わらはんど」(子供たち)は、「だらこ」(小銭)を握りしめて、
駄菓子屋へと「はっける」(走る)のです。
そして駄菓子屋さんに着き、悩んだ挙句「これ け」
と言うのです。
そう、「これ ください」という意味ですね。

夏になると蚊に刺されます。
かゆくてかゆくてたまりません。
そんな時には「けーっ!」と叫びたくなります。
「け」は「かゆい」という意味もあるのです。

「食べなさい」「ください」「かゆい」、これらはいずれも
津軽弁では「け」、たった1字なのでした。


【けやぐ】
「けやぐ」は「友達」です。
子供の時、「けやぐ」と遊ぶのが楽しかったですね。
ちなみに、「おやぐ」は「親戚」という意味です。
「けやぐ」と「おやぐ」、最初の1文字だけの違いなので
気をつけましょう。
友達から「わ なの おやぐ」って言われたら、びっくり
しますよね。
そう、「わ なの おやぐ」は「私 あなたの 親戚」という
意味です。


【かでる】
「かでる」は、「子供の面倒をみる」という意味もありますが、
「仲間に入れる」です。
「けやぐ」(友達)が鬼ごっこをしているのを見つけて、
「わも かでで」と言うのです。
そう、「私も 仲間に入れて」ですね。


【ける(けら)】
標準語と同じ「蹴る」という意味もありますが、「あげる
(与える)」という意味です。
「けら」も同じ意味です。
「これ けら」と言えば、「これ あげる」という意味です。
バレンタインデーでは、好きな人に「これ ける」と言って
チョコを渡し、照れくさくて「はっけで」(走って)その場を
立ち去るのでした。


またこのブログで津軽弁を紹介しますね。
へばなー!
(「へば」又は「へばねー」もバイバイだよ。
それと「へばのー」も。)



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