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2018年09月28日

【解説含む】LCGFは本当に安全性が高いのか? 質問してみました。



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LCGFの話題

 今回は「SL初心者向け情報」のカテゴリです。
 最近、LCレンディングではLCギャランティーファンド(LCGF)が多く募集されています。
 このLCGFについて、その性質などを初心者の方向けに説明していこうと思います。

 LCGFはLCレンディングを代表する案件。
 その最大の特徴は、LCホールディングスの連帯保証が付いている、という点にあります。

 ソーシャルレンディングにおける連帯保証、特に個人連帯保証はほとんどお守り程度の気休め。
 例え法人の連帯保証が付いていたとしても、その法人の規模が分からない以上、保証の程度はお察しです。
 しかし、その法人がJASDAQ上場企業であるLCホールディングスであれば、話は違います。
 上場企業は財務情報などを公開していますので、保証の堅さも調べる事ができるでしょう。

 LCGFの一つの例を挙げます。


 ・LCGF443号

  予定利率:6.25%
  期間:12ヶ月
  貸付総額:1,450万円(案件単独)
  担保:北海道の副業商業施設に対する第二順位信託受益権

  


 このファンドでは、北海道にある複合商業施設が対象になります。

 この商業施設に対して信託受益権(賃料など、不動産から得られる利益を得る権利)が設定されています。
 しかしその順位は2位で、もし商業施設の経営が行き詰まれば、返済されるとは限りません。
 さらに評価額17.1億円の不動産にローン総額が17.87億円と、オーバーローンになっています。

 普通であれば色々ツッコむべき案件なのですが、LCホールディングスの連帯保証が付いていることから、
 万が一商業施設がどうにかなっても、LCホールディングスが健全である以上は支払いは続きます。
 こういった性質から、LCGFは「LCホールディングスの社債」に似た性質を持つことになります。

社債のリスク

 LCGFをLCホールディングスの社債と見なした場合、そのリスクは何でしょうか。
 一般的に社債のリスクとして挙げられるのは、以下の4つのようです。


  @信用リスク
   社債を発行している会社の経営がおかしくなった場合、あるいは倒産した場合などに、本来の利息が
   払われなくなったり、元本が損害を受けたりするリスク

  A流動性リスク
   一度購入した社債が売買できない、あるいは中途で売買すると元本割れするリスク

  B金利変動(債券価格変動)リスク
   金利が上下に変動することにより、債券価格が逆の方向に変動するリスク

  C途中償還リスク
   当初予定されていた期間が前倒しされ、社債が償還されるリスク


 これらのリスクを、ソーシャルレンディングに当てはめてみましょう。

 AとCについて、ソーシャルレンディングでは投資家側からの中途解約はできず、事業者側からの期限前
 償還はありますので、社債と同様リスクはあります。
 Bについては、金利や価格の変動はソーシャルレンディングにはありません。
 そして、言うまでもなく最大のリスクは@です。

 10年変動国債の利回りが0.1%以下、一部上場企業の社債が1%を軒並み下回るような超低金利の世の中に
 おいて、1年6.25%などという金利は破格中の破格。
 破格の金利の裏には、LCレンディングが多くの大企業ほど規模が大きくない、というリスクがあります。

LCGFの安全性について

 さて、それではLCGFの安全性についてです。
 最近のLCGF募集の多さからふと気になり、LCレンディングに質問をしてみました。

Q:現在のLCGFの貸付残高はどの程度になっておりますでしょうか?

A:LCホールディングスが連帯保証をする「LCGF」の残高は、およそ31億円となっております(2018年8月31日時点)。

 実際は8月末から追加でLCGFが募集されていますが、残高は30億円半ばくらいとみていいでしょう。
 一方、LCホールディングスの6月末時点における現金はおよそ40億円あります。

 20180920LC1.png
 (前年度に比べて現金が減っていますが、借金も減っています)


 また、純資産も52億円ほどあります。
 手元現金、及び純資産がLCGFの貸付残高を上回っていることから、少なくとも現時点においてはLCGFの
 安全性はそれなりに高い
、と言えるのではないでしょうか。
 (無論、一部上場会社の社債などに比べてリスクが大きいのは当然です。その分利率も高いわけですから)


 私のLCレンディングへの投資額はおよそ1,000万円。
 投資の増額を含め、今後のLCホールディングスの財務情報や経営業績を見ながら検討していく予定です。
 その他、私が実際に投資し、お勧めできる事業者については、下記の記事もご覧下さい。

  ・(2018年9月版)SL初心者にお勧めの事業者



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2018年09月23日

(2018年9月版)ソーシャルレンディング初心者にお勧めの事業者



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この3ヶ月、色々ありました

 「ソーシャルレンディング初心者にお勧めの事業者」久々の更新です。

 前回の更新から3ヶ月、ソーシャルレンディングの界隈には色々な事が起きた期間となりました。
 残念ながらそのうちの大半は良くないニュースでしたが、一部明るいニュースもあり、これからの業界の
 発展が期待されます。

  ・旧版の記事:(2018年6月版)SL初心者にお勧めの事業者


 この3ヶ月に起きた事と言えば、まず良くないニュースが以下の通り。

  @ラッキーバンクへの行政処分(業務改善命令)と、関連する遅延問題の継続
  Aグリーンインフラの不適切管理発覚、案件遅延
  BAに関係する、maneoマーケットへの行政処分(業務改善命令)
  CSBIソーシャルレンディングにおける遅延発生
  DTATERUにおける不適切融資の発生と、TATERU Fundingでの案件停止


 一方で良いニュースとしては、以下のようなものでしょうか。
 (抜けていたら申し訳ありません)

  @ソーシャルレンディング案件の匿名化が解除される見通し
  A新規の不動産投資型クラウドファンディング「Renosy」の参入
  B新規のソーシャルレンディング事業者「NEXT SHIFT FUND」の参入
  C新規案件の登場(オーナーズブックのエクイティ型、クラウドバンクのドル建てファンド)



 最近、ソーシャルレンディングの集金力が落ちてきたように思うのは、おそらく間違いではないでしょう。
 人はどうしても、良いニュースより悪いニュースに群がってしまうものです。
 ただ、むしろ私は以前の集金が過熱しすぎだったと考えています。

 ソーシャルレンディングはインカムゲイン投資。言ってしまえば、華のない投資です。
 ですからその人気も一過性の流行ではなく、徐々に、地味に広まっていけばいいと思います。


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お勧めの事業者は変わりません

 もちろんソーシャルレンディングは投資ですし、債券投資などと比べればリスクは上です。
 誰かの投資失敗の責任を、私が取れるわけでもありません。
 ただ少なくとも、ここに紹介している事業者には、私自身が少なくない資金を投入しています。
 
 それでは、私が思うお勧め事業者(9月版)4選です。順番は私の投資額。
 6月版と中身は変わっていませんが、最新情報を元にコメントは変えています。



  1.maneo 私の投資額 約1,610万円

   ・開業10年目、貸付累計額は1,400億円超。日本のSL事業者中トップ。
   ・GMOクリックホールディングスやSMBCベンチャーキャピタルなど、外部資本も参入。
   ・これまでに、法人向け案件において貸し倒れ2件発生(うち1件は高リスクを明記していた)。
    1件は元本回収完了。高リスクの1件は元本の回収処理中。
   ・平成30年度純利益 約2.8億円の黒字経営。
   ・maneoマーケットに対する行政処分は業務改善命令(改善計画提出済)。
    グリーンインフラ以外の事業者に関しては、これまでのところ金融庁の指摘は無し。

   リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
   


  2.SBIソーシャルレンディング 私の投資額 約1,060万円

   ・開業8年目、累計貸付額は650億円超。累計貸付額はmaneoに次いで第二位。
   ・経営母体は総合金融ブループであるSBIホールディングスであり、基盤は堅いと推測。
   ・直前期の単期で初めて黒字化を達成(黒字額は約1,000万円)。
   ・不動産バイヤーズローンファンドの一部で遅延発生中。
    その他の法人向けファンドに関しては、これまで遅延や貸し倒れはない。

   リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
   SBIソーシャルレンディング


  3.LCレンディング 私の投資額 約980万円

   ・開業4年目、貸付額は230億円以上(SL事業者で第4位)。
   ・経営母体は100%親会社のLCホールディングス(マザーズ上場)。
   ・本体の業績は不明だが、LCHDの平成30年度売上高は約138億円。
   ・遅延及び貸し倒れはこれまでのところゼロ。
   ・LCホールディングスの連帯保証がある「LCギャランティーファンド」が特徴的。

   リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
   


  4.オーナーズブック 私の投資額 約690万円

   ・開業5年目、累計貸付額は70億円超。
   ・経営母体は親会社ロードスターキャピタル(マザーズ上場)。
   ・本体の業績は不明。親会社ロードスターキャピタルの純利益は約7.9億円(前期比+70%)。
    本業の不動産業で利益を出している。
   ・全て不動産担保付き、これまでに遅延・デフォルトは無し。
   ・よりハイリスクでハイリターンが見込める「エクイティ型」の募集を開始した(第1号は満額)。

   リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
   OwnersBook


一度は検討すべきソーシャルレンディング会社は2つ

 以下のソーシャルレンディング会社は、初めての投資先としてお勧めしにくい理由が少しあります。
 ですが特徴のある事業者ですので、検討の価値は十分にあると思います。


  5.クラウドバンク 私の投資額 約800万円
   ・開業から5年、累計貸付額は360億円超(日本のSL業界で第3位)。
   ・親会社は日本クラウド証券。
   ・クラウドバンク本体の業績は不明だが、2018年3月期で日本クラウド証券は黒字転換。
   ・これまでのところ、デフォルト無し(過去に延滞はあったが、満額返済されている)。
   ・今のところ、SL事業者の中で唯一「米ドル建て・米ドル預かり」の案件がある。
   *過去2回の行政処分はあったものの、現時点では状況は改善していると思われる。

   初心者にお勧めしきれない理由:
   非上場、かつ、バックに経営監視ができる大資本がないと思われるため。

   (クラウドバンクはお勧めに入れてもいいと思ったのですが、一応まだこちらで・・・)

   リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
   クラウドバンク



  6.クラウドクレジット 私の投資額 約310万円
   ・開業から5年目、貸付累計額は130億円超。
   ・本体は大きな規模の会社ではないが、伊藤忠、マネックスベンチャーズなどが出資している。
   ・現在時点ではまだ赤字決算であり、資本増強頼みの状態。
   ・2018年にガイアの夜明けで取り上げられたことから貸付額は大幅に上昇。第7期の決算に注目。
   ・ファンドの特徴のため、遅延及び元本損失は複数の案件で起きている。

   初心者にお勧めしきれない理由:
   現状では赤字であることと、ローンファンドのリスクはかなり高いため。
   日本円以外の貸付案件は、外貨口座がないため満期とともに為替リスクが確定してしまうため。


   リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
   


 (注記)
  プレリートファンド
については、最初の償還を迎えていないためリストには載せていません。
  maneoと資本・業務提携を行っている状況を考えると、きちんと償還を迎えて実績を積むのであれば
  「検討すべきソーシャルレンディング事業者」に入れても良いと考えています。




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(2018/12/19)
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