ノリベッキオの馬券王への道

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10日（土）京都で行われたデイリー杯2歳Ｓは人気のアドマイヤマーズがマイペースの逃げから直線メイショウショウブに競り勝ち、人気に応えました。

この日の京都は午前中稍重で午後から良に回復。このレースも、少しタフよりな、まともな良馬場という見立てでいいと思います。
勝ちタイムは1分35秒4。ラップバランスとしては趙スローからの上がり3F勝負になっていますが、実質前2頭が上手く出し抜いたレースだと思います。
追走力は、ほぼ問われておらず、スローでも折り合えるレースセンスと加速力、瞬発力が問われたレースと見ていいでしょう。

勝ったアドマイヤマーズは、このレースに関しては、躊躇なく逃げの選択をしたのが好判断でしたね。下手に下げていたら、もっと苦しいレースになっていたと思います。
直線での瞬発力はメイショウショウブに見劣りましたし、本質的にはスローからの切れ味勝負の馬ではないと見ています。
ここは得意の形ではなかったが、能力差で勝ち切ったという見立てが、一番しっくりくると思います。
本番の方が流れは向くと思いますが、当然相手も強くなりますので、どうでしょうかね。

2着はメイショウショウブ。この馬は逆に流れがハマったと見ています。スローからの切れ味勝負はドンピシャでしたね。ただ、持続では勝ち馬に劣ったので絶対的な後半要素がある馬でもないと思います。
力はありますが、展開次第のタイプといった見立てです。

3着はハッピーアワー。出遅れて、後方からの競馬でしたがラストの脚は良かったと思います。特に持続力は一定の評価をしていいでしょう。普通にスタートして、中団くらいから、この脚が使えるようなら、このクラスでも楽しみです。

4着はダノンジャスティス。折り合いに苦労していましたし、最速地点の動きなどを見ても、あまり器用なタイプではないかなと思います。
ただ、出し切って負けた感じでもないので、もう少し様子を見たい1頭ではありますね。

5着はドナウデルタ。スローからの切れ味勝負は向かない印象ですね。もう少し流れたほうが合うのは間違いないでしょう。距離も1200〜1400かなといったイメージですね。

馬券的にはハズレ。
惜しいと言えば惜しいんですけどね。
2着馬が買えない馬でなかっただけに残念な予想になってしまいました。