Yahoo!より,
富岡八幡宮、神社本庁から離脱…宮司任命されず
12/8(金) 0:12配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00050004-yom-soci
記事より,
八幡宮の責任役員会は2010年、先代宮司だった父親の退任を受け、長女の富岡長子さんを宮司にするよう、全国の神社を統括する神社本庁(東京)に具申。ところが、長年任命されないままだったという。
今年に入って任命しない理由を照会する文書を神社本庁に送ったが、未回答のまま文書を送り返されたため、責任役員会は離脱を議決。その後、正式に離脱が決まり、富岡さんが宮司になった。関係者は「地元の総意を7年も無視され、離脱するしかなかった」・・・
茂永容疑者は一時、同八幡宮の宮司を務めていたが、01年に辞任していた・・・
どうもおかしい.
宮司は女性が務めるものではない,ということのようだ.
参考)デイリー新潮より,
皇室よりも跡継ぎに苦労している神社界「女性宮司タブー」――入江吉正(ジャーナリスト)
社会週刊新潮 2016年9月15日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301235/?all=1
これによると,
「神社本庁」について説明しておこう。この組織は、伊勢神宮を“本宗(ほんそう)”とし、全国の傘下神社を包括する宗教法人である。敗戦の翌年、国家神道解体を推し進める占領軍から神社を守るため、全国の有力神社が「神社連盟」に参加するという形でスタート・・・
都道府県ごとの神社を管轄する「神社庁」が置かれ、設立から70年近く経った今では、傘下神社(被包括神社)の宮司の人事権まで握る・・・
「大きな神社だと、氏子の間にも“女性宮司には任せられない”というムードがあるのも事実です。そこに神社本庁が目を付けた。広大な敷地を持つ宇佐神宮には、140億円近い資産があるといわれています。神社本庁は神社の中央集権化を進めており、資産のある宇佐神宮を、この際“天下り先”として確保したかったはず。そのために、女性の宮司は認めないと言い出したのです」・・・
ということで,なんと,天下り先,巨額の資産ということを巡る問題のなかに,女性宮司を引っ掛けるということがあるのが神社本庁だということだ.
今回の,東京にある富岡八幡宮についても,結局,父親だった宮司が認めた娘による女性宮司は認められない状態が続いたのも,天下りを受け入れなかったためなのだろう.
神社本庁のこれまでの行いは徹底的に取材をする必要があるだろう.
特に,神社本庁を離脱した神社の関係者にその内実をばらしてもらういいチャンスだ.
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