2021年11月07日
大正オトメ御伽話 第五話
BS11の「大正オトメ御伽話」です。医者を目指すと急に荷造りを始めた珠子。
それまでは、他人なんてどうでもいい、他人の為に何かするなんてバカらしいと思っていたが、夕月と出会った事で変わった。
医学の知識があれば私がユヅ姉様の治療できたのに…それがきっかけだった。
「それでお医者様になったら、御曹司と結婚して私の病院を作ってもーらおっ♡」
ただでは転ばない珠子だった。
その夜は、三人で川の字で寝る事に。珠彦は寝入った珠子の頭を思わず撫でる。
「珠子なら大丈夫。きっといい医者になれるよ。僕に足りなかったのは、こういう思いやりだったんだね。もっと早くわかっていたら、兄妹仲もよくこの上なかったろう
僕がお前を嫌いだって思っているようだけど、それはお前の思い込みだぞ。家族の中で一番大事なのはお前だ」
寝てたと思ったら珠子はちゃんと聞いてた
翌日、珠子は神戸で医者をやっている叔父・珠介の元に旅立った…
大正十一年九月一日…月初めの物売りが来る日。買い出しに出かけた夕月を追って珠彦も村に降りる。
夕月は突然現れた珠彦に驚くが、東京での買い物以来のデート気分に♡
本屋には珠彦の好きな本がいっぱい！
小さい頃から両親に見放されていた珠彦は、ずーっと本が友達だった…
その日の晩ご飯は珠彦の好きなものばかり？だって、今日は珠彦の誕生日！
夕月は本好きな珠彦に桔梗の押し花の栞をプレゼントする♡
珠彦の部屋から物音が？野良猫が入ったのかと珠彦が見に行くと、そこにいたのは見知らぬ少女？少女は珠彦がエッチな本を隠し持っているのを知ると…お色気作戦！「あの有名な志摩の坊ちゃんがね～。そういう事に興味があるんだったらさあ、アタシが相手してあげよっか？…ふっ、嘘に決まってるじゃん。本気にしちゃったー？」
少女は珠彦をからかって出て行った。少女は一体何者…懐を探ると、財布と夕月からもらった栞がない！？少女はドロボーだった！珠彦は自転車で少女の後を追う！
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