大腸CTアカデミア　様々な要因が腸管前処置の予測因子として考えられる: 大腸CTアカデミア

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2021年09月09日

大腸CTアカデミア　様々な要因が腸管前処置の予測因子として考えられる

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第１８回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
Web開催のお知らせ

当番世話人：松本啓志先生（川崎医科大学）
会期：2021年9月11日（土）16時－18時30分

特別講演
大便器開発の歴史と最新のトイレ事情」
　　山崎洋式先生（TOTO株式会社）

「AIを用いたカプセル内視鏡診断」
山田篤生先生（お茶の水駿河台クリニック）

（参加申込み）
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PubMedから、今日のつぶやき－ 1046 －

Nam SJ, et al. Impact of diet restriction on bowel preparation for colonoscopy. Medicine (Baltimore). 2018 Oct;97(41):e12645.

それでは論文
「大腸内視鏡検査の腸管前処置に対する食事制限の与える影響」
のご紹介です。

【考察】
多変量解析では、禁忌食品に加えて、糖尿病および前処置から検査開始までの間隔が腸管前処置の状態を予測する有意な因子であった。

これらの結果は、腸管前処置に影響を与える要因に関する先行研究結果と一致しているが、BMI、入院患者の状態、便秘などの他の要因は、先行研究の結果と相違していた。

相違の原因は、調査対象者や腸管前処置の違いによるものと考えられるが、食生活を含む民族的・文化的な違いも重要な交絡因子となりえる。

これまで様々な要因が腸管前処置の予測因子として挙げられてきたが、なお相違点があり、さらなる検証が必要である。

（感想）
人種による違いはもちろん、同じ民族でも地域による食生活の違いは腸管前処置に影響しそうです。

さらに、季節的な要因も関係するのではないかと個人的には感じています。

例えば、寒い時期は、水分摂取量が少ないためか、前処置が悪くなるような印象があります。エビデンスのない、あくまで個人的な印象ですが・・・

それでは、また。

原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30313052/

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

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