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自分の欲に翻弄された時、呪われた家に巣食う邪心の神がまた一人、大切なもの を奪っていく・・・


皆さんこんばんは
お正月早々、風邪をひいてしまい、喉が痛くなったので近くのコンビ二にのど飴を買いに行ったところ、最近ののど飴が美味しい事に気づかされ、気が付けば一日3本ペースでのど飴を買いに行った結果、近所のコンビニに売ってある、のど飴の種類、全部を元旦から3日までですべてをコンプリートして食した僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます。



皆様新年あけましておめでとうございます。
おかげ様で、この僕の独断と偏見でお送りしているこの映画ブログも2度目の年越しを無事終える事ができました。

今年も、相変わらずなペースでNO,movie NO,life!!を更新していきますので今年も、よろしくお願いいたしまする。

さて、今夜お送りする作品は、お久しぶりのサスペンス映画・・・いや多分ホラー映画でございます。
それは、落ち目の作家が引っ越してきたとある殺人事件の現場となった一軒家を舞台に、のろいにまつわる恐怖体験を描いたサスペンスホラー、「フッテージ」でございます。

今作なんですが、一見ホラー映画としてみると、ホラー映画なんですが、その内面をまた違った角度で見てみると、メッセージ性の強い作品でもあるんですね。
簡単に言っちゃうと、今作のテーマは「子ども・家族」というキーワードが絡んでくるのかな?と個人的には思うんですが、劇中に登場する主人公が、物語を通して「自分の子ども」への愛情の変化や、家族の大切さなどを再確認させられるという・・・ また、一味違った映画としても楽しむ事ができるんですね。

それではここで、一家惨殺事件の現場となった家で見つけた謎めいた8mmフィルムを見てしまったことで、恐ろしい出来事に見舞われるノンフィクション作家とその家族の姿が描かれるサスペンスホラー、「フッテージ」のストーリーをご紹介しましょう。

「流血のケンタッキー」という犯罪ノンフィクションを発表しベストセラーになったものの、その後10年間あまり振るわなかった作家のエリソン・オズワルト。

彼が妻トレイシーと二人の子どもを連れてペンシルヴァニア州キング郡郊外にある一軒家に引っ越したのには、理由があった。

その家は、以前スティーヴンソン一家が首を吊り、一家の娘が失踪した事件の現場で、その事件の真相を追い新作を書くためだった。

地元の保安官は、誰もが忘れたがっている事件のことを掘り起こさないようエリソンに注意するが、
彼は全く保安官の言う事に耳を貸さなかった。

ある夜、エリソンは屋根裏部屋で、偶然にも数本の8mmフィルムと映写機を見つけてしまう

「家族一緒に2011」と書かれたフィルムを回してみると、そこには庭で楽しそうに過ごすスティーヴンソン一家の姿が映し出される家族団らんの映像だった。

ところが、突然場面が変わり、大木にくくりつけられた縄に一家が吊られていくという無残なシーンが流れ始める・・・

驚いた彼は、別のフィルムをかけてみると年代はバラバラであるものの、どれも共通してある家族が惨殺されるシーンが収まっていた。
映像を食い入るように見るエリソンは、水面に映る仮面の男や、血で描かれた謎の記号が映り込んでいることに気付いてしまう。

フィルムの収まっていた箱のふた裏を見ると、子どもが描いたようなつたない感じでこれらの惨殺シーンが描かれており、どの殺害現場にもミスター・ブギーという男の姿があった。
エリソンが探る事件の謎に興味を持つ副保安官の協力を得て、事件の資料を入手したエリソン。

そこには、どの家族も遺体から薬物反応が出たと記されていた。

副保安官に紹介してもらったオカルト犯罪の権威であるジョナス教授に話を聞くと、これらの殺人事件は宗教的儀式で、血で描かれた記号はバビロニア王朝で行われていた邪教崇拝に通じるとの見地を示すものだった。

すっかり事件の謎に憑りつかれたエリソンに、半世紀以上に渡る呪いが、不気味に忍び寄っていた事にまだ彼は気づく気配はなかった・・・

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さて、今回お送りしている「フッテージ」なんですが、洋物なのに、ジャパニーズホラー、例えば、「リング」のような、日本独特の不気味な雰囲気を融合させている作品なんです。
その要素に加え、今作は日本で言う幽霊という存在と、パラノーマルアクティビティーで、登場した悪魔的な存在も、一緒に描き出されているんですね。

日本では、幽霊の登場でお腹いっぱいなのに、悪魔まで登場させるとはさすが、欲張り要素満載の洋画大国と言った感じではないでしょうか(笑)

そして、今回一番自分の中で印象的だったのが、劇中で使用されている、不気味なフィルムの数々なんです。

今作以外でも、不気味なフィルムで演出している作品は、数え切れないほどあると思うんですが、フッテージで使用されているフィルムは、例えば家族が庭の木で首を集団で吊るシーンが、描かれる前に家族団ランの幸せな光景が、映し出されているんです。

そして、何も予兆が無いまま首吊りのシーンに突然移行するんですね。
しかも、そのバックで流れているテープのノイズの様な、不気味な音楽がそのシーンを一層盛り上げてくれるんです。

正直、これらのシーンは、書いて伝えるより、実際、自分で観て感じた方がいいかもしれません。
一部のシーンは、今回の予告編に収録されているので、興味のある方是非ご覧くだされ。

そして、個人的に見所の一つが、ブログの最初でも書いたようにホラー映画なのに視点を変えて見てみると、また違った内容として映画を楽しむ事が出来るんです。
今作は、驚かせるホラー以外にも、我が子を失う恐怖も描かれているようにも思えたんですね。

劇中で、小説家でもある主人公は、自分の欲の為に事件のあった家に引っ越しをするんです。
子どもからした友達とも別れるととなり、さらに以前事件のあった家にバレたら新しい土地の住人から好奇の目でみられるし、嫌がらせさえあるかもしれませんよね。

でも、彼にとってはあまり関係ない事なんです。
とりあえずエリソンは、「今執筆している作品がベストセラーになれば、今よりお金持ちになって家も引っ越せるから今だけは我慢して欲しい」と、家族に説得をしているんです。
でも、本心は昔取ったベストセラーという甘い蜜を再び吸いたいという自己満足な考え方なんですね。

そんな彼に、降りかかる恐怖が、この家を通して描かれる恐怖体験でもあり、さらに言えば自分の子ども達を奪われる真の恐怖なんです。

この恐怖の対象が、子どもを連れ去り魂を食べる邪心の神・ブグールの存在だと思えたんです。
ブグールの存在を知り、恐怖体験を経験していく上で彼は、遠まわしに自分の子ども達が危険な環境に置かれているという事実を悟っていくんですね。
ここで初めて、自分の「欲」の為に子ども達を犠牲にするところだったと感じるんです。

なので、あえて子どもの魂を食らう邪心の神・ブグールを登場させ、リアルに子どもが目の前からいなくなるという絶対的な状況を描く事で、エリソンの心の中にある「子ども達を大切に思う感情」を無理やり開放させ、そして父親としてのあるべき行動を自覚させた作品でもあるようにも思えたんです。

そう考えれば、劇中内で出てくる不気味な子ども達が、エリソンみたいな親に対して恐ろしい姿で登場し驚かせる設定もどこか、頷けるような気がします・・・もしかしたら彼らの家族もまたエリソンみたいに自己中心的で家庭をあまり大切にしない父親・母親だったのかもしれません。
だから、エリソンに恐怖体験をさせる事での「家族崩壊の警告」を教えていたのかな?とも考える事も出来るのではないでしょうか?

こんな感じで書いてみると、悪魔や不気味な子ども達によって自分勝手な父親が、我が子・家族の大切さを知る・・・というホラーでなくどこか、素敵なファンタジーな作品になりそうな感じなんですが、でもやはりホラー映画といった結末が、物語のラストで待ち構えているんですね。

この結末は是非、皆さんがご覧くださいな。

ノンフィクションの事件を執筆する為に、取材と称し実際の現場に住み始めるが、家の屋根裏部屋で事件の様子を映した恐ろしい映像を発見したことで、逃れられない死の運命に襲われる男の恐怖を描いたサスペンスホラー、「フッテージ」。

是非、ご覧あれ。





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