2020年10月11日
リモート会議で会話をやり取りしていた男性は農場主だった! CMの最後でそっとのぞいていたドラえもんは「♪困ったときのドラだのみ」? 視聴後の感想も 宇宙人ジョーンズ「農場」篇
この記事は、2020年8月9日に更新の、日本のCM史上初! リモート会議の初顔合わせと会話のやり取りがそのままCMに! クラフトボス「宇宙人ジョーンズ・リモートで顔合わせ」篇の続篇となる内容となります。
現代に働く人すべての多様なワークスタイルに寄り添う、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」ブランド。
テレビCMがオンエアされて4年目を迎えたという今年の夏より、「リアル」に出勤する働き方だけでなく、現代社会の新しい働き方として広がりつつある「リモートワーク」を組み合わせた「どこでもワーク」をテーマに、役所広司さん、堺雅人さん、宇宙人ジョーンズを演じるトミー・リー・ジョーンズさんが出演する新展開が開幕しました。
最新CMでは、以前はスマホのゲームを開発する会社だったはずでしたが、いつの間にか業務拡大、もしくは経営方針そのものを変えたのでしょうか?
コンサルティング会社に勤める、堺雅人さん演じる堺上司とジョーンズが、役所広司さん演じる得意先の農場主のもとへ遠路はるばる足を運んだ際に遭遇した、とある驚きの出来事と、そこで交わした会話、農場主の意外な人物像が、コミカルな世界観とともに描かれていたのでした。
前回はリモートを舞台にした役所さんと堺さんの貴重な初共演が、今回いよいよリアルなお芝居で実現したほか、今回から堺さんの部下役として杉咲花さんがリモートで参加。さらには、「どこでもワーク」ができるようになった世の中を象徴するアイテムとして、「どこでもドア」が劇中に登場し、ラストシーンでは宇宙人ジョーンズの部屋に、あの国民的キャラクターが姿を現すなど、見どころ満載の新CMに仕上がっていたのでした。
まずは、下のYouTubeからのプレーヤーで、今回の記事の対象となった宇宙人ジョーンズ「農場」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
宇宙人ジョーンズ「農場」篇 30秒
では、今回の記事の対象となった「農場」篇の内容について、私なりに振り返ってみましょう。
【宇宙人ジョーンズ「農場」篇】
「この惑星の仕事は移動が多い」
という宇宙人ジョーンズの調査報告とともに、得意先へ向かう田舎道を早足で歩く堺上司(堺雅人・以下、堺さん)と、まだ見習い写真の状態と思われる宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)。
約束の時間に、
「間に合わないよ…」
と焦る堺さんの頭の中には、
「遠いって言ったじゃないですかぁ」
と、行く前から指摘されていた、部下の杉咲(杉咲花)との会話がよぎる。
「ホントに遠いなぁ…」
と、堺さんが急ぎ足で歩いていると、いきなり道の真ん中にピンクのドアが現れ、そのまま「ドン!」と頭をぶつけてしまった。
よく見ると、ドラえもんの人気四次元アイテムのひとつである「どこでもドア」ではないか。
「どこでもドア!
なんでこんなものが」
とビックリしつつも、すぐに目の前のドアを開けると、一瞬でキャベツ畑が広がるあぜ道へとワープしたのだった。
堺さんが「社長〜!」と呼びかけた先で畑仕事をしていたのは、ここの農場主の男性(役所広司)。
リモート会議でアットホーム感のある部屋の画面が映っている中、楽しそうに会話のやり取りをしていたのは、どうやら新規の提案をしていたみたいである。
そのとき、事前に農場主のもとを訪れる約束をしていたものの、
「ホントに来たのか」
と呆れた様子で一旦作業の手を休めて、クラフトボスのブラックを1口飲む農場主。
「直接ご提案した方がいいと思いまして」
と言った堺さんだったが、農場主は自分の首からぶら下げたスマホを見せながら、
「リモートでいいじゃないか」
と指摘することに。
始めは、提案するのなら、直接会わなければ話にならないと思っていたようだが、この前のリモート会議に参加して以来、遠くから離れていても違和感なく会議ができたことから、すっかりリモート肯定派へと考え方が変わったようである。
意外なひと言に、堺さんがア然としていると、頭上から「ブーン!」というプロペラ音が聞こえてきた。
空を見上げると、かごをぶら下げたドローンが飛んでいて、
「作物を運ぶドローンだ」
と説明する農場主。
しかも空から目線を移し、
「じっちゃんが操ってる」
と指差した先には、ドローンのコントローラーを操作する農場主のおじいさんである父親の隣には、おばあさんである母親の姿が見え、両手を肩まで上げるような仕草をしていた。
ドローンを操作していたのが農場主の父親だったことを知り、
「ああいうの取り入れないタイプかと…」
と驚く堺さん。
「こう見えて農業界のドラえもんって言われてんだよ!」
とドヤ顔を見せる農場主に、堺さんは呆気にとられた表情で「はぁ」とうなずいた。
後日、今度はリモートで会話することとなった、農場主と、杉咲、ジョーンズに堺の3人によるメンバー一同。
「先日はどうも」
とあいさつする堺さんに、倉庫でタブレットを持った役所さんが、クラフトボスブラックを飲みながら、
「リモートいいじゃん」
と話しかけると、自宅からリモートで参加している杉咲さんもうれしそうに微笑んでいた。
そんな堺たちのやり取りを見て、自宅の部屋の机からパソコンを操作しつつ、
「この惑星では、どこでもワークできる時代が来ているようだ」
と調査報告をしていたジョーンズ。
最後は、なぜかジョーンズの背後に置いてあった「どこでもドア」の扉が開き、その隙間からドラえもんがそっとのぞいている姿が見えてENDとなっていた。
◆「農場」篇の撮影エピソードをご紹介しつつ、私のコメントも交えて書いてみました
では、「農場」篇のCMの内容を私なりに振り返ったところで、今回もサントリーさんのニュースリリースで紹介されていたCMの撮影エピソードを引用し、ご紹介しつつ、私のコメントを交えた記事として書いてみたいと思います。
「農業界のドラえもん」を自負する個性的なキャラクターを熱演!
頑固でこわもてな外見のイメージと真逆(?)で、ドローンを活用して、農業そのものを合理化していたり、わざわざ会いに来た担当の堺さんとの打ち合わせも「リモートでいいじゃないか」と指摘するなど、それぞれの仕事を楽にする最新技術や、新しい働き方に対して柔軟な考えを持ち、それを実践に移す行動派の農場主を生き生きと演じた役所さん。
そんな個性的なキャラクターを表現するシーンの、ドヤ顔を見せるカットの撮影では、「ごめん、途中で笑っちゃったよ」と監督がカットをかける前に告白し、スタッフの笑いを誘うなど、状況や役どころを楽しみながらお芝居に臨んでいました。
「リモートで顔合わせ」篇のCMのときには、まさか役所さんの役柄が農場主であったとは思いもしませんでした。
ただ、リモート会議の段階から、上司の堺さんがいる会社において、これから新たな提案を行なうとしているクライアントの1人とは関してましたけどね。
ファーストカットで迫力ある演技を披露する堺さん
リモートによる画面越しの対話だった前回を経て、いよいよ役所さんと堺さんによる本格的なお芝居が実現した今回の撮影。
記念すべきファーストカットは、堺さんが「社長〜!」と呼びかけながら、畑仕事をしている役所さんに駆け寄るシーンでした。
ところが、「画面越しというのがもどかしくて、早く同じ現場で撮影したい!」という願いがようやくかなった興奮のせいか、事前に指示された最終的な立ち位置を大きく踏み越えて、役所さんのすぐ近くまで来て、グイッと顔を寄せてしまった堺さん。
監督の「近いですね」というダメ出しに、役所さんやスタッフの間から大きな笑い声が聞こえてきました。
前回の「リモートで顔合わせ」篇のCMが、堺さんと役所さんとの初共演だったのであれば、今回の「農場」篇は、初の対面で演技をすることになったわけです。
早く現場で撮影したい! という堺さんの思いが強かったことから、つい立ち位置を踏み間違えて役所さんのすぐ近くまで来てしまったという、そこにはソーシャルディスタンスについて気に留めていなかったのかもしれませんね。
慣れないリモート撮影でも自然体のお芝居を披露
今回、杉咲さんはリモートで参加しました。
キャスト同士の対面ではなく、スマホやノートパソコンのインカメラを使った慣れないリモート撮影に、最初は「不思議な感覚」と、画面の向こうにいる上司役の堺さんたちとの距離感がつかめずにひと苦労。
それでも、監督から「背筋が伸び過ぎかも」「もう少し肩の力を抜いた感じで」というアドバイスを受けて臨んだ次のテイクでは、自然体のお芝居を披露し、現場を大いに盛り上げていました
最近では、ドラマでもリモートのシーンがあることから、もしかすると、今後杉咲さんが主演、あるいは出演するドラマの中には、リモートで参加するシーンとかがあるかもしれません。
そのための予行演習ではないけれど、CMで披露したリモート撮影の演技は、杉咲さんにとって大いにプラスになったのではないかと思えたのでした。
視聴後の感想
◆♪困ったときのドラだのみ というわけでもなささそうでした
視聴後の感想としては、上の画像にもあるように、「農場」篇の最後にジョーンズさんの部屋の背後になぜかどこでもドアがあり、開いた扉からドラえもんがそっとのぞいていたシーンについてです。
私はこのシーンを見たとき、情報としてはかなりレアなんですが、意外とテレビでは何度か紹介されている、かつて日本テレビで1973年に放送されていた「ドラえもん」の主題歌「ドラえもん」の歌詞の中で、「♪困ったときのドラだのみ」の部分が思い浮かんだのでした。
けれど、ドラえもんをCMキャラクターにしなくても、クラフトボスの売れ行きは好調(私自身も微糖タイプをリピ買いしている)なので、「♪困ったときのドラ頼み」というわけでもなさそうでした。
なお、日本テレビ版「ドラえもん」の主題歌を歌っていたのは、内藤はるみと劇団NLT。
特に内藤はるみさんといえば、今年の2月10日に放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、岐阜県内でアポなしロケを行った笑福亭鶴瓶さんと本木雅弘さんが訪れたカフェのオーナーとして内藤はるみさんが出演。
日本テレビ版「ドラえもん」の主題歌の一部を披露したこともありました。
あと、日本テレビ版「ドラえもん」というと、初代ドラえもんの声を担当していた声優の富田耕生さんが、2020年9月27日に、脳卒中のため自宅でお亡くなりになっていたことがわかりました。
享年84歳でした。
このたびの日本テレビ版「ドラえもん」の記事を書いたご縁によりまして、ご冥福をお祈りいたします。
◆ドラえもんがイメージキャラクターに起用され、オンエアされてきた企業やメーカーのCMには「♪困ったときのドラだのみ」の要素があり?
私的に、これまでドラえもんがイメージキャラクターに起用され、オンエアされてきた企業やメーカーのCMには、どこかに「♪困ったときのドラ頼み」の要素があったように思っています。
しかも、「♪困ったときのドラ頼み」の後の歌詞が「♪たのんだよ まかせたよ」となっていました。
それに、たとえばファミリーレストランの「ココス」や、NTTの「フレッツ光」では、アニメのドラえもんをCMキャラクターに起用したことで、売り上げや新規の顧客獲得に一役買ったところもあったでしょうからね。
一方で、トヨタ自動車の「トヨタウン」では、俳優のジャン・レノさん。
ソフトバンクの「SoftBank 5G」では、俳優のブルース・ウイルスさんが演じる実写版ドラえもんというパターンで、ドラえもんがCMキャラクターとなったこともあったのでした。
現代に働く人すべての多様なワークスタイルに寄り添う、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」ブランド。
テレビCMがオンエアされて4年目を迎えたという今年の夏より、「リアル」に出勤する働き方だけでなく、現代社会の新しい働き方として広がりつつある「リモートワーク」を組み合わせた「どこでもワーク」をテーマに、役所広司さん、堺雅人さん、宇宙人ジョーンズを演じるトミー・リー・ジョーンズさんが出演する新展開が開幕しました。
最新CMでは、以前はスマホのゲームを開発する会社だったはずでしたが、いつの間にか業務拡大、もしくは経営方針そのものを変えたのでしょうか?
コンサルティング会社に勤める、堺雅人さん演じる堺上司とジョーンズが、役所広司さん演じる得意先の農場主のもとへ遠路はるばる足を運んだ際に遭遇した、とある驚きの出来事と、そこで交わした会話、農場主の意外な人物像が、コミカルな世界観とともに描かれていたのでした。
前回はリモートを舞台にした役所さんと堺さんの貴重な初共演が、今回いよいよリアルなお芝居で実現したほか、今回から堺さんの部下役として杉咲花さんがリモートで参加。さらには、「どこでもワーク」ができるようになった世の中を象徴するアイテムとして、「どこでもドア」が劇中に登場し、ラストシーンでは宇宙人ジョーンズの部屋に、あの国民的キャラクターが姿を現すなど、見どころ満載の新CMに仕上がっていたのでした。
まずは、下のYouTubeからのプレーヤーで、今回の記事の対象となった宇宙人ジョーンズ「農場」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
宇宙人ジョーンズ「農場」篇 30秒
では、今回の記事の対象となった「農場」篇の内容について、私なりに振り返ってみましょう。
【宇宙人ジョーンズ「農場」篇】
「この惑星の仕事は移動が多い」
という宇宙人ジョーンズの調査報告とともに、得意先へ向かう田舎道を早足で歩く堺上司(堺雅人・以下、堺さん)と、まだ見習い写真の状態と思われる宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)。
約束の時間に、
「間に合わないよ…」
と焦る堺さんの頭の中には、
「遠いって言ったじゃないですかぁ」
と、行く前から指摘されていた、部下の杉咲(杉咲花)との会話がよぎる。
「ホントに遠いなぁ…」
と、堺さんが急ぎ足で歩いていると、いきなり道の真ん中にピンクのドアが現れ、そのまま「ドン!」と頭をぶつけてしまった。
よく見ると、ドラえもんの人気四次元アイテムのひとつである「どこでもドア」ではないか。
「どこでもドア!
なんでこんなものが」
とビックリしつつも、すぐに目の前のドアを開けると、一瞬でキャベツ畑が広がるあぜ道へとワープしたのだった。
堺さんが「社長〜!」と呼びかけた先で畑仕事をしていたのは、ここの農場主の男性(役所広司)。
リモート会議でアットホーム感のある部屋の画面が映っている中、楽しそうに会話のやり取りをしていたのは、どうやら新規の提案をしていたみたいである。
そのとき、事前に農場主のもとを訪れる約束をしていたものの、
「ホントに来たのか」
と呆れた様子で一旦作業の手を休めて、クラフトボスのブラックを1口飲む農場主。
「直接ご提案した方がいいと思いまして」
と言った堺さんだったが、農場主は自分の首からぶら下げたスマホを見せながら、
「リモートでいいじゃないか」
と指摘することに。
始めは、提案するのなら、直接会わなければ話にならないと思っていたようだが、この前のリモート会議に参加して以来、遠くから離れていても違和感なく会議ができたことから、すっかりリモート肯定派へと考え方が変わったようである。
意外なひと言に、堺さんがア然としていると、頭上から「ブーン!」というプロペラ音が聞こえてきた。
空を見上げると、かごをぶら下げたドローンが飛んでいて、
「作物を運ぶドローンだ」
と説明する農場主。
しかも空から目線を移し、
「じっちゃんが操ってる」
と指差した先には、ドローンのコントローラーを操作する農場主のおじいさんである父親の隣には、おばあさんである母親の姿が見え、両手を肩まで上げるような仕草をしていた。
ドローンを操作していたのが農場主の父親だったことを知り、
「ああいうの取り入れないタイプかと…」
と驚く堺さん。
「こう見えて農業界のドラえもんって言われてんだよ!」
とドヤ顔を見せる農場主に、堺さんは呆気にとられた表情で「はぁ」とうなずいた。
後日、今度はリモートで会話することとなった、農場主と、杉咲、ジョーンズに堺の3人によるメンバー一同。
「先日はどうも」
とあいさつする堺さんに、倉庫でタブレットを持った役所さんが、クラフトボスブラックを飲みながら、
「リモートいいじゃん」
と話しかけると、自宅からリモートで参加している杉咲さんもうれしそうに微笑んでいた。
そんな堺たちのやり取りを見て、自宅の部屋の机からパソコンを操作しつつ、
「この惑星では、どこでもワークできる時代が来ているようだ」
と調査報告をしていたジョーンズ。
最後は、なぜかジョーンズの背後に置いてあった「どこでもドア」の扉が開き、その隙間からドラえもんがそっとのぞいている姿が見えてENDとなっていた。
◆「農場」篇の撮影エピソードをご紹介しつつ、私のコメントも交えて書いてみました
では、「農場」篇のCMの内容を私なりに振り返ったところで、今回もサントリーさんのニュースリリースで紹介されていたCMの撮影エピソードを引用し、ご紹介しつつ、私のコメントを交えた記事として書いてみたいと思います。
「農業界のドラえもん」を自負する個性的なキャラクターを熱演!
頑固でこわもてな外見のイメージと真逆(?)で、ドローンを活用して、農業そのものを合理化していたり、わざわざ会いに来た担当の堺さんとの打ち合わせも「リモートでいいじゃないか」と指摘するなど、それぞれの仕事を楽にする最新技術や、新しい働き方に対して柔軟な考えを持ち、それを実践に移す行動派の農場主を生き生きと演じた役所さん。
そんな個性的なキャラクターを表現するシーンの、ドヤ顔を見せるカットの撮影では、「ごめん、途中で笑っちゃったよ」と監督がカットをかける前に告白し、スタッフの笑いを誘うなど、状況や役どころを楽しみながらお芝居に臨んでいました。
「リモートで顔合わせ」篇のCMのときには、まさか役所さんの役柄が農場主であったとは思いもしませんでした。
ただ、リモート会議の段階から、上司の堺さんがいる会社において、これから新たな提案を行なうとしているクライアントの1人とは関してましたけどね。
ファーストカットで迫力ある演技を披露する堺さん
リモートによる画面越しの対話だった前回を経て、いよいよ役所さんと堺さんによる本格的なお芝居が実現した今回の撮影。
記念すべきファーストカットは、堺さんが「社長〜!」と呼びかけながら、畑仕事をしている役所さんに駆け寄るシーンでした。
ところが、「画面越しというのがもどかしくて、早く同じ現場で撮影したい!」という願いがようやくかなった興奮のせいか、事前に指示された最終的な立ち位置を大きく踏み越えて、役所さんのすぐ近くまで来て、グイッと顔を寄せてしまった堺さん。
監督の「近いですね」というダメ出しに、役所さんやスタッフの間から大きな笑い声が聞こえてきました。
前回の「リモートで顔合わせ」篇のCMが、堺さんと役所さんとの初共演だったのであれば、今回の「農場」篇は、初の対面で演技をすることになったわけです。
早く現場で撮影したい! という堺さんの思いが強かったことから、つい立ち位置を踏み間違えて役所さんのすぐ近くまで来てしまったという、そこにはソーシャルディスタンスについて気に留めていなかったのかもしれませんね。
慣れないリモート撮影でも自然体のお芝居を披露
今回、杉咲さんはリモートで参加しました。
キャスト同士の対面ではなく、スマホやノートパソコンのインカメラを使った慣れないリモート撮影に、最初は「不思議な感覚」と、画面の向こうにいる上司役の堺さんたちとの距離感がつかめずにひと苦労。
それでも、監督から「背筋が伸び過ぎかも」「もう少し肩の力を抜いた感じで」というアドバイスを受けて臨んだ次のテイクでは、自然体のお芝居を披露し、現場を大いに盛り上げていました
最近では、ドラマでもリモートのシーンがあることから、もしかすると、今後杉咲さんが主演、あるいは出演するドラマの中には、リモートで参加するシーンとかがあるかもしれません。
そのための予行演習ではないけれど、CMで披露したリモート撮影の演技は、杉咲さんにとって大いにプラスになったのではないかと思えたのでした。
視聴後の感想
◆♪困ったときのドラだのみ というわけでもなささそうでした
視聴後の感想としては、上の画像にもあるように、「農場」篇の最後にジョーンズさんの部屋の背後になぜかどこでもドアがあり、開いた扉からドラえもんがそっとのぞいていたシーンについてです。
私はこのシーンを見たとき、情報としてはかなりレアなんですが、意外とテレビでは何度か紹介されている、かつて日本テレビで1973年に放送されていた「ドラえもん」の主題歌「ドラえもん」の歌詞の中で、「♪困ったときのドラだのみ」の部分が思い浮かんだのでした。
けれど、ドラえもんをCMキャラクターにしなくても、クラフトボスの売れ行きは好調(私自身も微糖タイプをリピ買いしている)なので、「♪困ったときのドラ頼み」というわけでもなさそうでした。
なお、日本テレビ版「ドラえもん」の主題歌を歌っていたのは、内藤はるみと劇団NLT。
特に内藤はるみさんといえば、今年の2月10日に放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、岐阜県内でアポなしロケを行った笑福亭鶴瓶さんと本木雅弘さんが訪れたカフェのオーナーとして内藤はるみさんが出演。
日本テレビ版「ドラえもん」の主題歌の一部を披露したこともありました。
あと、日本テレビ版「ドラえもん」というと、初代ドラえもんの声を担当していた声優の富田耕生さんが、2020年9月27日に、脳卒中のため自宅でお亡くなりになっていたことがわかりました。
享年84歳でした。
このたびの日本テレビ版「ドラえもん」の記事を書いたご縁によりまして、ご冥福をお祈りいたします。
◆ドラえもんがイメージキャラクターに起用され、オンエアされてきた企業やメーカーのCMには「♪困ったときのドラだのみ」の要素があり?
私的に、これまでドラえもんがイメージキャラクターに起用され、オンエアされてきた企業やメーカーのCMには、どこかに「♪困ったときのドラ頼み」の要素があったように思っています。
しかも、「♪困ったときのドラ頼み」の後の歌詞が「♪たのんだよ まかせたよ」となっていました。
それに、たとえばファミリーレストランの「ココス」や、NTTの「フレッツ光」では、アニメのドラえもんをCMキャラクターに起用したことで、売り上げや新規の顧客獲得に一役買ったところもあったでしょうからね。
一方で、トヨタ自動車の「トヨタウン」では、俳優のジャン・レノさん。
ソフトバンクの「SoftBank 5G」では、俳優のブルース・ウイルスさんが演じる実写版ドラえもんというパターンで、ドラえもんがCMキャラクターとなったこともあったのでした。
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