妄想力は無限大

今朝早くに奥様が妄想話を振ってきました。

「もし今敬愛してる人達が無一文の仕事が無い状態になったらどうする？」

コーヒーを作りながらの短時間で考えさせられる話題を振ってくる奥様半端ねぇっす。

妄想は大得意な分野。

万が一にも有り得ない状況を瞬時に妄想します。

「いや？うん。何も変わらずお付き合いしたいよ。」
「無一文だよ？仕事も無関係になっても？」
「今までお世話になってて人間的にも尊敬してるから変わりないね。」
「そういうと思ってた。」なんじゃそりゃ。

そんな質問を頭に入れたまま仕事始めへ。
と言っても１月４日は挨拶周りがメイン。

敬愛している方達にもご挨拶。
今朝の妄想は現実的じゃないなぁと取引先で再確認。

卑下する訳では無いですが私如きに大変良くして下さる御方ばかり。
何があっても御恩はお返ししないと新年早々思わせて頂きました。

で、まだ続きがありまして
尊敬する人と「コーヒーでも飲もうか」とご一緒する事に。

話の流れから息子さんの話に。
「うちの息子が別部門に入社してるの知ってるだろ？」
「はい。」
「今の環境を快く思ってなくて私に愚痴ってくるんだ。」
「環境？」
「簡単に言うと「上司が仕事もしてないくせに偉そうだ」とか言ってくる。」
「仕事してないって仕事してる所を見てないだけでは？そもそも一社員がそんな上の方の仕事ぶりを全部見れる訳ないじゃないですか」
「私もそう思う。自分の仕事の時間内でしか見てないのに文句を垂れてくる。」
「尊敬様の息子さんだから偉いと勘違いしてるのではないですか？」
「そうだろうなぁ。私が言っても響かないんだ。お前言ってくれよ。」
「喜んで。私も最初はコネからだったので良く分かります。」
「他の人間には言うなよ。お前だから言ってるんだからな。」
「承知しております。」

こんな踏み込んだ話をして頂ける関係に感謝ですね。

それも始まりは父親から引き継いだ関係から。
以前にも書いた気がしますが父親が取引先と強固な関係性を築いてくれたからこそ。

でも最近思うのです。
コネだけではダメだと。
コネできっかけを頂いてそこから先の関係性を築いていくのは本人の力なくしては成り立たない。
父親の代からの付き合いだから自分達の代でも続けられるとか甘い考えだと。

自分への戒めも込めて。

尊敬様の息子さんにも伝えようと思います。
きっかけをくれたお父様に感謝してそこからは自分の努力だと。
自分が偉いと勘違いしてはいけない、父親が偉大なだけで虎の威を借りる狐にはなるなと。
上司の愚痴を言ってる暇があるなら一つでも仕事をして追い抜けば良い。
結局評価をされるのは自分自身だよと。

かなりおじさん臭い説教的になりましたが後は上手に伝える方法も妄想する事とします。

自分への戒めのつもりでも書きましたが
私は肩書が無くなった時でも繋がれる、繋がって頂けるような関係性を持つ事は大事と常々思い行動しております。

だからこそ私は可愛がって頂ける人間なんだと思います。照