妄想力は無限大

一消費者として様々なお店に行って大概言われる台詞。

「いらっしゃいませ。」

その後決まり文句なのか
「今日は何になさいますか？」
「何かお探しですか？」
「お決まりになりましたらお声をかけて下さい。」等々。

洋服などの小洒落たセレクトショップに入り「いらっしゃいませ。何かお探しですか？」とロックオンされたら妙なプレッシャーを受ける。
そして、一通り見た振りをしてそそくさと逃げるように出て行く。
奥様は「女性はそんなの一切気にしないよ。」と言うが多くの男性はそうではなかろうか？
え？私だけ？

他にはスーパーのお肉屋さんとか。
国産牛肉高っ！と思って見てるだけなのに「いらっしゃいませ。何になさいますか？」
もう買う前提で話しかけられてるから気の弱い方なら何か買わないといけない勢い。
言い訳がましく「他のも見てきます。」と聞こえるか聞こえないくらいの声で逃げ出す。

こういった辱めを受ける度に「いらっしゃいませ要る？」と思う。

私的にはお店に行ったら
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「どうぞごゆっくりご覧ください。」
「ありがとうございます。」

これで良い。
いや、これが良い。

いらっしゃいませを廃止して挨拶にしよう。

挨拶は素敵ですよ〜。
買う気があるなら、そこからコミュニケーションが生まれやすく店側も商品アピール出来るし、
買う側も聞きたい事聞けて両方ハッピー。

買う気が無いなら、店側は効率良く見切って次のお客様へ。
買う（かも）側はゆっくり見れて両方ハッピー。
ゆっくり見れて買う気持ちになる確率も高くなるはず。

いらっしゃいませさえ言っとけば良い時代なんてとっくに終わってる。

だからコンビニやネット通販みたいな人と話す必要の無い形態のが流行るんだ。
接客業はいらっしゃいませから挨拶だけに変えた方がよっぽどリピーターが増えると思う。
少なくとも私はそのお店のリピーターになる。

いらっしゃいませの押し売りはもうお腹一杯でございます。






こっそりと続き。
勿論「いらしゃいませ。」が気持ち良い場合もある。
それは旅館やホテル等で場所を提供してるお店の

「ようこそいらっしゃってくださいました。」

歓迎の意を表してくださる時の「いらっしゃいませ。」は格別。

サービスの違いで「いらっしゃいませ。」を使い分ければ良いのになぁ。

ん〜！良い人生を！