妄想力は無限大

「何者か」になりたくて、「何か」したくて震える毎日。
それでも「何も」「まだ」見つからない。

３流以下のポエムを書いているんじゃない。

ガチで焦っている。

焦っているってレベルじゃない。

お尻についた火はとっくの昔に燃え広がって背面を焼き尽くした。

びんぼっちゃまの如く後ろ身頃は無い。

後ろを見られると真っ黒に燃えた私のお尻が露わになっている。
漏れなく現在進行形で閲覧可能だ。

だがそんな後ろ身頃の無い姿を見られまいと自分探しの旅をリアルでしている。
４０歳手前にして。
イタい。
自分でもイタいと思う。

社畜として生きれる道があるなら喜んで選ぶだろう。いや、選ばないか。分かんない。
だが社畜としてさえも生きれる道は私には無い。

わが社はもって後、２〜３年。明確な根拠は無いが恐らくそのくらい。
ソフトランディングして延命しようが、そう遠く無い未来にお父さん。倒産。
自主廃業が正解か。職が無くなる事に変わりは無いからどうでも良い。

残りの人生を生きていくには転職か起業か大きく分けて２択。

転職は何度も頭をよぎったけどまともに企業勤めもした事ない。
特別なスキルがある訳では無い。
そもそもおっさん。

誰が雇ってくれるのか？
同業他社？
タイムカードなんて存在しない会社という名前の個人商店に２０年も居る人間を？

ご冗談を。

俗にいうブラックなやつに従事すれば転職だって出来るかもしれない。
だが上司は兄貴だけという素晴らしい環境で働いてきた人間がブラック上司にこき使われるのを想像するだけで吐きそうになる。
しかも十中八九、ブラック上司は年下。
「プライドなんてあっても飯は食えない」分かっちゃいるが多分吐く。ほぼほぼ吐く。

そうなると「今」仕事がある内に起業か、副業を軌道に乗せて行く行くは本業に！
その為に自分探しの旅をリアルでしている。

だが見つかる前にお父さん倒産してしまったらどうにもならない。
だからガチで焦っている。

「焦りは禁物だよ」と奥様から優しい言葉を頂いているがそんな悠長な事を言っていたらあっという間におじいちゃん。

おじいちゃんまで生きれたら良いけど。金銭的な意味で。

早く自分で稼げるようになりたい。
中年、魂の叫び。