2011年11月14日
european houseヨーロッパの家
今日は"ヨーロッパの家 2"を紹介します。
このシリーズは何冊かに分かれていて2はフランスとスペインの建物を扱っています。
全168ページ(26×25p)で後ろ数ページの家具の歴史のイラストを除いて全部カラー写真で街並みや風景から建物外観、部屋内部まで掲載され、簡単な説明が付いています。
ほとんどがカントリー風な素朴な感じの家で、なかには白い洞窟のような部屋も掲載されています。
スーレイル邸(フランス)の室内
天井は石をアーチ状に積み上げたヴォールト式
シート派の修道僧が暮らした家で、1142年建造、その後改築し、17世紀以降は民間人が暮らしている
タイヤール邸(フランス)
16世紀の建物で、しろこ屋根と呼ばれる屋根に特徴がある(棟木から急勾配で下り、途中で折れて軒先付近で穏やかな勾配になる)
ケラスコエ(フランス)の茅葺民家
風が強く降水量も多いため、外壁は石を積み上げ、隙間を漆喰で埋め込んでいる
屋根には太陽や聖像を模した魔除けのお守りがつけられている
カサ・バトリョ(スペイン)
1906年にガウディが手がけた建築
天井の渦巻き状のレリーフは海のイメージを強調している
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