2013年01月09日
舐めていた図書館通勤
このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。昨日処方された風邪薬が聞いたのか、それともミカンを夕食後に3個食べるようになったからからなのか分かりませんが風邪の具合が良くなりつつある「よそじSE」でございます。冬にミカンを食べるようにしているというのは風邪予防に対する日本古来の知恵なんだなと先人達に感謝。
では続けましょう。今日からリハビリ期としてお届けします。
8/3(金)、前日の産業医診断で図書館通勤を命じられた私は、「もう一日自宅のPCの前に座って仕事っぽくやってたりしてるんで、図書館で一日読書なんて余裕だぜぇ〜」と完全に舐めてかかってましたが、心の底では少し緊張もあったようでバッコリと夜中に中途覚醒、しかも2回も。すぐ寝直しまして朝5:30起床とあまりスッキリしない目覚めでした。
そして軽く身体をストレッチして膝の痛みが無いことを確認しジョギングに出て、5kmを50分ほど掛けて走り、シャワーを浴びて膝を入念にアイシングしました。
そして朝食は外で摂ろうと、8:00に自宅から会社の人事部に出勤報告のメールを出して自宅を出発、近所のファミレスで朝食を摂りました。関係無いですが私は朝食にはご飯じゃなくトースト派です。ジョナサンのモーニング大好き。
そして私が行く図書館は9:00開館というのは事前に調べてあったので、早く行きすぎて玄関前で図書館が開くのを待つのはマヌケ過ぎる、と少し遅目に到着するように時間を逆算し、電車で2駅乗った先にある図書館にiPhoneのGoogleマップを片手に9:15に着きました。
・・・初めて来る図書館。これかぁ・・・意外と小さい建物。
初めて入る建物にちょっと緊張しますが、意を決して入ります。
まず私がしたことは、読書室を探すこと。一日図書館で過ごすので落ち着ける場所の確保が最優先です。ちょうど夏休みシーズンで、節電の為にエアコンの冷気を求めて図書館に来て新聞を読んでいるお年寄りや、勉強をしている学生らしき人が何人もいます。図書館を一回りした後、読書室が2階にある事を館内案内図で発見、早速2階に上がりますと20畳ぐらいの読書室を発見しました。椅子は窓際のテーブルに向かって6席。そして机を挟んで12席ぐらいあり、まだ2,3人しかいなかったので窓際の一席を確保。ここであれば、窓に向かっているので他の人は視界に入らず、気兼ねなく過ごせそうでした。
私は図書館においてある本には目もくれず、とりあえずiPhoneにヘッドフォンを指し耳に入れ、静か目の音楽を流して他の雑音をシャットアウトして、自分が持ってきた本を読み始めました。もともと、読みたい積み本は沢山あったので、図書館のに置いてある本なんて読んでいる場合じゃない、自分の本をどんどん読まなきゃ、と思っていまいた。
この日に読んでいたのがスティーブン・R.コヴィー著『7つの習慣―成功には原則があった! 』です。読み始めると、いつものようにドンドン読み進めよう・・・としますが、どうもいつもとペースが違う。何か違う、と感じ始めました。誰に見られている訳でもないのですが、どうも周りが気になります。鞄の中からゴソゴソ物を取り出すのも、ティッシュで鼻をかむのも周りに迷惑をかけてはいけないと控えめにそーっと行動します。そういう事が、実は目に見えないストレスに少しずつなってるんですね。そして耳に入れている音楽もどうも読書と咬み合わないし、却って五月蝿く感じてしまいます。飛行機や電車での移動中で読書している時はその状態で何ともなかったのですが、どうもこの日は勝手が違いました。
そして12:00が過ぎ、昼食でも摂ろうかと一旦片付けて外出し、近所でランチが取れそうな店を探します。が、どうも食欲が無い。なんか胃がよじれているような感覚で、これは沢山は食べられそうにないなと自覚しました。しかもその図書館の近辺には比較的大きな会社がいくつかあり、どの店も昼食を求めるサラリーマンのランチタイムでごった返しています。そんな中、Gジャンとポロシャツというラフなスタイルでウロウロしているうつ病患者一人は浮きまくってしまいますし、そんな中に堂々と一人飯出来るほど度胸は備わってませんでした。
何か適当な店はないかなーと小一時間徘徊し、結局決まったのはランチタイムが過ぎ去った後のマクドナルド。しかもハンバーガーと爽健美茶だけのセットを頼み、一人窓際の席で食べようとしますが、やっぱり食欲がない。おかしなーと思いつつ、無理に食べて吐き気を催してもイヤなので、半分だけ食べてランチは切り上げました。
完璧、ストレスですね。図書館に通う、というたったそれだけの事でしたが、私にとっては大きなストレスだったようです。
とりあえずランチ後は再び図書館に戻って読書続行。途中眠くなりますがミントのタブレットを口に放り込んで凌ぎます。しかし16:00頃には疲れがピークとなり、どうにもならない状態に。一回図書館の外に出て休憩しようかとも思いましたが、それだとリハビリから逃げているような気がしてそれも出来ませんでした。だんだんと辛くなり、視野が狭く、暗くなっていくのを感じていました。何とかせにゃならんと自分の小さいノートを取り出してこう書きました。
「今はリハビリ!とにかく耐えること!頑張れ!」
自分自身に向かってそう書き、気合を入れると少し元気を取り戻し、なんとか17:45まで図書館に留まり読書を続けました。その後はまっすぐ帰宅し、夕食をとって日記を書きました。ランチと違い、胃がよじれるような感じもなく夕食はしっかり食べられました。
「一日図書館にいるのはちょっと疲れたが、なんとなく仕事をしたような気分で悪くない」
という一言が、強がっていながら意外とストレスを抱えてしまっているという事実を表しているように思います。
完全に舐めていた図書館通勤でしたが、実際にやってみるとそのストレスたるや想像以上。しかし過程がどうであれ、とりあえずサボらず初日を終えられてホッとしました。この日が金曜日だったのも幸いし、土、日は休みでしたのでまたリセットが出来るという安心感もありました。
そんな訳でリハビリの記念すべき初日が終わりました。21:30には薬を飲んで22:30に就寝しました。
では、今日は上述で出てきた「7つの習慣」をご紹介しておきます。
●スティーブン・R.コヴィー著『7つの習慣―成功には原則があった! 』キングベアー出版
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=1ZVABG+DB9YR6+249K+BWGDT)
これももう既に古典と言って差し支えない内容で、自己啓発書の祖とも言える一冊でしょう。発行から既に15年が経過していますが、未だに古本でも高額で取引されているのが人気を象徴しているように思われます。
「人格を見直して、幸せに、効果的に生きるには、以下の7つの習慣が欠かせない」というのが主な論点です。
1. 主体性を発揮する(自己責任)
2. 目的を持つ(自ら立つ)
3. 重要事項を優先する(自己管理)
4. Win-Winを考える(人間関係)
5. 理解してから理解される(感情移入)
6. 相乗効果を発揮する(創造的な協力)
7. 刃を研ぐ(常時向上システム)
指摘はごもっともなものばかり。しかし本として見た場合、翻訳が回りくどくて分かりにくい難書でした。ちょうどリハビリ期という重大なポイントで手にとってしまった私にとっては読み砕くのはちょっと高いハードルでしたが、やっぱり色褪せない良さがあります。ビジネス書というより「人生を幸福に生きるため」にとても重要な本ではないかと思います。オーディオブックや漫画版まで出版されているので、やっぱり必読の書でしょう。
発行から既に15年が経過していますが、未だに古本でも高額で取引されているのが人気を象徴しているように思われます。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=1ZVABG+DB9YR6+249K+BWGDT)
では続けましょう。今日からリハビリ期としてお届けします。
8/3(金)、前日の産業医診断で図書館通勤を命じられた私は、「もう一日自宅のPCの前に座って仕事っぽくやってたりしてるんで、図書館で一日読書なんて余裕だぜぇ〜」と完全に舐めてかかってましたが、心の底では少し緊張もあったようでバッコリと夜中に中途覚醒、しかも2回も。すぐ寝直しまして朝5:30起床とあまりスッキリしない目覚めでした。
そして軽く身体をストレッチして膝の痛みが無いことを確認しジョギングに出て、5kmを50分ほど掛けて走り、シャワーを浴びて膝を入念にアイシングしました。
そして朝食は外で摂ろうと、8:00に自宅から会社の人事部に出勤報告のメールを出して自宅を出発、近所のファミレスで朝食を摂りました。関係無いですが私は朝食にはご飯じゃなくトースト派です。ジョナサンのモーニング大好き。
そして私が行く図書館は9:00開館というのは事前に調べてあったので、早く行きすぎて玄関前で図書館が開くのを待つのはマヌケ過ぎる、と少し遅目に到着するように時間を逆算し、電車で2駅乗った先にある図書館にiPhoneのGoogleマップを片手に9:15に着きました。
・・・初めて来る図書館。これかぁ・・・意外と小さい建物。
初めて入る建物にちょっと緊張しますが、意を決して入ります。
まず私がしたことは、読書室を探すこと。一日図書館で過ごすので落ち着ける場所の確保が最優先です。ちょうど夏休みシーズンで、節電の為にエアコンの冷気を求めて図書館に来て新聞を読んでいるお年寄りや、勉強をしている学生らしき人が何人もいます。図書館を一回りした後、読書室が2階にある事を館内案内図で発見、早速2階に上がりますと20畳ぐらいの読書室を発見しました。椅子は窓際のテーブルに向かって6席。そして机を挟んで12席ぐらいあり、まだ2,3人しかいなかったので窓際の一席を確保。ここであれば、窓に向かっているので他の人は視界に入らず、気兼ねなく過ごせそうでした。
私は図書館においてある本には目もくれず、とりあえずiPhoneにヘッドフォンを指し耳に入れ、静か目の音楽を流して他の雑音をシャットアウトして、自分が持ってきた本を読み始めました。もともと、読みたい積み本は沢山あったので、図書館のに置いてある本なんて読んでいる場合じゃない、自分の本をどんどん読まなきゃ、と思っていまいた。
この日に読んでいたのがスティーブン・R.コヴィー著『7つの習慣―成功には原則があった! 』です。読み始めると、いつものようにドンドン読み進めよう・・・としますが、どうもいつもとペースが違う。何か違う、と感じ始めました。誰に見られている訳でもないのですが、どうも周りが気になります。鞄の中からゴソゴソ物を取り出すのも、ティッシュで鼻をかむのも周りに迷惑をかけてはいけないと控えめにそーっと行動します。そういう事が、実は目に見えないストレスに少しずつなってるんですね。そして耳に入れている音楽もどうも読書と咬み合わないし、却って五月蝿く感じてしまいます。飛行機や電車での移動中で読書している時はその状態で何ともなかったのですが、どうもこの日は勝手が違いました。
そして12:00が過ぎ、昼食でも摂ろうかと一旦片付けて外出し、近所でランチが取れそうな店を探します。が、どうも食欲が無い。なんか胃がよじれているような感覚で、これは沢山は食べられそうにないなと自覚しました。しかもその図書館の近辺には比較的大きな会社がいくつかあり、どの店も昼食を求めるサラリーマンのランチタイムでごった返しています。そんな中、Gジャンとポロシャツというラフなスタイルでウロウロしているうつ病患者一人は浮きまくってしまいますし、そんな中に堂々と一人飯出来るほど度胸は備わってませんでした。
何か適当な店はないかなーと小一時間徘徊し、結局決まったのはランチタイムが過ぎ去った後のマクドナルド。しかもハンバーガーと爽健美茶だけのセットを頼み、一人窓際の席で食べようとしますが、やっぱり食欲がない。おかしなーと思いつつ、無理に食べて吐き気を催してもイヤなので、半分だけ食べてランチは切り上げました。
完璧、ストレスですね。図書館に通う、というたったそれだけの事でしたが、私にとっては大きなストレスだったようです。
とりあえずランチ後は再び図書館に戻って読書続行。途中眠くなりますがミントのタブレットを口に放り込んで凌ぎます。しかし16:00頃には疲れがピークとなり、どうにもならない状態に。一回図書館の外に出て休憩しようかとも思いましたが、それだとリハビリから逃げているような気がしてそれも出来ませんでした。だんだんと辛くなり、視野が狭く、暗くなっていくのを感じていました。何とかせにゃならんと自分の小さいノートを取り出してこう書きました。
「今はリハビリ!とにかく耐えること!頑張れ!」
自分自身に向かってそう書き、気合を入れると少し元気を取り戻し、なんとか17:45まで図書館に留まり読書を続けました。その後はまっすぐ帰宅し、夕食をとって日記を書きました。ランチと違い、胃がよじれるような感じもなく夕食はしっかり食べられました。
「一日図書館にいるのはちょっと疲れたが、なんとなく仕事をしたような気分で悪くない」
という一言が、強がっていながら意外とストレスを抱えてしまっているという事実を表しているように思います。
完全に舐めていた図書館通勤でしたが、実際にやってみるとそのストレスたるや想像以上。しかし過程がどうであれ、とりあえずサボらず初日を終えられてホッとしました。この日が金曜日だったのも幸いし、土、日は休みでしたのでまたリセットが出来るという安心感もありました。
そんな訳でリハビリの記念すべき初日が終わりました。21:30には薬を飲んで22:30に就寝しました。
では、今日は上述で出てきた「7つの習慣」をご紹介しておきます。
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これももう既に古典と言って差し支えない内容で、自己啓発書の祖とも言える一冊でしょう。発行から既に15年が経過していますが、未だに古本でも高額で取引されているのが人気を象徴しているように思われます。
「人格を見直して、幸せに、効果的に生きるには、以下の7つの習慣が欠かせない」というのが主な論点です。
1. 主体性を発揮する(自己責任)
2. 目的を持つ(自ら立つ)
3. 重要事項を優先する(自己管理)
4. Win-Winを考える(人間関係)
5. 理解してから理解される(感情移入)
6. 相乗効果を発揮する(創造的な協力)
7. 刃を研ぐ(常時向上システム)
指摘はごもっともなものばかり。しかし本として見た場合、翻訳が回りくどくて分かりにくい難書でした。ちょうどリハビリ期という重大なポイントで手にとってしまった私にとっては読み砕くのはちょっと高いハードルでしたが、やっぱり色褪せない良さがあります。ビジネス書というより「人生を幸福に生きるため」にとても重要な本ではないかと思います。オーディオブックや漫画版まで出版されているので、やっぱり必読の書でしょう。
発行から既に15年が経過していますが、未だに古本でも高額で取引されているのが人気を象徴しているように思われます。
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