●糠に釘
暖簾に腕押し
馬の耳に念仏
猫に小判
そんな諺が次から次へと頭に浮かんでくる
新システム構築プロジェクト
特殊機能について話し合うときになれば
その運用方法の違いについて懇切丁寧に話をするが
全然分かってもらえない
親会社の運用と当社の運用がかなり異なるからだ
しかしながら、親会社のシステムはその特殊機能についてよく知らない
また、親会社の特殊機能担当部門の責任者は、当社の運用を知らない
そして、運用調整を早くしなければならない状況に追い込まれてきて
親会社の特殊機能運用担当責任者は
当社に親会社の運用をしてもらう方針・・・とのたまった
●どうでもいいけど
もう、だいぶどうでもよくなってきた!
親会社の方針は、親会社のシステムと運用をグループ全社に使わせるだけ
当社の機能であまりに違いすぎるのは無視
この特殊機能にしても
請求の仕組みについても
それで顧客との取引が停止しようがお構いなし
請求の仕組みでは、無理やりすると、おそらく4割
特殊機能では、無理やりすると、おそらく7割
残ったのは・・・(1−0.4)×(1−0.7)
=0.18
僅か18%
楽観論で行きましょう!
取引停止率が、上記の1/3とした場合(笑)
(1−0.17)×(1−0.23)
≒0.64
これでも、36%の顧客を失う・・・・
利益率が10%に満たない事業で
36%の顧客を失ったらどうなるか・・・・?
●なんで分からないんだろ
今まで提供してきた顧客サービス
これを停止するとなるとどれだけ影響があるのか
それが分からない親会社
まぁ、当社がどれだけのサービスをしてきたか分からないから
なので、たかが子会社、大したことしていないだろう・・・から入る
だから、親会社のシステムをベースに子会社特有の機能を追加したらいいだろう
そんな適当な仕様設計をするので、
上記の顧客ロスト率になるかなーって
そんな中で・・・
かわいそうなのは営業さん
またまた、この特殊機能の変更について
機能的には縮小されることについて
説明しなければならないはず・・・
ただでさえ複雑な機能なのに、その違いを
顧客に説明する・・・・
大変だろうなぁ
顧客説明用資料
なので、どうすれば顧客に納得してもらえるかを話し合うために
その特殊機能の責任者から相談を持ちかけられました。
まずは、顧客に納得してもらうのは営業さん
その営業さんが理解できるような説明できるような資料が必要
それを作らなければと・・・
この2日間で
どうなることやら・・・