●個人情報保護のために
個人情報保護法<個人情報の保護に関する法律>が2005年4月に施行されました。
当時は各企業がどのように対応すべきか苦慮されて落ち着くまでに時間がかかりました。
当社でも例にもれず、社内でバタバタしていました。
おまけにプライバシーマークを取得すると決定したので、余計にややこしい事態になりました。
ただ、それから17年弱経過し、個人情報を守るのは当たり前の世の中になっています。
●いいことだけど
今、当グループで新しい統合システムを構築しています。
当然、個人情報をたっぷり扱うので、セキュリティーに絡んで必要最低限のアクセス権で運用するように構築すのは良いことかもしれません。
ですが、そこには大きな問題を含んでいます。
単一の企業内では、必要以上に共有する必要はありませんが、しない方が良いのですが、
必要に応じて共有することは法令には違反しません。
逆にグループ内の企業は、業務は連携はしていますが、
独立した企業(法人)です。
よって、グループ内A企業からB企業に個人情報の本人の知りえないところで共有することは違反となります。
ただ、今構築しているグループ統合システムでは、営業所間でも共有できないようにガチガチにしています。
これはさすがに必要以上に制限をかけている感じです。
例えば、A営業所で印刷装置が故障したら、近隣のB営業所で報告書を印刷して、A営業所に配送する・・・
って事はありそうな事です。
でも、統合システムではそれが許されないのです。
どうするんでしょうね
●身動き取れない
制限は必要に応じてかけるべきです。
そして、必要以上にかけると身動きが取れなくなります。
●結局使えない
身動きが取れないシステムって
結局は使いにくいシステムになって、
ゆくゆくは、使えねーって評価を受けるようになるでしょう
今は、そんな道を歩んでいます・・・
タグ:個人情報保護 制約が厳しいシステム
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