●IT教育第二弾
昨年から始めた、
システム開発を学びたいけど
教えてもらえないシステム開発要員
の方に対して始めたIT教育
彼女らは自分で勉強しながらも
どうやって勉強したらわからない
と聞いたので
ひと肌脱ごうと、
システム開発についてのスキルを伝授する決心
●課題の第二弾は?
昨年、
システムにとって重要なデータベースについて、
教育を行いました。
データベースって最近では良く聞く言葉ですが、
コンピュータシステムで効率よく使用できるデータベース
その構築には、それ相応のスキルが必要です。
しかし、私の生徒らは、基礎が出来ていて
すぐに、課題達成
で、次なる課題は、
家計簿アプリの開発
やはり、開発する為には題材が必要
最も身近で有用な題材をと考えたあげく
家計簿アプリに決定しました
僕も、教会で会計ソフトを作った事から、
そのダウングレード版
みたいな感じで作れるかなって
●まずは、要件定義
さて、家計簿アプリを作ると言っても
便利なアプリにするには
・使いやすさ
・入力は極力少なく
・ミス入力などの時の見つけやすさ
などが必要となってきます。
なので、生徒の三人に、
どのような機能があればいいか?
を考えてもらいました
●生徒は三人
二人は(多分)未婚の女性(セクハラととらないで下さいね)
と、主婦の女性
立場が異なる女性たちから
どのような機能の提案があるかなー
●やはり生徒の特性に応じて
期待に反して・・・
みんな、とっても良く考えてくれ、
未婚とか主婦とか関係なく
私の欲しい機能がザックザクと
提案してくれました
TOさん(横浜勤務)
- 各費目で月毎の上限額を設定しておくと、上限額を上回った時とか、上限額近になった時フォントカラーが変わってお知らせしてくれる。
- 費目毎の合計値をすぐ見える配置。月毎とか年間の現状の合計値で表示。
- 前月比と昨年比とかもあったら、使いすぎとか行事の支出を管理しやすそう。
- 週・月で費目毎の支出関係の時系列グラフや円グラフで品目の支出割合が見れる。
- 貯金目標を作って目標額達成までの目安とか結果が見れる
- 世帯全体の家計簿と個人ごととか共有の支出の収支記録がまとめられたら就学児の おられるご家庭では学校行事関連とかの支出が見えやすくなるのでは・・・
- おやつ記録。買ってしまったおやつの値段とカロリーを記録できる。 ダイエットとか幼児期の子の記録にもよさそう。家計簿としてはいらない・・・?
- 費目とサブ費目はプルダウンとかで選べる。
- 大きい買い物をしたときの記録とか取れるといいかも、購入店舗とか保証書とか。
- 分割払いとかリポ払いとかの支払い状況記録。
TAさん(横浜勤務)
- 費目別、月毎・年毎に支出の推移がわかる表・グラフ
- 費目・出納日の入力をプルダウンリストなどを使って簡単化
- 費目ごとに予算・目標を立てて支出額と比較
- クレジットカード・金融口座との連動
- データをファイル形式を選んでエクスポート
主婦(京都勤務)
- 支出項目ごとの金額(/月)が表示でき、割合もグラフで視覚的にわかる。
- 収支全体の割合がグラフで視覚的にわかる。
- 固定費は入力しなくても毎月金額が自動入力される。(固定費の管理画面があり、そこで金額や内容を変更できると良い)
- 現金払いかカード引き落としかがすぐわかり、別の画面でそれぞれ一覧で見れるとよい。
- 支出額については、前月比の増減額か、もしくは、前年度同月との比較ができると尚良い。 (電気代やガス代などは季節によって変動するため)
- 支出の項目については、項目だけでなく購入先(支払先)の情報もあると良い。
- 医療費控除対象項目については、別シートにも出力し、医療費控除の申請時にそのまま 使えるフォーマットで出力できるようにしてあると、非常に効率的。
●これは作り応えがある!
出揃った、三人の生徒の意見をまとめ、
要件として定義して、
どのような情報をデータベースとして設計すれば良いか
決めていきます。
なんか、すごく腕が鳴りますね〜
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