2017年03月02日
なので
接続詞として「なので」を使う人が、
結構いるようです。
なので、
今日は「なので」について、
解説したいと思います。
作文などで文頭に「なので」を使う人を
よくみかけますが、
「なので」はくだけた言い方なので、
書き言葉には適しません。
けれども、文の途中に出てくる「なので」は、
文法的には正しいです。
接続詞として「なので」を使う場合、
「だから」「したがって」などと同じ、
順接の意味で使いますよね。
それは、
「なので」の「ので」が、
原因・理由を表す接続助詞「ので」だからです。
「なので」は、
断定の助動詞「だ」の連体形「な」+接続助詞「ので」
あるいは、
形容動詞連体形の活用語尾「な」+接続助詞「ので」
が、本来の形です。
(例)私は中学生なので、お酒は飲めません。
(例)友だちが親切なので、私も見習いたい。
だから、文の途中に出てくる「なので」は正しいのです。
ところが、
接続詞の中に「なので」という語はありません。
話し言葉では、だらだらと文を続けて話すこともあり、
接続詞的に「なので」を使っても、
あまり咎められることはないと思いますが、
作文などの書き言葉や、
答辞・送辞など改まった場で読み上げる文章などに、
接続詞として「なので」を使うと、
書き直しをさせられます。
ですから、
今のところ「なので」は、
接続詞としては使えないことを、
覚えておいてください。
ただし、言葉は生きています。
何十年か経ち、
「なので」がさらに一般的になれば、
「なので」が接続詞として認められ、
使っても良いとされる日が来るかもしれません。
結構いるようです。
なので、
今日は「なので」について、
解説したいと思います。
作文などで文頭に「なので」を使う人を
よくみかけますが、
「なので」はくだけた言い方なので、
書き言葉には適しません。
けれども、文の途中に出てくる「なので」は、
文法的には正しいです。
接続詞として「なので」を使う場合、
「だから」「したがって」などと同じ、
順接の意味で使いますよね。
それは、
「なので」の「ので」が、
原因・理由を表す接続助詞「ので」だからです。
「なので」は、
断定の助動詞「だ」の連体形「な」+接続助詞「ので」
あるいは、
形容動詞連体形の活用語尾「な」+接続助詞「ので」
が、本来の形です。
(例)私は中学生なので、お酒は飲めません。
(例)友だちが親切なので、私も見習いたい。
だから、文の途中に出てくる「なので」は正しいのです。
ところが、
接続詞の中に「なので」という語はありません。
話し言葉では、だらだらと文を続けて話すこともあり、
接続詞的に「なので」を使っても、
あまり咎められることはないと思いますが、
作文などの書き言葉や、
答辞・送辞など改まった場で読み上げる文章などに、
接続詞として「なので」を使うと、
書き直しをさせられます。
ですから、
今のところ「なので」は、
接続詞としては使えないことを、
覚えておいてください。
ただし、言葉は生きています。
何十年か経ち、
「なので」がさらに一般的になれば、
「なので」が接続詞として認められ、
使っても良いとされる日が来るかもしれません。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6005358
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック