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<やる気の大学> 千葉智之





2011年になり、そろそろ多くの方が仕事初めだと思います。
連休明けでやる気も衰えてしまっていることだと思い、この一冊を選びました。


本書の著者は本業のサラリーマン以外に執筆活動や交流活動など、さまざまな活動をしています。

この行動力を色々な人から尋ねられたことから
「わかっているけどできない」という状態の原因は「やる気」にあるという持論にたどりつき、
その状態を打破するためのさまざまな方法が書かれています。


難しいことは書かれておらず、非常に読みやすくなっています。
「やる気」のバイオリズムを常に高く保っていたいと考えている人に向けて書かれた一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


やる気はメンテナンスしてコントロールするものである


生まれ持った性格は関係ない


一度落ち込んだとしたら、どれだけ早く浮上できるかが大切である



やる気の燃料は「ココロ」「ヒト」「モノ」である
「ココロ」:その人が持っている内的な情熱といった燃料
「ヒト」 :褒められることなど、ヒトからもたらされる燃料
「モノ」 :風呂に入って気分転換するといった外的なモノからもたらされる燃料



やる気は習慣である。
やる気を無意識的にコントロールするアクションを繰り返し行うことによってやる気を持続させられるようにする



打ち込めること・もの、好きなこと・ものを複数持っておく
何かに落ち込んだとしても「俺には○○がある」という気持ちを常に持っていられるようにする



人生を楽しく過ごすには?
ちょっと先の未来にたくさん楽しいことを仕込むこと



やる気を維持するために外的要因を自分のこととしてとらえる(人のせいにしない)
人のせいにしてしまうと気持ちが不安定になり、やる気が減退する



やる気が出る4条件
1.報酬がもらえる
2.他人から褒められる
3.やり方と結果が予測できる
4.経験から楽しいとわかっている



やる気の回復方法は「さっさとやめて家に帰る」こと



落ち込んだ時に元気を出すための方法
・嬉しいメールを読み返す
・上手くいった仕事の資料を読みなおす



良質な動画やテレビを見て自分のやる気を奮い立たせる



ココロとカラダはリンクしている。
気分が悪いのは体調が悪いことによるものと考えるようにする



やる気の7ツール
1.風呂に入る
2.音楽を聴く
3.寝る
4.食事をする
5.ご褒美を与える
6.運動する
7.身だしなみを整える



やりたいことが見つからないのは、生き方のサンプルが不足しているからである
もっと数多くの人と会い、色々な人の生き方を集めること

イメージだけで「面白そう」とか「華やか」と思っていることでもリアルに感じることによって本当にやりたいことなのかどうかを考える機会になる




「どんな仕事でも、誰かの役に立っている」と思いこむことから始めよう

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