2010年12月25日
<成功する男はみな、非情である。> 角川いつか
タイトルにひかれて買った一冊です。
「成功する人」という定義が人それぞれによって異なっているのでわかりませんが、
私個人の読了した感想は「闇社会あるいは裏社会の成功者」という印象でした。
(実際に闇社会の部分に触れたことも書かれています)
おそらくは著者が見てきた「成功者」と私が見てきた「成功者」の違いやその視点が異なるのだと思いました。
世代も違いますし、見てきた社会も違うので、その点は割り引いて考えていただけると良いかと思います。
著者が見てきたものは主にマスコミ業界なので、マスコミ業界は海千山千がひしめき合っていて、その中での成功者は本書にあるような「非情」な人物ということかもしれません。
人によっては不快感を感じたり、非現実的な話だと思われる可能性も大いにあります。
かなり好き嫌いがでそうな一冊なので、まずは立ち読みされることをオススメします。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
行動力:成功したければスピード感を持て
成功したいなら、「成功は自分の手柄、失敗は人のせい」
成功したいなら平和な幸せは求めるな
逆境に陥ったら誰も助けてくれないと思え
成功者は平凡な幸せに拘泥しない。家族という麻薬に負けてはならない
お客様は悪魔である。客の要求は非常に切り捨てよ
勝てば官軍。結果がすべて
努力しなくてもいいくらいの地位を築いた者もしくは努力しなくてもお金が自動的に入ってくるようになった人が真の成功者
努力しようがしまいが、成功するためには結果が必要
努力して結果を出せないより、努力しないで結果を出した人間の方が立派
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