2010年09月02日
<わかりやすく<伝える>技術> 池上彰
最近のテレビ番組で引っ張りだこの池上彰さんの著書です。
わかりやすく説明するためのノウハウが書かれています。
そのタイトル通り「わかりやすさ」を感じました。
色々なテレビ番組でわかりやすく説明している池上さんのノウハウが詰まった一冊です。
ビジネスでは自分だけわかっていても相手に上手く伝えることができなければ意味のないことが多くあります。
そういった場面を減らし、相手にわかりやすい報告や連絡をすることも重要な能力です。
一読をお勧めする一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
話の冒頭にはリード(前文)を付ける
リードで「これからはこういう話をします」と付けることで聞く側も準備ができる
話の予定所要時間を伝える
人に話すことによって伝えるべき話の内容が整理される
短い文にすれば文章がうまくなる
受け手の側に立って文章を考える
よく理解していればわかりやすく説明できる
よく理解していれば細かなところを大胆に省略して説明できる
わかりやすく説明しようとすればよく理解することができる
わかりやすく説明するためには、
「絶対に必要な情報」と「あってもなくてもいい情報」を分けて「絶対に必要な情報」だけを伝える
三の魔術
要点は1つでも2つでも4つでもなく、3つにする。
「3つ」にポイントを絞ると不思議と落ち着くようになる
「そして」「だから」というような接続詞を使わない
接続詞を使わないようにすることで文章が論理的になる
他人に説明すること(アウトプット)を意識して調べることで情報収集(インプット)の質が上がる
「自分が理解する」ことと「他人に説明できるほど理解する」ことの間には大きな落差がある
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