2010年08月27日
<残念な人の思考法> 山崎将志
「能力があるのにもったいない人」を「残念な人」ととらえている一冊です。
残念な人々の問題点は優先順位を勘違いしていることであり、
それを正すことによって仕事の残念な結果を成功に変えるためのヒントが詰まっています。
それらのヒントは経営だけでなく、営業や転職に関しても触れられています。
転職活動をされている、就職活動をこれから控えている人にも参考になる一冊です。
印象に残ったポイントは以下のとおりです。
残念な人たちは能力があるのに優先順位が間違っている。
その優先順位を変えていけば仕事も成功する。
論理的には正しいことであっても前提条件が異なっていれば結果は全く異なる。
残念な人たちは前提条件が間違っている。
残念な人は作られる・便利になると残念な人が増える
便利なシステムができると業務自体は効率化されるが、システムを操作する者に専門性が要らなくなる。
そうなったときに思いもよらないトラブルが発生する。例:単位間違い(kgとg)
経営は実行することである
ノウハウは公開しても問題はない。大変なのは実行することである
残念な人はスピードでつまずく
お客さんからの働きかけには早く応対しなければどんどんお客さんの興味は薄れていく
飛び込み営業を激減させる方法
「お約束のない方の当社社員へのコンタクトは、一回につき1,000円を頂戴します」と案内を出しておく
論理的に話をするためのツールとしてのPREP法
P(point):結論を示す
R(reason):理由を述べる
E(example):具体例を述べる
P(point):再度結論を示す
さらに相手に何か行動をお願いしたり、促したりする場合には、
A(action):行動してもらう
を加える。
機会に集中する。ダメなときはダメと考えて次々と行動する。
自分の仮説を実行し、ダメなときは切り替える。見切り千両である。
報告をするときは結論から話すことが重要とされるが、
結論よりも先にその結論を導くに至った「考え方」や「前提条件」を共有しておく必要がある
履歴書も企業とのコミュニケーションである
相手の立場に立って書かれているかを検討しなければならない
面接技法:行動特性インタビュー
(例:転職での面接インタビュー)
1.前職においてどのようなことに取り組んだか、内容を確認する
2.その中で最も成果が出たことや印象に残っている内容を確認する
3.その成果を達成していくうえでの大まかなプロセスを確認する
4.各プロセスでの具体的な行動を確認する
高いパフォーマンスを上げる可能性を持っている人はこの質問に対して日時や登場人物について具体的な返答ができたり、実際に取った行動について返答することができる
商売の勉強とは「どうしたら人がついてくるか」を考えることである
商売道具の使い方を勉強することではない
意識改革よりも行動変革を先に行なう必要がある
好きの反対は無関心である
ギャンブルで勝つと怖くなる金額、年収で提示されると怖くなる金額、それがあなたの限界である
追伸
バカ売れ DM集客術という本を買いました。アマゾンキャンペーンも行なわれています。
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