2010年07月14日
<文章のみがき方> 辰濃和男
朝日新聞記者による文章の書き方について書かれた一冊です。
三島由紀夫や江國香織といった様々な作家の文章(言葉)を引用しながら、文章を書くための心構えが書かれています。
私はもの書きではありませんが、ブログを書くにあたっても参考になると思って手に取った一冊です。
文章力を高めるための簡単な作法が色々と書かれています。
一朝一夕で文章力が高まる方法は書かれていませんが、
作法そのものは難しいものではありません。
野球で言う素振りのように、繰り返し鍛錬することが文章力を高める上でも必要だと感じられた一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
毎日文章を書く
自分の気に入った文章を書き抜きだし、参考にする
本を乱読する
同じ本を繰り返し読む
歩く(散歩する)
何度も書き直す
わかりやすく書く
わかりやすく書くために心がけること
1.自分が伝えたいことをハッキリさせる
2.それを単純な文章で書く
3.それを誰かに読んでもらい感想を聞く
4.1〜3を繰り返しているうちに自分が自分に文章の読み手になり、自分で評価することができるようになる
5.書き直す
具体性を大切にして書く
文章を削る。「途方にくれた場合は削れ(太宰治)」
外来語の乱用を避ける
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