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<コーチングの神様が教える「できる人」の法則> マーシャル・ゴールドスミス (1/2)






エグゼクティブ(経営幹部)がCEO(最高経営責任者)になるために「コミュニケーションにおける悪い癖」を改善しなければならないということが書かれた一冊です。


本書では20の悪い癖を挙げられているが、経営幹部でなくとも、この20個の何かに心当たりがあると思います。

この悪い癖を自覚するということだけでも、大いに価値はあることだと思います。


経営幹部でなくとも自分自身の悪い癖を改善することで仕事上でも家庭内でもコミュニケーションがよりよいものになれば人生は充実します。

あなたがコミュニケーションに悩んでいるならば、自分のふるまいを振り返ってみるためにも一読していただきたい一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


悪い癖を改善することに大きな注意がはらわれていない背景

・組織の業績評価システムは何かを完璧に成し遂げたときにだけ認める仕組みになっている

・良いことをすれば評価されるが、悪いことを止めても評価されることはない

・目に見えない功績で多くの時間を使ったり、考えたりすることは許されていない



リーダーシップにかかわる20の悪い癖

1.極度の負けず嫌い

2.どんなことにでも何か一言を口出しして付け加えようとする

3.他人を評価したいがために、良し悪しの判断を下す

4.自分を切れ者で機知ある人と見られたいがために、人を傷つけるコメントをする

5.否定的な言葉を使いすぎる。「いや」「しかし」「でも」で文章をはじめる

6.自分が以下に賢いかを話す

7.腹を立てているときに話す

8.頼まれもしないのに否定的なこと、考えを他人に吹き込もうとする

9.情報を教えない。情報を他人と共有しようとしない

10.他人を認めない。賞賛し褒賞を与えることができない

11.他人の手柄を横取りする

12.言い訳をする

13.過去にしがみつく

14.えこひいきする

15.間違いを認めない。自分の行動が他人にどう影響したかを認めることができない

16.人の話を聞かない。職場の人に対して敬意を払わない

17.感謝の気持ちを表さない

18.八つ当たりする

19.責任回避する

20.「私はこうなんだ」と言い過ぎる。欠点をまるで長所のように言う。



これら悪癖は独立しているのではなく、関連しているものも多い。


この20のリストからもっとも深刻なものを1つ、あるいは2つほど選び出してそれを直す。



21番目の癖
21.目標に執着しすぎる。自分の目標達成に夢中になるあまりにさらに大きなミッションを犠牲にしてしまう




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