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<なまけもののあなたがうまくいく57の法則> 本田直之





面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則とペアになっている一冊です。


それぞれの意味は、

なまけもの  :運動などを先送りし、比較的に長期でしっぺ返しをもらう人。自覚症状がない

面倒くさがりや:仕事などを先送りし、比較的に短期でしっぺ返しをもらう人。自覚がある

であり、そのうちこの本では「なまけもの」の資質をうまく活かしていこうという趣旨になっています。




ところで、この本では「なまけもの」が「なまけもの」である理由が次のようになっています。

1.はじめられない → 内部からの動機づけ(例:楽しい)がない

2.続けられない  → 外部からの強制力(例:続けざるを得ない)がない


そして本書では、この2つの理由をつぶしていくための考え方が57の法則として書かれています。

もし、あなたが「自分はなまけものだ」と思っているのであれば一読されることをおすすめします。
1つの法則ずつに分けられているので読みやすい一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


新しい自分を発見したいなら他人の誘いに乗る


減点思考よりも加点思考を持ち、工夫する癖を持つ。工夫して結果を出して自己評価を上げる


優先順位よりも思いついた順番で仕事をこなす


「最初の10日間」だけとにかくやってみる。10日間続ければ何らかの効果を感じることができる
効果を感じることができればそのプラスの感情から続けることができる


人を巻き込む。意志ではなく、強制力を働かせる


身近な「こうなったら楽しい」というイメージを想像する
大きな夢は遠すぎて動機づけにならない


自分に厳しくしすぎない。
「どうせ自分は○○できない」と自己否定してしまうと思考停止に陥ってしまう


変えられないものは比べない、競争しない


継続の習慣を捨ててしまうくらいなら自分のやり方を信じ抜く


時間の浪費につながる常習性の遊びには手を出さない

テレビを見るならラジオを聴く


デザインの違う服を3着買うよりもお気に入りの服を3着揃える


「いつか」使うものを処分する


誘惑の種を断ち切りたいなら家で勉強しない


他人を家に呼ぶことで家の掃除が強制的にせざるをえなくなる


夜には締め切りがない。だから何かをチェックするときは朝にする


人に教える(ことでインプットしたものがしっかりと定着する)


(ある程度は自分で調べてから)人に教えてもらう


なまけものには(強制力の働かない)通信教育は向かない


会社の外で仲間を見つける


本よりセミナー、セミナーよりワークショップに参加する


通勤電車や風呂で読書をする。遊びや休息を削らないことで得した気分になれる


好きを仕事にせず、仕事を好きになる。
好きを仕事にすればプレッシャーがかかり、好きだったことが苦しいものになる


意識の高い、感化される仲間を作る


自分にペナルティを設けない。ノルマによってプレッシャーをかけても疲れてしまうだけ



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