2010年04月27日
<社長の勉強法> 池本克之
「成功する社長になるためには?」という質問に答えるべく、池本氏がその経験から導き出した答えが書かれている一冊です。
総じて言えば、「勉強することの重要性や必要性」あるいは「勉強しなければ他の人たちから引き離されてしまう」というメッセージを読者に送ったものだと感じます。
またパートで分ければ、
1.勉強することの意味
2.社長業を営んでいくための知識にはどのようなものを勉強すべきか
3.勉強するためにどうやって時間をつくったらよいのか
に大別することができます。
人生を勝ち抜いていくための勉強法を学びたいと考えている人には一読の価値ある一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
成功する社長になるためには常に勉強しようという姿勢を貫き、どんなことからでも学び続けることができなければならない
社長が勉強すべきこと
1.勉強すべき範囲
1−1.広報、メディアリレーション
1−2.マーケティング
1−3.セールス
1−4.財務
1−5.人事
2.勉強の技術(本書ではこの技術について書かれている)
仕事のスピードアップ術
1.期限の設定
2.第三者とのゴールの共有
将来設計をする
将来設計が明確である人ほど、勉強する、働く、成長する意識が高くなる
最終目標(ゴール)を設定し、逆算して長期目標、中期目標、短期目標を設定する。
そして徐々に細かい課題を設定していく。そうすることで勉強の質が高まる
「捨てる」ことで決断力という能力を高める
情報処理能力が低い、もしくは心身に問題があるとモノが捨てられなくなる
自分自身の強みは何かを自問するためのポイント
1.好きなことよりも得意なことで勝負する
2.ニッチを狙う
3.今までの目標達成の経験から自分の勝ちパターンを知る
人脈:自分の印象を上げるポイント
1.名刺を工夫する
2.出会ったことのお礼を伝える(Eメールよりもハガキ、手紙)
どんな役割や立場でも受身の人間に大きな仕事は回ってこない
勇気を持ってチャレンジする中にしか大きな成功は生まれない
留まることは退化になる
世界で唯一コントロールできるものは自分の感情だけ
仕事での成果を見据えて勉強しなければならない。目標のない勉強は怠慢と同じ
今の仕事の腕を磨くために勉強することが一番成果が出やすい勉強方法
自分が先生になることが学びに関して最も理解度が高くなる
できる社長の5つの特徴
1.素直である
2.すばやい行動力
3.情熱や想いを伝える力
4.投資対象を見極める力
5.決してあきらめない精神
どんな勉強にも共通すること
1.成果が出るまでに時間がかかること
2.あきらめないでやり続けなければならないこと
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