2016年06月29日
虚ろな庭 その9
「虚ろな庭」
そこで初めて境界線の障害物の存在を知り
それが内と外を分けていることを認識するのです。
しかし、では実際その内の状態を見ることが出来ても
その人にそれを見て理解する力があらかじめ、というか、
何らかのカタチで知っていないとそれを見たとしても
それが何なのかまったっく分からない。
せっかく内側を開示したとしても
それが何かを知らなければ
そこには、何もない、何も見えないことになってしまう。
見えているのに見えないのである。
つづく
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