http://www.art-meter.com/works/?ID=AW120532
絵の存在っていったい何でしょうね。
現実的こんなことを誰かに言われたら、
どう答えますか。
生活に目を向けてしまうと、
絵など芸術は薄くなります。
しかし、人間は本来、
芸術好きなんだと思いますよ。
生きるためには、食べ物が必要だが、
それが本当に体の栄養になるかならないかは
その人の精神状態にもよります。
どんなに栄養があっても、
死にそうな気持であれば、
消化不良をおこしますし、
たいして栄養価のあるものには見えない
食べ物でも、ほんとに楽しんでおいしく食べれば、
生きる活力につながる。だから、
衣食住にアート。何もなくても
アートマインドがあれば生活に潤いが生まれる。
お金など関係ない純粋なアート。
ちょっと紙を折るだけで「いいね、これ」と思わせる技。
食材の切り方で見た目は変わる。
ちょっとしたこと。
お金がないときであっても、
アートは楽しめる。
それを知らないと、作品を買う立場になっても
本当に自分にとって良い作品にはめぐり逢えない。
お金を出して絵を買おうと思わない人に
絵をすすめるのは難しいですね。
見るだけならいい。
そんな人に働きかけるべきかという問題が
生じる。そもそも、
そういう人が説得されて買うだろうか。
-絵画の販売-